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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

しっかり嚙むと 「卑弥呼の歯がいーぜ」になる

2015-12-13 22:47:00 | 

「ひみこのはがいーぜ」

カムイラビットのかかりつけの病院の「友の会」から毎月新聞が届きます。

いたって病院通いをしていない者だから、いつもはあまりこの新聞を読みません。また送ってきていると思うだけです。申し訳ない事です。

その新聞の第1402号に目が留まりました。

「卑弥呼の歯がいーぜ」の三面の記事です。「昔の人は食物をよく噛んでいた」ということ、「歯の効用」が書かれていたのです。

この標語は、学校食事研究会が作ったもので「卑弥呼の歯がいーぜ」という標語です。

昨日(12月12日)は、手稲の花族会議の忘年会があり、それに出席しました。会食が始まり目の前のOさんが、「昔は3分でどうやって食べるか工夫したものです」と言います。Oさんはみるみる間に料理を食べ終わりました。今でもむかしの癖が取れないと言います。

そう言えば少し前まで国内ミステリーツアーに2家族で旅行していました、これは別なOさんは、ホテルの料理を数分で食べ終わり、われわれの食事が終わるまで我慢して席に座っていました。

美味しいから早く食べると言いますが、さぞかし味気ない食事生活なのだと思います。

職場で遅れを取ってはいけないと、早飯食いの癖が身についたものと思われます。ある時、ミステリーツアーのご夫婦とコーヒーを飲みに行きました。新しいコーヒー屋を見つけるためのコーヒー飲みでしたが、コーヒーが出てきて、気づいたら早飯ぐらいのOさんの主人のコーヒーカップはすでに空になっていました。これにはあっけにとられましたね。

花族会議の忘年会の中でも早飯食いが話題となり、美味しいから無口に早飯となると何人かが話します。もちろん奥さんには美味しいとも、感謝の言葉も添えないと言って笑っています。なるほど早飯になるのは美味しいからなんだと理解しました。

さて、「卑弥呼の歯がいーぜ」ですが、食べ物をしっかり嚙むと、「体の体力向上」になるらしいのです。心して食べ物は十分咀嚼(そしゃく)して食べなければならないことに気づかされました。

〇ひみこのはがいーぜ!について示しておきます。

よく食べたものを噛むと次のことに役立ちます。

ひ 肥満を防ぎます。

み 味覚が発達します。

こ 言葉の発音がはっきりします。

の 脳の発達につながります。

は 歯の病気予防になります。

が がん予防につながります。

い 胃腸の働きを促進します。

ぜ 全身の体力向上につながります。食べ物をよく噛むことは身体を健康につながります。

★ 噛むことと脳の発達関係については、これまでいろいろな研究が行われています。二つの例を示します。

 マウスの実験では、よく噛む必要がある固形飼料を与えた場合と、よく噛む必要のない粉末飼料を与えた場合では、迷路のゴールまでの時間の差が、よく噛んで食べているマウスの方が早くゴールに到達したのです。

また、高齢者の歯の良し悪しによっても痴呆症の発生率の違いも調べで分かっています。今問題の痴呆症にかかりたくなければ、しっかり嚙める入れ歯を作ることが大事の様です。

★ よく噛んで食べる事、その為には自分の歯を残す事、入れ歯を使用している場合は、しっかりとあったもので咀嚼すること。このことが重要なのです。

次の言葉が言われています「80歳になっても20本以上の自分の歯を!」と言う言葉です。都会に住む人は近くに歯医者がいくらでもあり幸せです。その点田舎には歯医者の一軒もない町が出ています。医療は不公平になっています。