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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

花と言えば「さくら」 奈良時代は「うめ」

2019-04-18 21:09:07 | 樹木

「新元号の令和の出典は万葉集「梅花の歌」の序文」

日本人が現在、花と言えば「桜」を指すようになっています。旅行会社の「花ツアー」と言えば、花(桜)の名所を巡る旅なのです。

新元号「令和」の出典が万葉集の「梅花の歌」の序文からだそうで、当時、花と言えば「梅」で、桜より梅が多く歌に歌われていました。

梅を思い起こす元号なんて日本人らしい名の付け方と思います。

平安時代以降から花は梅に変わり、桜が多く歌に詠まれるようになり、現在につながっています。

4月17日、北海道内も高温に包まれて(鶴居村が27.1度の気温を記録したといいます。この日道内18地点で夏日の記録でした。)、桜の開花の話もちらほら聞こえてきています。北海道では梅が先に咲くか、桜が先に咲くか論じている間は無く、両方が一気に咲きだします。

家の周りのエゾムラサキツツジが咲きだし、キタコブシの白い花が何輪か咲きだしています。キタコブシも梅や桜と同時に咲きだし、春を告げてくれます。

自宅のまわりのレンギョウも10数輪黄色の花を咲かせていたのに驚きました。春は札幌にもう来ているのだなあと実感しています。

バラ科の花の多くは、初花はほんのり紅に色ついて可愛げです。

 

※ 我が家のレンギョウの花が満開に咲く季節がすぐやって来ます。レンギョウも薬草だと薬草の記事で読みました。その実が使われるというのですが、何年も見ているはずのレンギョウに実が付いたのをみたことがありません。なんとか見つけたいものと興味深々でいます。