「カッパがいたる所に! 定山渓渓谷」
遠野には河童が住む淵があると言います。真面目なって川の流れにキュウリを餌にして河童を釣っている人、観光客もいます。これだけ有名になれば、もしかして河童が釣れるかも知れませんね。河童伝説が遠野に生まれ多くの人が訪れます。
北海道内では河童が住みそうな淵のある場所は、札幌の奥座敷と言われる定山渓渓谷です。
定山渓温泉にいつの時代に河童の像が造られ、誰が提案したのか調べてもいませんが、温泉のあちらこちらに河童のモニュメントが置かれています。今では河童淵らしい雰囲気になっています。いくつもおかれたモニュメントを探し歩くのも定山渓温泉の面白さがあります。
この河童は愛嬌満点です。
12月7日に定山渓温泉に居ましたが、橋の中ほどの雪の中に居た河童は愛嬌満点でした。寒々とした感じは一つも無く、人の心を温かく包み、ホオッとした温もりを与えてくれていました。
橋の中ほどでラビ妻の写真を撮っていると、外人の家族連れが通りかかり、「写真を撮ってあげましょう」と声をかけてきました。せっかくなので写真を撮ってもらいましたが、「どちらから?」と問うと、「シンガポール」とのことでした。
少し会話の後、写真の河童の像の説明をすると「河童ね 分かった」と言います。河童が分かるとは、河童も国際化してきているのかも知れません。