「コーヒーの花は 何色 分かってましたか」
コーヒーの木の実は、赤い果肉から黒い色に変わり熟します。粒々の実が無数に木の枝になります。収穫した果肉付きのコーヒーの実を収穫したあと果肉を洗い流して核の部分を乾燥させコーヒー豆とします。
赤い実、黒い実は良く見ていましたが、コーヒーの花はまだ見たことがありませんでした。
「コーヒーの花は何色なの?」と聞かれたら、答えられなかったのですが、今年になって豊平公園の施設の中で、はじめてお目にかかりました。
花の色は純白で、濁り一つない白でした。
一枝に葉の付け根の部分にいくつもの花を咲かせ、列状になって咲いています。
コーヒーは亜熱帯地帯の、排水の良い土壌の丘陵地が栽培に適しています。温帯の日本や亜寒帯の北海道では商業栽培はしていませんので、北海道での栽培は温室栽培となり、多くは観賞用になります。
コーヒーの実
実は黄色となり、ついで赤になり、収穫時期には黒になります。
北海道医療大学・温室ではもうコーヒーの花は終わり、実になっていました。(4月7日)