ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

飛行機の離着陸が身近に見られる関空展望ホール「スカイビュー」

2011-07-26 | 旅行
人気ブログランキングへ
ブログを見たらクリックしてね

関西国際空港内をあちこち歩き回ったミモロ。
「関空に来てから、もう2時間近く・・・やっと飛行機が見られるね・・・
長い道のりだった。フー」と、ミモロ。
飛行機より、ランチのたこ焼きや、お土産のショップに夢中だったクセに・・・。

飛行機を見る場所は、空港ターミナルから循環バスに乗って移動します。


ミモロは、運転手さんのすぐそばの席に。

「ここからは、よく景色が見えるんだもの・・・・」乗り物では、一番前の席が大好きなミモロです。

「飛行場の道ってまっすぐだね」。ほんとに乗り物好きのミモロ。

5分ほどで「スカイビュー」に到着。

世界中から、いろいろな飛行機が日本へとやってくる、まさに空の玄関口。
韓国や台湾は、本当に近く感じます。


大阪の町と飛行場を結ぶ橋もここからはよく見え、夜は、なかなかロマンチックだそう。

「もっとよく飛行機が見たいー」とミモロ。
そこで望遠鏡をお友達に見せてもらうことに。

「どう?よく見える?」
「うーん、飛行機はどこかな?」


「あ、見える!見える!」


次々に離陸待ちをする飛行機が、滑走路のそばに並びます。
「まるでアヒルの行進みたいだよね」。颯爽と空を飛行するジェット機も、陸地では、
まるでヨチヨチあるくアヒルを思わせる可愛らしさ。

スカイビューの3階のレストランフロアには、「レジェンド オブ コンコルド」
「コンコルドの伝説」という名のレストランが。フランスの伝説的飛行機コンコルドをテーマにした内装で、
飛行機ファンなら行ってみたくなるはず。

大きなテーブル・・・よく見ると、コンコルドの形です。

ここでは、飛行機を眺めながら、ファーストクラス、ビジネスクラスなどの機内食メニューをはじめ、
世界のごちそうが味わえる、陸にいながら空の旅気分が楽しめます。

「では、ファーストクラス気分で、シャンペンをいただきましょう・・・」

「あの、遠慮なくたっぷりついでいいですよ・・・」と、注ぐ様子を真剣に見つめるミモロです。

夜は、ライトアップされたジェット機の姿が闇に浮かび、
滑走路を飛び立つ飛行機のテールライトが、次第に遠ざかる景色は、
旅心を誘うロマンチックな夜に。
カップルには、人気のデートスポットだそう。

「あー外国に行きたくなっちゃった・・・」
とミモロは、飛び立つ飛行機を眺めながらポツリ。


帰りの特急「はるか」では、シャンペンの酔いも手伝い、遊び疲れたミモロは、
電車が出発すると間もなく、眠ってしましました。


どんな夢を見ているのでしょう・・・楽しい夏の社会科見学でした。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イタリア人建築家レンゾ・ピアノが設計。鳥をイメージした関空のターミナルビル

2011-07-25 | 旅行
人気ブログランキングへ
ブログを見たらクリックしてね


関西国際空港へ、社会科見学に訪れたミモロ。



広いターミナルビルをあちこち移動して見学します。


このターミナルビルは、パリのポンピドー・センターなどを設計したイタリア人建築家
レンゾ・ピアノが手掛けたもの。大きな鳥が翼を休めている姿に似ているそう。
ウィングを含め全長約1700メーター。ターミナルを覆うゆるやかなカーブを描く屋根のラインは、
地球の半径400分の1に相当する半径16.4キロメートルの弧を切り取った幾何学構造だそう。
ステンレスタイルを重ねた屋根の表面は、日本の瓦のイメージを採用。
壁面には、ガラスを多用して、まるで屋根が浮いているような感じに。
夜、ライティングされた景色は、未来都市を思わせる美しさ。



「なんか携帯電話の画面みたいな表示だね・・・」とミモロ。
チェックインカウンターなどの情報を伝える表示も見やすいスタイルに。

「あ、ティファニーのお店がある・・・・」

ミモロが覗いているのは、国際線の出発エリア。
出国手続きを終了した旅客が、利用する場所で、免税店などが並んでいます。
「いいなぁー。あそこでお買い物したいなぁー。私も外国に行きたい!」と、
ガラスにへばりついて、海外に出かける人たちを、うらやましそうに見つめるミモロです。

飛行機がよく見える「関空展望ホール スカイビュー」。そこへは、空港内の循環バスで向かいます。

バス乗り場へは、長いエスカレーターで。

「キャー楽しい・・・」。コラ!遊んじゃいけません。
これはミモロだけ、他の人は絶対にマネしないでくださいね。

「カートもたくさんあるよ」
ミモロにとっては、面白いものだらけの飛行場です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関西国際空港のおしゃれなオリジナルグッズショップ「SSTサテライト」

2011-07-24 | 旅行
人気ブログランキングへ
ブログを見たらクリックしてね


たこ焼きをお腹いっぱい食べたミモロ。初めて訪れた関西国際空港のロビーを歩き回ります。
旅客ターミナルビル2階 国内線到着口で、

「あ、なんかおしゃれなショップがある・・・なんのお店?」と駆け寄ります。

お店のまわりの枠には、エアメールの封筒にあるブルーの縁取りをデザインしています。
あ、もしかして、エアメールって知らない人いませんか?
メールが発達した今、知らない人もいるのでは?

