「清楚な野花 ニリンソウ」
山菜尽くしの料理を食べさせてくれる幌加内の旅館に昨年泊まらせていただきました。そこの御主人が次の日に幌加内の奥地に案内いただきました。その時に御主人が何度も口にした「昨夜山菜料理に出さなかったのですが美味しい山菜があるのです。」と言います。
その山菜は「ニリンソウ」なのです。
そういえば、山菜尽くしの料理になかったのでした。
カムイラビットも毎年ニリンソウの花咲く季節に「ニリンソウのおひたし」を頂いているのですが、美味で癖がなく私の好みの山菜の一品です。
良く言われますが、有毒のトリカブトと間違い食べる人がいますが、野歩きしていない人のなせることです。
ニリンソウの春先は白い蕾をつけ、その後花を咲かせますが、白い清楚な花は野にあって魅力的です。白い蕾を付け出すのを待って摘み菜すると、トリカブトの葉と間違うことがありません。
さて主題の「ニリンソウの花びらは 何枚ですか?」ですが、 この問いは野によく散策に出掛ける人には実に簡単です。
ニリンソウの花びらの数の正解は「6枚」です。ここには6枚の花びらの写真はありません。枚数が違うものを見つけそれらの写真を撮るのに夢中になりました。
5月22日、札幌郊外の野に出ましたら、野にあしらわれたニリンソウの花は野を魅力的にいろどっていました。水の流れる沢の脇に生えますので、人の力では作りえない情景がそこにあるのです。