雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

シーサーは沖縄の原風景

2013-04-01 19:28:10 | 旅行

前に八重山諸島の西表島近くの「由布島」に旅行したおり「シーサー」を買ったものが我家の玄関に飾ってあります。魔除けになるとかで沖縄旅行をした人は大半が家にシーサーを置いています。
沖縄の家々の屋根の上に飾られているシーサーには何故か魅力を感じています。いろいろな姿をしたシーサーで見るのもあきません。
値段も高額なものが多くなりました。あまり小さなものには魅力を感じませんが、いろいろな姿で微笑ましく思います。首里城にも「狛犬」がどの門のところにも置かれて、勇ましく城をまもっておりました。これはシーサーでなく確実に「狛犬」です。バスガイドさんにシーサーと狛犬は同じですかと聞くと、すぐ返事が返ってきました。「同じです」と言うのです。首里城のものは確かに狛犬ですが、街で見かけるものはすべて、いつも見かけるシーサーです。どこかで規制があって、市民が屋根に付けて良いのはシーサーと形が規制されたのではないかとさえ思います。今回の旅行で撮って来たシーサーを何点かお見せします。今回も多くのシーサーを撮りましたが、シーサー撮り歩きも楽しいものですよ。


椿が琉球王朝の 大切な花

2013-04-01 09:06:46 | 紹介
        

首里城内に入ったのは今回の旅行が始めてでした。前は首里城の前まで入りましたが場内まで入ったことはありませんでした。
さて、展示物の中に「椿の花」を模した漆器が飾られ、人の目をひいておりました。なかなかの一品の数々です。
椿は生命力の強さから長寿をあらわすおめでたい木として、琉球では多くの模様として使われてきました。
琉球王国でも、椿の花模様は愛され、琉球漆器などの美術工芸品に描かれてきました。今年も4月4日(木)まで、首里城公園有料区域南殿二階特別展示室で「首里城公園企画展 椿展 ~琉球漆器に描かれた椿模様~」が開かれています。
北海道では椿の木は育たなく温室にのみに見られる花ですが、沖縄では貴重な品に椿の花模様をあしらい、縁起物として珍重したものなのでした。