今のように携帯やパソコンから、メールでオンタイムに通信できる時代って、
実は、ごく最近のこと。
FAXもない以前は、海外からは、航空便が唯一の通信手段でした。
この場合の封筒の縁は、ブルーだけど、一般的には、赤と青の組み合わせ。
いろいろな人の手を経て、はるばる海外から届くエアメールは、いつもちょっとヨタヨタになっていて、
はるばる届いたんだという感慨もひとしお。それに、少しでも軽量化するために、便せんも封筒も
エアメール用は、薄手の紙で、でもなかなかしっかりとしていて破れにくいものでした。
表には、海外の珍しい切手が貼ってあり、異国の薫りが漂ったもの。
何日もかかって届く手紙・・・今のメールより、不便かもしれませんが、
その人を思う気持ちは、なぜかいっそう募ります。
今は、海外から手紙をもらうことは、ほとんどなくりましたが、もし、自宅のポストに
エアメールが入っていたら、きっと感激するはず。また、だれかエアメールをくれないかと
ふと思ってしまいました。



さて、話が横道に逸れましたね。

このショップは、KIXのオリジナル製品のお店の「STTサテライト」。
KIXとは、KANSAI INTERNATIONAL AIRPORTを意味する言葉。
「わー、飛行機がデザインされたものがいっぱいある・・・・」



「私、飛行機って好きなんだよねー。このバッグ、なかなかいいね・・・」

ミモロは、ショップの中をあちこち見て回ります。

「こんにちは、何か気に入ったもの見つかりましたか?」とショップの方。


「ハイ、すてきなものがいっぱいあって、迷っているとこなの・・・・」
「それは、どうもありがとうございます。どうぞごゆっくりご覧になってくださいね」
と、やさしく声をかけてくれました。

「この飛行機もよくできてるねぇー」と
小さな飛行機の模型を見つけて、嬉しそうなミモロです。

「あ、でも、まずは、本物の飛行機を見なくちゃ・・・」

そうね。ちっとも飛行機を見てないじゃないの・・・。
ミモロは、広い飛行場の中を、移動します。どこ行くの?


耳より情報:SSTサテライトの製品は、オンラインショップでも購入できます。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミモロの社会科見学。京都から特急「はるか」に乗って関西空港へ

2011-07-23 | 旅行
人気ブログランキングへ
ブログを見たらクリックしてね

夏のある日。ミモロは、大阪に住むお友達に「関空って来たことある?」と聞かれました。
「ううん、行ったことないよ。ぜひ行ってみたーい!」「じゃ、案内するわね」ということで、
さっそく、関西国際空港へ社会科見学に出かけます。


京都からは、直通の特急「はるか」で、1時間33分。(料金:自由席で3170円)


初めて乗る特急「はるか」。大きな荷物を持つ人のために、車内もゆったり。



「なかなか座り心地のいいシートだね。あ、駅弁買ってくるの忘れた・・・」
ランチは、飛行場でね。きっとおいしいものがたくさんあるわよ。

電車が動き出すと、ミモロは、外の景色に夢中。


街中を走る電車でも、ミモロにとっては、すべてが初めての景色です。


関西国際空港駅を降りると、そこはもう飛行場の中。


「こっちに行くと、国際線かぁー。海外にはここから行けばいいんだね」

ミモロは、海外旅行へ行く下調べをしているよう。

待ち合わせをしたお友達と会ったミモロは、
「あのーレストラン街は、どこ?」と、挨拶もそこそこに尋ねます。
駅弁を食べなかったから、お腹が空いているよう。
もう頭の中は、飛行機よりランチでいっぱいです。


「何を食べたい?」「うーん、大阪らしいものがいいなぁ」
お友達が連れて行ってくれたのは・・・国内線フロアのダイニングコート「町家小路」。
お好み焼きや、お寿司、ラーメンなど、カジュアルな食事が楽しめる場所です。
「わーみんな食べたいー迷っちゃう」。また、いつものようになかなか決められないミモロです。

