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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

「なまら」 北海道方言 若者たちが使う

2013-04-05 13:35:30 | 紹介
「なまら」という言葉について、聞いたことや意味が分かっておられますか?。
北海道の若者たちがベランメ―調に話す言葉の中に見られたりします。どちらかと言えば綺麗な言葉として理解されていないものです。「なまら」を「NAMARA」と置き換えて観光宣伝用の冊子の題名にしているものがあり(北海道観光振興機構の観光情報誌、年間4回発行、年間約4万部)、道議会で「北海道のイメージを傷つける言葉」で「不良のようで品がないと嫌う人も多い」として取り上げられ話題となっております。
広辞苑には「(北海道では)はなはだしく、とても」と書かれあり、北海道独特の方言にあげられています。なお、日本語大辞典(講談社)や大辞林(三省堂)には、「なまら」の言葉は掲載されていませんでした。
使い方としては、『なまらはんかくさい』『なまら生意気な奴だ』『なまら陰気くさい』『なまらつまらない』などと言葉のイメージは品のない言葉として使われたりしていますので、この意見が出たのはもっともです。(道振興機構も題名を検討したいとも行っています。)
しかし、前向きな言葉としても使われていて『なまら勉強する奴だ』『なまら運動能力がある・・・』とも使われますが、どちらかと言えば下品な言葉のイメージが街中にはあるのです。
都道府県別全国方言小辞典(三省堂・佐藤亮一著)にも「なまら」は北海道方言として書かれており。『たいそう、非常に。<あの映画はなまら迫力あったな(あの映画は非常に迫力があったね)*若い人が好んで使う。>』とあり、ちょつと下品かなあと思われる範囲の言葉なのかもしれません。
カムイラピットはなまらの言葉は使ったことがなく、意味合いとしてはよく分かる言葉です。