「種蒔きの 季節が来たよ カッコウ」
もう、5日も前から郭公が鳴いてます。待ちに待った郭公の鳴き声です。
札幌郊外の林(防風林)の中から郭公の鳴き声が聞こえます。朝の郭公の鳴き声は元気がでます。林の中に入ると他の小鳥たちのさえずりも盛んに聞こえます。鳥たちの求愛の季節の到来です。
菜園ベテランのOさんから「寒さ明けの来週にはトマトやらナスの苗を植えたらいいですよ」とアドバイスがあった日に郭公が鳴き、人が感じる季節と郭公の初鳴きと同じなのだなあと思いました。
多くの菜園では作業が進み、ビニールで苗の寒さ除けの囲いをした数は日に日に多くなっています。
郭公の鳴き声を待っていたのでしたが、いざ鳴き声を聞くと私の体調がついていけず、まだ我が家では畑に手を付けていないのです。
店では苗が売られていて、この数日が勝負なのかも知れないと思っています。
郭公の渡来は山から平地に降りて来るらしいと知っていましたが、網走南ヶ丘高校生物部で各小学校、中学校に調査依頼し、「網走管内の郭公の渡来について調査研究」をまとめたのは高校1年の時でした。この郭公の渡来調査の話で、まったくつながりのなかった同校先輩と話が弾み、先輩後輩の名乗りを交わしたのは1ケ月前の事でした。