「熊との共存 それは難しい」
函館近くの山菜取りの人が熊に襲われ、顔面に傷をした人がテレビのニュースに出ていました。今年の話です。
「幸い坂を転げ落ちたので、熊が追いかけてこなくて命が助かった」と言っていました。画面の一部にギョウジャニンニクが映っていたので、餌を食べに来た熊と山菜取りの人が鉢合わせになってしまったらしいのです。
この方は、「足でパンチをした」と言いますが、クマの手の一打が顔面に炸裂大けがを負っていました。
春は熊との共存には最も気をつけなければなりません。
近所の方で、たけのこ取りの宝庫に出向いた話をしてくれた人が居ますが、その場所で熊の糞、多くの足跡を見つけ血の気を無くし、早々に引き上げたと言います。「恐ろしい思いをしたので、そのあと二度ととその場所に出向けない」とその時の恐怖とともに話していました。
前年には、釧路方面で後ろから熊に襲われたという女性の話があって、熊もわが物顔に野に住宅地までも姿をあらわすようになりました。後ろから襲うなんて熊は凶暴化してきています。
山行きには、熊除けの鈴を持つ様にと注意されています。さらに良いのはラジオを持参するのが効果があると言われています。人の気配を先に示しておくことが大切だと言うのです。
山などで熊と鉢合わせにならない様にすること。熊の気配のある場所には入らないことが大切です。熊の糞、熊の足跡を見た時には引き返す勇気が必要です。
知床などでは、何度も街に姿を見せる熊は観察されていて、射殺することになっているとのことです。
郊外の町の方と話していると、いつの間にか熊の話になっています。