「もうすぐまた弘法市だね~」とミモロ。毎月21日に東寺で開催される「弘法市」は、京都の昔からの風物のひとつ。
骨董、着物、雑貨、食品、植木などさまざまな店が集まり、毎月、大勢の人たちが訪れています。
先月、弘法市に行ったミモロは、その帰り道、京都駅のそばの堀川通に近づいたところで、1軒のお店の前に足を止めました。


「コーヒー豆、切れてたんだ~」と家で飲むのがなくなっていることに気づいたミモロは、さっそくお店の中へ。


ここは、「神戸珈琲職人」というコーヒー豆の専門店。店長の山本さんが笑顔で迎えてくれました。
創業は昭和7年。神戸の灘に本社をもつコーヒー豆の専門店です。港町、神戸は、昔から輸入した品々が集まる場所。コーヒーも明治時代から日本に入ったもの。なんでも日本のコーヒーの輸入量は、世界第3位で、その半分が神戸港から陸揚げされているそう。
「神戸珈琲職人」の現在の社名は、「日米珈琲株式会社」で、この名前は、戦後間もなく、アメリカのコーヒー会社との親交から名付けられたのだそう。
京都に支店を出したのは昭和44年。「京都には、ホテルや喫茶店が多く、珈琲の需要が多いんです」と。主に、ホテル、旅館、飲食店、喫茶店などを顧客にしているお店ですが、もちろん個人のお客様にも販売しています。
良質な豆を丁寧に焙煎し、香ばしいコーヒーに仕上げる技術の高さを誇ります。


店の奥では、コーヒー豆の袋が積まれています。ここでは、コーヒーの専門家のスタッフが、好みのコーヒーなどをアドバイスしてくれます。


「いろんな種類があるから悩んじゃう~」とミモロ。「京都オリジナルブレンドもおすすめですよ」

京都店のオリジナルブレンドが人気なのだとか。特に、「弘法スペシャル」は、マイルドなお味のコーヒー。

京都らしいパッケージ入りもあります。

実は、「弘法市」が行われる日は、ここの特売日。コーヒーが全品2割引きになります。
「今日、買うのがお得なんだ~」とミモロ。さっそく注文。「あの~エスプレッソ用に豆ひいてください~」と。
ミモロは、濃い目のコーヒーにたっぷりミルクを入れて飲むのが大好きなのです。
「あれ、コーヒー以外のものもあるんだ~」と店の一角に並ぶ食品にも目をやります。

この時期のおすすめは、「生姜シロップ」。生姜がいっぱい入ったシロップで、炭酸水で割ったり、かき氷に掛けると美味しいそう。
「これも欲しい~」とミモロ。

コーヒーと生姜シロップを買ったミモロ。「弘法市に来たら、また寄りますね~」と。

特売日狙いのミモロでした。
*「神戸珈琲職人」京都店の詳しい情報はホームページで
ブログを見たら、金魚をクリックしてね ミモロより

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら