ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「京都府立植物園」を舞台に繰り広げられた造園家の腕比べ「第3回全国造園技能競技大会」。

2014-10-21 | イベント

ミモロが、10月18日に「京都府立植物園」を訪れたのは、実は、そこで行われている「第3回全国造園技能競技大会」を見学するため。
正門のそばのスペースが、その会場です。
  
「やってる、やってる…」会場では、すでに造園家たちが、黙々と作業を進めています。

2年に1度開催される、この技能大会は、全国各地から、それぞれ推薦された2名1組のペア、16チーム32人が出場。すでに多くの実績を積んできた人たちばかりです。

今回のテーマは、「庭のある暮らし」。競技は、横4メートル、奥行き2メートルの土が入った区画を用い、各チーム、すべて同じ材料を使い、それぞれの自由な発想を基に、技を使い、11時間内で庭を完成させるというもの。

 
まったく何もない空間を、いかに感動的な庭にするか、出場者の腕の見せ所です。

使う材料は、竹、岩、石の手水鉢、木材、樹木など、それぞれのチームが希望するものを、規定の範囲内で供給されます。
  

ミモロは、興味津々…それぞれのチームを見てゆきます。「あ、ここは東京のチームだって…こんにちは~」
 忙しいそうに作業している加藤さん。実は、ミモロの顔なじみのお友達…。ミモロの存在に気付いた加藤さん。でも、ちょっと手をふっただけで作業に戻ります。「あの~ミモロでーす」と、声を掛けると、隣の方が、「競技中は、話しかけちゃだめですよ」と。「あ、そうですか、すみません」と口に手をやるミモロ。でも、チラチラとミモロの方を見てくれた加藤さんでした。

  なにやら丸太を使って造るよう「テーマは、『静寂の庭』だって…。どんなお庭ができるのかな?」と、ミモロは、楽しみに…。

熱心に見ていたミモロは、そばに偶然いらした「京都府造園協同組合青年部」の平井さんに、少しお話しを伺うことに…

「あの~審査って、どうやってするんですか?」
「協同組合に加盟した全国の親方クラスの造園家のみなさんが、審査するんです。ただ完成した作品をみるだけでなく、作業中の様子も審査に入っているんですよ。たとえば、周囲に土やゴミを散らしてないか、スムーズに作業しているかなども見ています」「だから、話しかけちゃいけなかったんだ~」とミモロも納得。
「今回は、初めて京都で開催されるということで、みんな張り切っています。専門家による審査だけでなく、日曜日には、一般の人が、優れた作品に投票するようになってるんです」
「一般の人も?」
「そう…だからあなたもできますよ…」
「う~明日は来れない…残念。でも、京都の一般の人って、目が肥えてるから、厳しそう…」
「そうですね、京都には、優れたお庭がたくさんあって、みんなよく見ていますから、審査する目も鋭いと思いますよ」
「こっちの方がコワイかも…」

見ている先から、次々に進む作業。さすが手際のよさが光ります。
  

「あの~できたお庭は、審査したら、すぐ壊しちゃうんですか?」と心配そうに聞くミモロ。
「いいえ、11月は、そのままにして、多くの方にご覧いただけるようになってます」
「あ、よかった…また見に来なくちゃ…」「ぜひ、来てくださいね…」と平井さん。

「この竹、どんな風に、それぞれのチーム使うんだろ?」同じ材料での異なった表現を見るのが、とても楽しみに…。

「絶対11月に来るんだ…」と、製作作業が進む庭を見て、ミモロはポツリ。


またぜひ、完成したお庭をブログにアップしたいと思います。お楽しみに…。

「今度来るときは、自転車で来ようね…」とミモロ。
実は、植物園の入園料は、200円。でも駐車場は、1回800円と高め。
先週、自転車で、すぐ近くまで、来れたのですから、次回は、さらに少し距離を伸ばせばいいだけ…。

11月なら、まだ寒くないから、自転車も気持ちいいかも…ぜひ近所の自転車好きのご夫婦もお誘いして出かけましょ…。

「うん…」作業中の加藤さんにひそかにエールを送りながら、そっとその場を後にするミモロでした。



人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「京都府立植物園」の手作り市でであった、小さな小さな革製バッグの「kubota kokabann」

2014-10-20 | ものづくり

鴨川沿いに位置する「京都府立植物園」に来ているミモロ。秋の花々の鑑賞の後は、正門につづくくすのき並木で開催されていた手づくり市を見ることに…。
京都では、週末になると必ずどこかで手づくり市が開催されています。この植物園での手づくり市は、京都だけでなく、全国各地から出店者が参加。食べ物や陶器、木工などいろいろな種類の品々がテントを連ねていました。
「お腹空いた~。美味しそうなパンだよ~」
 
香ばしいクロワッサンなどが並ぶのは、福井の小浜からやってきた「石窯パンの郷 こころ」

そのそばには、美味しそうな野菜のブース…。

高知「さんさんファーム」のトマトです。
「あ、姫リンゴやキュウリもある…」キュウリは、京都産なんだそう。
 
いぼいぼのない、つるりとしたキュウリは、そのままかじると美味しいとか…。

本当に、いろいろな地域から京都に…。

「あ、小さな鞄がある…」ミモロが足を止めたのは、極小の革小物が並ぶテントです。
 
「わーすごく小さい…」、今まで見た革小物の中でも、もっとも小さいクラス。いろいろな色の革を組み合わせ、本の形のアクセサリー。
 
スーツケースも、本物の様子をよく映しています。

革を使ったトートバッグ。すべて手縫いで仕上げたもの…。
「小っちゃい…」
小さなミモロでも、小さすぎるサイズです。

この革小物を作っているのは、浜松の久保田さん。革細工が大好きで、はじめた作品づくり…いろいろな手づくり市に出店しているそう。

「京都は、大好きなんで、よく来ます。観光も兼ねて…」と奥様といっしょの参加です。

「いいリュック持ってますね~」とミモロの背中を見て久保田さん。「はい、これオーダーでミモロに合わせて、作家さんに作っていただいたの…中に飴ちゃんが入ってるの…」とミモロは、自慢げに…。「あれ?受けない…」とミモロ、いつも「飴ちゃんが入ってるの」というと、関西の人たちには、「そう飴ちゃん入れてるんだ…」と笑顔になって、受けるのに…。関西人と飴ちゃんの深いつながりを知っていないと受けないんだ~と…。すかさず話題を変えて…。

「このレゴのブローチ面白い…」とミモロ。

シンプルで、どこか洒落た感じが漂う革小物です。

久保田さんは、小さなものばかりではなく、キーホルダーやブックカバー、メモパッドなども製作…。
 

「ちょっとアクセントがついてて、いい感じ…」とミモロ。
使うほどに色が深まり、味わいが出る革小物。
ミモロのリュックも、色が濃くなり、味わいが…。「だって、毎日のように使ってるんだもの…」ミモロ愛用のリュックです。

ひとつのものを大切に使いからこそ味わえる楽しさ…。

「いつかミニチュアの作品だけ集めたイベントやりたいな~」と、ミモロの夢が膨らみます。

*「kubota kokabann」のホームページはこちら…

人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロより
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋晴れの週末・・・バラやコスモスが咲く「京都府立植物園」へ・・・気持ちよさは格別

2014-10-19 | 京都

「わ~い…気持ちいい~」と、ミモロが、芝生を走りまわります。先週は、台風で、なんとなく不安定なお天気…。でも今週は、太陽が、ピカピカ惜しみなく注ぐ秋晴れの週末になりました。
 
風は、少し冷たいけれど、爽やかな空気があふれています。思い切り走り回るミモロ…うれしそうな姿は、幸せな気分をもたらします。
「ねぇ・・・あっち行ってみようよ~」
スタスタと歩きだします。

大正13年(1924)に開園した日本最古の公立総合植物園である「京都府立植物園」。総面積約24万平方メートルで、甲子園球場約6個分の広大な広さを誇ります。以前も、訪れたことがあるミモロ、そのときのブログで詳しく植物園に関してはお話ししたので、時間があれば「ミモロ 京都府立植物園」で検索してみてください。
この植物園の数奇な歴史がわかりますよ。


さて、今回は、歴史的なお話しは省き、秋の花々をミモロといっしょに楽しんでください。

ミモロが芝生の広場から向かったのは、南東にある噴水です。
「わー気持ちいい…」青空を背景に上る水…。噴水の周囲の花壇に、マリーゴールドやカンナ、ケイトウなどが、それぞれの色の鮮やかさを競います。

「いっぱい咲いてる…」噴水のすごそばには、コスモスのピンクが、風に揺れています。
 
「秋だね~」本当に秋を感じさせる景色。

つい最近まで、「暑い・・・暑い…」といいながら、汗をかいていたのに、今は、急激に気温が下がり、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。夏の間は、タオルを蹴飛ばし、お腹を丸見えにしながら寝ていたミモロも、今や薄手の布団と毛布をすっぽり頭からかぶっています。

この気温の差に体が適応しきれずに、お友達の間では、風邪が流行…。お鼻をグジュグジュしている人が目立ちます。

京都の気温差は、紅葉に影響します。今年は、12月まで紅葉が見られるという人、また反対に11月の初めが盛りなんではという人など、なかなか予想が立ちません。桜の紅葉は、すでに始まって、楓は、まだ青々しています。桜とともに、京都の人の心をざわつかせる季節です。

「あ、バラ…」
「キレイ…」
お花が大好きなミモロ…次は、バラ園に入りました。
すでに盛りは、過ぎたようですが、まだまだたくさんのバラが、美しく咲き乱れています。
 
 

「なんかいい匂いがするね~」と鼻をヒクヒク・・・バラの甘い香りが秋の風にのって、あたりに漂っています。

ミモロが、バラの花を眺めていると、20代の若い女性たちのグループが、盛んにバラの写真を撮っていました。
「黄色いバラの写真を待ち受け画面にしておくと、金運が上昇するんだって…」「え?そうなの?じゃ、私も撮ろう…」数人の若い女子達が、にぎやかにおしゃべりしながら、黄色のバラに一斉に群がりました。

そばで、その様子を見ていたミモロ…耳をピクピク…「金運上昇だって…」というと、すかさず黄色の大きなバラのそばへ。
「写真撮って…」はい、わかりました。パチリ…

「これプリントアウトして、家に飾ろう…」とミモロ。

一体、家に、いくつ金運のお守りなどを求めたのでしょうか。
それに費やしたお金を貯めてた方が、金運上昇になるんじゃないの?そう思わずにはいられません。
ミモロとともに、訪れる寺社仏閣、その拝観料やお守りなどに使う総額は、年間きっと2万円以上掛かっているはず…。「そのうち神様や仏様が、まとめて返してくれるんじゃないの~」とミモロ。「きっとパワーあるとこばっかりだから、倍返しじゃなくて、100倍、1000倍返しかもよ~神様、仏様に感謝して、待っていればいいんだよ~」と、あくまで楽観的なミモロです。
はい、ミモロ様を信じましょ…。

「あっちで、手作り市やってるんだって…」と、ミモロは、トコトコと人で賑わう場所へと歩いてゆきました。
週末の植物園には、お花を見るだけでなく、さまざまなイベントが開催され、訪れる楽しみもいっそう。

*「京都府立植物園」京都市左京区下鴨半木町 花などに関する情報はホームページで


人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「京都酢屋 千本銘木商会」での木工教室体験。素敵なミニ木組みテーブルを作りました。

2014-10-18 | 体験

「京都酢屋 千本銘木商会」の木の感謝市イベントに参加しているミモロ。銘木の見学会の後は、木工教室に参加します。
「参加する人は、こちらに…」作業所の机の上には、組み立てる材料と使う道具が用意されていました。
 
ミモロたちが作るのは、ミニ木組みテーブル。参加料は、材料費の3500円です。
教えてくださるのは、こちらの職人さんたちです。


さぁ、はじめましょ!
最初は、すでに組み立てやすい寸法にカットされている木材の余分な部分をのこぎりで切り落とすことから…。

「そう、まっすぐのこぎりを使って…」ミモロは、一生懸命のこぎりを使います。「う~結構むずかしい…」
ミモロがやっていると、時間がかかり過ぎるので、いっしょに参加したミヒャエルさんに手伝ってもらうことに…。
「ミモロちゃんは、押さえる係りね…」「うん…」
 

「はい、切れました…」
これを4か所繰り返します。
それが済んだら、きっちりテーブルの脚の部分にはまるように、やすりをかけ、削ってゆきます。
 

「どう?ちゃんとはまる?」心配そうに見守るミモロ。
 
「まだ、ダメ…もう少し削らなくちゃ…」と、再度、ヤスリがけを…。

作業をミヒャエルさんに任せたミモロは、遊び始めました。
 
「ほかのお友達のとこもお手伝いしよう…」と、おせっかいなミモロ。「ミモロちゃん、気を付けてね~。手切らないように…大丈夫…」と心配そうなお友達。「大丈夫だよ~ミモロ、のこぎり得意なんの~」と。ホント?
 

「上板の角をカットして、カーブを作ってください…」と職人さん。「へぇーこうするんだ…角を丸くするのね~」とミモロは、ミヒャエルさんのところへ、さっそく教えに向かいました。作業が丁寧なミヒャエルさん、まだヤスリかけをして、ピッタリはまるように、あれこれ工夫しています。「どうしよう…角丸くする時間ないかも…」とミモロ。
  
他の参加者のみなさんは、角を丸く削り終わって、後は組み立てるだけの状態…。

「ミモロちゃん、板の角の部分に全部ヤスリかけて…」「は~い」板の面取りをすることに…。

「じゃ、組み立てるから押さえて…」「は~い」

最後に、木のビスを木槌で打ち込み、固定します。
「グラグラしない…」と確認。
「はい、できました!」完成です。

これがミモロのテーブル。ほとんどやってもらったんですけど…。
 
厚い木材を使ったテーブルは、大人が座ってもビクともしない頑丈なものに。
「あれ、角、カーブないですね」と、他の参加者から…やはり、時間が間に合わなくて、面取りだけで済ませました。でも、これはこれでシンプルな感じが素敵に…。「うん、これでいいの…」と、ミモロ。主催者が予定した完成品とは、幾分異なりますが、シンプルな形が気に入ったよう。ミモロが、上でジャンプしても大丈夫。

最後に、焼印を押してもらいます。
 
「わー焼印入れると、高級品って感じ…」と大喜びのミモロとミヒャエルさん。


他の参加者のみなさんも、素敵なテーブルを完成させ、うれしそう。


「みなさんお疲れ様…ミモロちゃんも頑張りましたね…また、参加してくださいね~」


完成したテーブルに、お友達のマスコットのウサギといっしょに…。

約2時間半ほどで、組み立てることができました。「楽しかったね~」とミモロ。

家に持って帰り、テーブルというより、あまりに頑丈そうなので、主に椅子や踏み台に…。もちろんミモロも座っています。

毎回、作るものは、変わるそうです。来年な何かな?

