ある日、ミモロはお友達といっしょに、また北山杉の里へとドライブを楽しみました。
昨年訪れた北山杉が植わる里「中川地区」は、川端康成の小説「古都」の舞台としても知られます。
今回は、そこからさらに山にはいり、「菩提の滝」を過ぎて、もっと奥へと進みます。
「ミモロちゃん、滝の源流になる池があるんだよ~」とお友達。「池?」ミモロは、それほど関心がない様子。
舗装が一部崩れた山道を、注意しながら、ゆっくり車が進みます。「え~もっと奥なの?」とくねくね続く山道・・・「対向車来たら大変そう~」と思いながら乗っているミモロです。
やがて車は、山道が終わる場所へ到着します。そこは、パ~と開けた場所です。
車から降りたミモロは、ビックリ・・・言葉を失ってしまいました。
目の前に大きな池が広がっています。ここは「沢の池」。ミモロがイメージしていた池より、かなり大きなもの。「まるで湖みたい~」周囲を木々の緑が縁どる池、澄んで水には、時折魚の姿も見えます。
「こんな山の上に、こんな池があったんだ~」とただその景色に見惚れます。
水が湧きだしているという池は、標高370メートル。周囲約1.2キロもあります。周囲からは平安時代の土器や瓦なども見つかるそう。実は個人所有のものだそうで、詳しい調査は行われていません。
ため池といわれる池ですが、周囲には、田んぼや畑もなく、なんでここに平安時代の建物の跡があるのか、謎となっているとか。空中撮影をすると、池と市街地の灯りは、割と近くに感じる位置にあるそうです。
この日は、周囲でバーベキューなどをする人たちの姿も。「ボート遊びしてる人もいるみたい~」と遠くの岸を見渡します。
「さすがに観光客いないね~」と。京都に住んでいる人でも、ここに来たことがある人は、きっとそれほど多くないかも。
グーグルマップには池があることはわかりますが、特別キャンプ場などの施設もありません。
「クマが住んでるんだ~」と警告の看板がありました。
ハイキングを楽しむ人たちが通るコースではあるようです。
「ミモロちゃん、どう?」とお友達。「うん、こんな素敵な景色見られるなんて思わなかった~すごいね~」と感激しているミモロです。
「なんか不思議な雰囲気のある池だね~」と、じっと見つめるミモロです。
さて、ドライブの帰り道に、ちょっと寄り道をしたのは、静原のエリアです。
「ここに不思議な橋があるんだ~」とお友達。なんでも以前、自転車で偶然見つけたのだそう。
こちらも、静原の住宅地を抜けて山の中へ進みます。そこには静原川が流れていました。
「ここ?」と、川のそばに立って景色を眺めるミモロ。「すてきな山の景色だね~」でも、お友達がいうのはその景色ではありません。
「ミモロちゃん、こっち!」と、川の下流へ少し進みます。
「あれ?滝がある~」よく見ると、その滝は、車が通る橋の上から流れています。
そう、橋のような道の上を川が流れているのでした。
「ここ自転車が渡ると面白いんだよ~」とお友達。「わ~水しぶき上げて走るの楽しそう~」と思うミモロ。
この日は、車で通ってみることに。
「なんかつまんない~」と車に乗ったミモロ。そう、車ではただ水たまりを通っている感じ。やっぱり自転車に限ります。
「でも、どうして川が道の上流れてるの?この道、どうやって作ったんだろ?」ミモロの頭に疑問が浮かびます。
「わかんないね~」とお友達。この道は、向かい側の山に繋がっています。
ともかく、この日のドライブは、不思議な景色に出会いました。「まだまだ知らないこといっぱいだね~」と思うミモロでした。
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