フロアのあちこちを歩き回り、やっと足を止めたのがここ。

たこ焼きのお店「たこ昌」です。



「たこ焼き以外にも、いろいろあるみたい・・・」
料理のサンプルを前に、真剣なまなざしのミモロです。

ちっとも決められないミモロを見て、
「私に任せて・・・」とお友達。

やがて、ミモロの前に運ばれたのは、
鰹節がたっぷりかかったたこ焼き。ミモロの鼻息のせいでしょうか、
かすかに揺れて、まるで生きているみたい。

「大きなタコが入ってる。ソースとマヨネーズの味もよく合うね。アチッチ・・フーフーフー」
出来立てのたこ焼きを口いっぱいに・・・。

「お待ちどうさまでした」。店員さんが運んで来たのは、ミモロのために注文してくれたもの。
「これ、たこ焼きと違うの?ソースがかかってないだけ?」

「これは、明石焼よ。卵がたっぷりでフワフワなの。
そこのお汁にいれて食べてみて・・・美味しいわよー」とお友達。

「ホント、フワフワだー。なんか上品なお味・・・」
初めての明石焼が、ミモロはとても気に入ったようです。

「さぁ、飛行機を見に行こう・・・」
お腹がいっぱいになって、やっと本来の目的を思い出したミモロです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町に神様をお招きする夜。八坂神社から黄金色の3基の神輿が町へ

2011-07-22 | 旅行
人気ブログランキングへ
ブログを見たらクリックしてね

祇園祭の山鉾巡行を、とっておきの場所で見物したミモロ。

17日の同じ日に、祇園祭で最も重要な神事が行われます。
多くの観光客が、山鉾巡行だけを見て、帰ってしまうのは、実は本当にもったいない話。

だって、山鉾巡行は、神様を町にお迎えするためのお祓いのようなもの。
肝心の神様が、町へ向かわれる神事こそ、大切なものなんです。

華やかで、優美な山鉾の巡行。それとは対称的に、大きな神輿が3基
町に繰り出す勇壮な神事が、夜に行われる「神幸祭」です。
京都の祭りは、静かなパレードだけ・・・なんて思っている人は、驚くはず。

ふと思うのは、巡行を終えた山鉾。
実は、巡行を終え、それぞれの町に戻るとすぐ、解体し、仕舞われるのです。
だから、夜、町にいっても、なんにもありません。
これ・・・後の祭りね・・・。

さて、「神幸祭」は、
夕方、四条通の東の突き当りにある八坂神社から始まります。

18時ごろには、黄金の飾りで彩られた3基の実に豪華なお神輿。

本殿での神事の後、神社の鳥居の前に登場します。

「観光客の多くは、山鉾巡行で帰っちゃうから、きっとそれほど混んでないよね」と
ミモロは、18時ぎりぎりに八坂神社に到着。

「えーこんなに人がいるのー」。ミモロの予想が大外れ。
もう、見物する場所がないほど、鳥居の前は、人であふれています。


なんとこの日は、昨年の3倍以上の人が集まったそう。
さすが連休の中日の効果は絶大です。

「わー見えない・・・どうしよう・・・」
ミモロが、ウロウロしていると、
「ここ、どうぞ・・・」と、観光客らしいおねえさんが、少し体をずらして、
ミモロを前に入れてくれました。
「小さくてよかった・・・・」と思うミモロです。


「ホイットー、ホイットー」という掛け声に合わせ、大きな神輿が荒々しく揺さぶられます。
人々のどよめくような声の中、カシャカシャと神輿の金具が清らかな音を立てます。

ミモロは、掛け声に合わせて、手拍子を。
前に、「下御霊神社」のお神輿について歩いた経験から、手拍子も慣れたもの。

八坂神社の鳥居の前で、黄金色の神輿は、大勢の男たちの手で、高々とさし上げれると、
見物人からは、一斉に「おー」とか「わー」と歓声が湧き上がり、祭りは最高潮に。

その後、3基の神輿は、3方向に分かれ、別々のルートを経て、
神輿は、四条寺町の御旅所へ。そこに24日まで留まります。

そして、24日の夜、再び、町を巡行後、八坂神社へと戻られます。
神社への到着は、夜中、近く・・・。
「眠いけど、絶対、見に行きたい・・・」とミモロ。

24日、京都にいる方は、ぜひ、夜中に八坂神社へ、行ってみてください。
きっと、心に残る情景に出会えるはず・・・。



八坂神社から、家にもどったミモロ。
急に泣き出してしまいました。

どうしたの? いくら聞いても、
ワーン、ワーンと泣くばかり・・・。
しばらく泣き続けた後、ちょっと落ち着いたのか・・・
「あのね・・・大切な祇園祭の団扇をどこかで落としちゃったの・・・」
祭りに持って行った大好きな団扇を、人ごみでなくしてしまったのです。

「気に入っていたのに・・・ワーン」

「だれかミモロの団扇を拾った人は、教えてください・・・」と祈るミモロです。

でもね、小さなかわいい団扇だから、きっと誰かに拾われて、大切にされているのでは・・・

「うん、そうだね・・・きっと」。クスン・・・と鼻を鳴らすと、
やっとミモロの目から涙が止まりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする