「春はレンギョウ エゾムラサキツツジ 他の花に先んじて咲きだす」
庭に最初に咲く花は、フキノトウに、福寿草に、スミレに、クロッカスでしょうか。フッキソウが庭に植えてあればこの花も春真っ先に花を咲かせ出します。
木の花では、紫色のエゾムラサキツツジが真っ先に咲き出し、数日置いてレンギョウが黄色の花を咲かせます。この花が咲き出すと桜の花、キタコブシの花が咲いて、梅の花が咲いて、春真っ盛りの季節になっていきます。
代表格のレンギョウについて以下に紹介します。
〇 レンギョウ モクセイ科 レンギョウ族。
レンギョウは早春に小さな黄色の花を枝一杯咲かせる落葉低木。
花は枝先に黄色い小鳥がずらりと外見から連翹(レンギョウ)と名付けられた言われています。
アジアに6種、ヨーロッパに1種があり、日本には薬用と使用。平安時代初期に中国から渡来したといわれます。また一説に渡来時代は、江戸時代であったという説もあります。
丈夫で育てやすいため、生け垣や、庭木、道路の分離帯などに植えられます。
秋に実を付け(我が家では何10年も前から庭に植えていますが、実を付けたのを見たことがありません。)、その実に強い抗菌作用があるので、古くは生薬として利用されていました。
31.4.22 撮影
解毒、消炎作用があると言われています。
※ 花言葉は「かなえられた希望」