平安時代、大同元年(806)に、「清水寺」を開山した延鎮僧都の夢のお告げからお堂を建て、観音様をお祀りした「柳谷 楊谷寺(ようこくじ)」。「光明寺」「善峯寺」と共に、西山三山といわれる歴史あるお寺です。西山浄土宗の寺院で、「新西国霊場第17番札所」「洛西観音霊場第10番札所」でもあります。
「一度、お詣りに行きたかったんだ~」というミモロ。お友達に誘われて、「あじさいまつり」で訪れる機会に恵まれました。

四条河原町から、阪急電車に乗って、「長岡天神駅」の次の駅「西山天王山駅」に向かいます。そこからは、毎月17日の縁日と、6月24日の「あじさいまつり」の日は、お寺に直通のシャトルバスが運行されています。



「シャトルバスのチケットゲット!」駅に到着したら、即、シャトルバス乗り場へ直行。お寺までは約15分ほど山道を上ります。当日、シャトルバスは満員。定員になったら、次のバスまで待たないといけません。でも、結構運行していました。
「着いた!」西山の中腹にお堂が抱かれるように建つお寺です。


「結構大きなお寺なんだ~」本堂、書院、奥之院、阿弥陀堂などが回廊で繋がっています。

いつもは静かな境内も、縁日とまつりの日に、大勢の参拝者でにぎわいます。「まずは、本堂のご本尊、十一面観世音菩薩さまにお詣りしなくちゃ~」とミモロは、手水場へ。「わ~きれい!紫陽花がある~」インスタ映えする手水場は、多くの人がスマホで撮影。「あの~お浄めさせてください~」と、ミモロはひしゃくを手にします。「写真もいいけど、まずは、お清めでしょ!」と、すっかり京都のネコになっているミモロでした。


ここは、近くの「乙訓寺」の別当になった空海が、たびたび訪れたそう。そのとき、眼が見えない子ザルの眼を洗っている親サルを発見、祈願したところ子サルは目がみえるようになったそう。以来、眼病平癒の祈願所として、天皇家をはじめ、多くの都人が参拝する霊場となりました。
「老眼にもきくんじゃないの?」と、私を見上げるミモロ。あ、どうもお気遣いありがとう…。
お寺では、「め」の文字が入った飴も販売されていました。

毎月17日の縁日には、ご本尊の御開帳や数珠おくりなどが行われ、境内には出店が並びます。この日もいろいろな出店が…、「あ、笹屋伊織さんだ~」

「あれ、お侍さん・・・誰?」とミモロは近づきます。

ミモロとお友達は、再び本堂へ。「あ、奥にお茶席あるんだって~お菓子食べれるかも~」と…


地元の学生さんがお手伝いをなさっていました。「茶道部なんだって~」京都の中学や高校には、必ずあるのが「茶道部」です。
お茶をいただいた後は、お庭を拝見。「あっちにも行けるみたいだよ~」この日は、上書院の特別公開もされていました。


回廊を上がって、「上書院」へ向かいます。

あじさいの手水がここにも・・・

特別公開の「上書院」からは、素晴らしい景色が…この続きは、またあした・・・
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