 
*「京都酢屋 千本銘木商会」の詳しい情報は、こちらで…

人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚のクリック忘れずにね~ミモロでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銘木店「京都酢屋 千本銘木商会」の木の感謝市イベントへ。樹齢千年を超す屋久杉などを見学

2014-10-17 | ものづくり

10月11日、ミモロは、お友達に誘われて、「京都酢屋 千本銘木商会」という享保6年(1721)から続く、老舗の材木屋さんに伺いました。

 
この日は、毎年開催される「木の感謝市イベント」の日。銘木の見学と木工教室に参加できます。

「へぇ~大きな板がたくさん積んである…」お店に着いたミモロは、奥をちょっとのぞきます。
この「京都酢屋 千本銘木商会」は、京都、いいえ日本でも屈指の銘木店として、その名を知られるお店。さまざまな神社仏閣の遷宮や修復などに材木を納めたり、お茶室や日本家屋を作るときなどにも、材木を納めるだけでなく、設計、施工なども幅広く手掛けています。

この日は、お店の前に、ヒノキや杉を使い、お箸、名刺入れ、椅子などの木工製品も販売されていました。
  
どれも贅沢に木材を使った品々。「わ~こんな厚い木のまな板見たことない…」
さすが材木屋さんのまな板です。木工好きのミモロは、興味津々。

もうすぐ、見学会スタートですよ~早く受付をしなくちゃ…「そうだった…あの~ネコのミモロです。見学会と木工教室に参加します」「はい、いらっしゃいませ」と、無事エントリーを終了。


まず、参加者は、室内で、木についてお話しを聞きます。
説明してくださるのは、このお店の十一代目店主の中川典子さん。出版社勤めを経て、本格的に材木の仕事に。

岐阜や吉野の山で、木材に関する勉強や修業をし、現在、森林インストラクターや銘木師など、木を育て、山を守り、そして、次の世代にも受け継がれる銘木の仕事に携わっていらっしゃいます。

そもそも「京都酢屋」という名は、坂本龍馬ファンなら絶対に知っているはず…。そう、龍馬が過ごした京都の拠点のひとつです。もともと、そこにお店があったのですが、壬生に作業場を移転。現在も、木屋町の「酢屋」にも店があり、「龍馬ギャラリー」として公開されています。

「材木商は、川のそばに店を構えていたんです。木屋町は、高瀬川のそば…そしてここも川のそばで、昔は、材木を浮かべて運んだりしたんです」と。

作業所の奥には、川が…でも、今は、水量も少なく、当時の面影はありません。

「では、さっそく銘木を見学してもらいます」と中川さん。ミモロたちは、木が保管されている場所へ移動します。

そこには、樹齢1000年といわれる屋久杉の大きな板が…。今や切り出し困難な銘木です。

「こちらは、樹齢300年の欅です。その隣は、アフリカ産の木、同じ大きさですが、樹齢は100年ほど…日本の木材に比べ成長が早いです。色も日本の木よりダークなのが特徴…よく飲食店のカウンターに使われます」
 

銘木の仕事は、世代を超えたもの。長い時代に渡り、多くの人々が、大切に見守ってきた木です。
「ミモロの拾ったドングリが芽を出し、今は、苗のレベル…。木になるまで、ミモロ見てられないんだ…でも、もう2年目だから年輪できたかな…」



「木は、切りだされても生きているんですよ…。松などは、何年たっても、ヤニが出てきます。また、表面の色も変化します」
 
「年を経ると、味わいが出るんだ~」とミモロも実感。

作業場には、7メートルの大きな木が…。

「こういう木を見つける大変なんだって…」。上賀茂神社式年遷宮事業の8メートルの絵馬の復元にも、同じような木が使われたそう。「1枚板の絵馬ってすごいね~」
この巨大な板を探しに、全国を回ったという中川さん。「なかなか見つからなくて、もうあきらめかけたときに、出会えたんです」と…。


さぁ、銘木の見学もおしまい・・・、いよいよ木工教室が始まります。
ミモロは、作業場の中へ、いそいそと入ってゆきました。
「あのね~小さなテーブル作るんだって…」と、楽しみに…。ミモロ上手にできるかな?


*「京都酢屋 千本銘木商会」の詳しい情報は、ホームページで。








人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックお願いします。ミモロより
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする