雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

沖縄 植物門外不出の掟

2013-04-14 22:38:17 | 山野草
     
   沖縄の道路脇に花が咲いていたアサガオ。北海道では見られず、持ち出し禁止となっているらしい。

北海道では、本土のことを「内地」といい、北海道は「外地」の感を開拓当時から持ち、現在でも「内地」の言葉は残っています。カムイラビットの先祖は四国香川県であり、父は死ぬまで本籍を香川県の地にしておりました。父はいつか里に戻りたいと思っていたのでしょう。その事で、私の教員免許証も香川県となっています。
北海道が外地ならば沖縄の人もそれらしき気持ちを持っているのかも知れないと思うのです。沖縄を去る時に少し変わった気持ちになりました。沖縄から持ち出して行けない植物があるそうなのです。しかし国内で、県外に持ちだしていけない植物がある県は無いのです。沖縄は特別な扱いをしているようなので驚きました。
沖縄でのお土産物の中で紅イモのお菓子があるのですが、それは紅イモが他県に持ちだすことが禁止されていることにより有名になったお菓子なのです。いろいろなお菓子に作られ、観光客がお土産に持ち帰っています。
門外不出の規制がある県があるとはと日本国内としての位置を得られていないように思われました。

「なまら」は使い方で 下品にも、上品にも

2013-04-14 21:47:44 | 風土
4月9日(火)の道新の夕刊に『「なまら」ってどうだべか?』の記事がありました。これは何だ! この見出しを見て下品な言葉が並んで書かれてあると思ったのです。
カムイラピットは「なまら」も「どうだべか」も普段は使わず、使ったとしても最も身近な普段着の中での会話の中での会話に使います。
新聞記事を見ていて「なまら」って、ふてぶてしく「あいつはなまら生意気だ!」「なまらけんかづき」「なまらはんかくさい」「なまらうまくない」と否定的な時に使うことが多く、あまり印象の良い言葉で無いと普段思っていたからなのでした。
ところで、使い場所では「さいこうだあ」という意味で、勝利投手がお立ち台で「なまら最高です」と言えば、「本当にうれしく最高です」と晴れがましく聞こえる言葉にに今やなってきています。
近じか公開される札幌を舞台とした「探偵はバーにいる 2」の主演の大泉洋さん=江別市出身=はよくなまらを連発しているとか、北海道出身なので身に馴染んでいやらしさ感じないのかもしれません。
同新聞によると50代以上は1~2割程度の使用と言うから、若者たちによって多く使われ広まってきている言葉と言えそうなのです。佐藤亮一「全国方言小辞典」にも挙げられており、「なまら」は「たいそう。非常に。」とあり、用例として「あの映画なまら迫力あったな(あの映画は非常に迫力があったね)*若い人が好んで使う」とあり、この言葉、少しずつ北海道方言として定着しつつあるようにみられます。