ある日、ミモロは、北大路通にある「グリルはせがわ」でランチをした後、自転車で川沿いの道を北に向かって進みだしました。「ここの道、あんまり歩いたことないかも~」。好奇心旺盛なミモロは、通ったことのない道を進むのが大好き。
「上賀茂神社」に行くときは、いつも車でそばの一段高くなっている道を走ります。なので、そのそばの道は、通ったことがありません。
「あれ?こんなところにおしゃれなお店がある・・・なんだろ?」と、自転車を降りて、お店の前に。
「喫茶店?」
でもどうも違うよう…。ドアを開けて中に進みます。「こんにちは~」
「わ~食器がいっぱい~」
店内のいたるところに、さまざまな器が並んでいます。
いずれも、とても素敵なものばかり。
「いらっしゃいませ~」と奥から出てきてくださったのは、このお店のオーナーの小泉典子さん。
「どうぞ、ごゆっくり・・・いろいろ見てくださいね~」と。
「あの~ここどういうお店なんですか?」とミモロ。
伺うと…ここ「Salon de deux H(サロン ド ドゥ アッシュ)」は、小泉さんが素敵!と思われた器のセレクトショップ。関西などを拠点に活躍される作家さんの作品が並んでいるのです。
お店をオープンしたのは、5年前。もともとはアーティストの林ひろ子さんが、デザインを手掛けた建物で、以前は、カフェだった建物です。
「そうなんだ~。だからすごくおしゃれな雰囲気~」と店内を見回すミモロ。
その建物を譲り受け、セレクトショップなりました。
食器やインテリア雑貨などが大好きという小泉さん。さまざま出会いに恵まれ、多くの作家さんたちとのつながりが、現在のお店に・・・。
「木工の器も素敵~」
どの器も使い込むほどに、味わいが深まるものばかり。そして毎日愛用する食器だけに、本当に気にいったものを使いたいもの。
ミモロが興味を抱いたのは、北欧の作家さんによるラグ。色使いとデザインがおしゃれです。
「奥にどうぞ~」と言われて、お店のさらに奥へ。そこはリビングのようなスペース。お客様がゆっくり時間を過ごすためのサロンになっています。
「お茶どうぞ~」といわれ、「はい、遠慮なく~」とミモロ。
それから、食器のことだけでなく、京都のよもやま話に花が咲くミモロたち。
すっかりくつろいでしまいました。
「東京などから、京都にいらしたら、必ずお立ちよりくださる方も多いんですよ~」と小泉さん。
「すごくわかる気がする…だって、どれも素敵な器だし、ここで過ごす時間も、ホントに気持ちいいから…」とミモロ。
住宅地の中にある、まさに知る人ぞ知るショップ。
一度訪れると、また来たくなる・・・そんな魅力にあふれています。
「わ~もうこんな時間・・・」と、なんと1時間以上も過ごしたミモロ。
「また、ぜひいらしてくださいね~」「は~い、バイバイ」
最近は、若い世代のお客様も多く、良質の気に入った品を使いたいという思いから、少しずつ買い求めるのだとか。
家の中には、「壊れないから使っている・・・」という理由で、特別気に入ってはいないけど、使い続けている食器が多いのでは? 毎日使う食器を、本当に気に入ったものに変えるだけで、もしかしたら、暮らしが楽しくなるかも…。
そんな思いが高まるショップです。
*「salon de deux H] 京都市北区小山上内河原町51 075‐203‐7037 11:00~17:00 月曜休み 取り扱う作家さんなどに関しては、ホームページで
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