雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

「植物エネルギー2019」 写真展 今日で終わり 富士フイルムフォトギャラリーで

2019-03-20 07:37:40 | 草花

「植物エネルギー・写真展 富士フイルムフォトサロン(札幌市大通り西6丁目)にて」 今日、20日迄

元気をもらえる写真展が札幌市の富士フイルムフォトサロンで開かれています。今日が最終日ですので、見る機会は今日しかなくなりました。

我らが信奉する北海道医療大学の堀田清さんが「植物エネルギー」を唱え、今では「植物エネルギー」の言葉が市井に広まっています。

展示では薬草の写真と説明文で一面が展示され、興味深々と長い時間展示に見入っている人が多く居ました。

  

「植物から元気をもらえる」と思うのは、多くの方がおられます。

野花を見ているだけで、心が和むからなのです。街に住む人は通常仕事に忙しく、自然に疎(うと)くなっています。思い切って野山に出向いて見ましょう。

4月末から野山が萌え出します。

  

私は昨年、長い病院生活を余儀なくさせられましたが、お見舞いにお花を2度もいただいて、元気をとりもどせた事を思い返しています。

まるまる一ケ月あまり点滴で栄養を補っていたいたことがあり、食事がようやくできた時に、点滴はすぐに止められ、人のエネルギーは食べ物から得られているという実感を得たのでした。

野花を見るだけでなく、食べることこそ元気の素とつくづく感じています。

日頃頂いているのは、植物(動物も含め)エネルギーなのです。

 

 


春は足早に やって来ています 北海道の春は何月?

2019-03-19 08:23:23 | 自然

「北海道の春は いつからなのだろう?」

暦上の季節の区分から言えば、3月、4月、5月が春と言う事ですが、北海道の春は小学生などの入学式の4月から始まります。それでも4月は草木は芽吹いていないので、

春は草木が緑かがり、桜が咲く5月から始まると言えるのでしょう。

長い冬を経て5月になって、感覚的にようやく春になるのですから、人も動物も鳥たちも植物も一気に燃え上がり(行動が活発化し)ます。

体感的には、北海道の春は5月、6月というのが実感です。

★ 今年の2月が極端に雪が少なかったこともあり、道路の雪は一気に熔けて、今では泥はね道ではなく、春が間近に来ている感じなのです。

草木が燃える4月後半から5月が待ち遠しいのです。

★ 我が家の庭にはもうフキノトウが芽吹いて来ています。フキノトウはテンプラに、フキノトウ(フキ)味噌にすると春の味覚として最高です。

   平成30年4月11日撮影 蕗の薹は雌雄異株です。

人によって好き嫌いがあり、一切食べないという人が居ます。

★ スーパーなどではタラの芽、ギョウジャニンニクのパックつめがもう売られています。春は確かに足早にやって来ています。

 


十勝川河口 「宝石の氷」 ジェリーアイスが急に有名に 

2019-03-18 18:19:38 | 自然

「ジェリーアイス誕生のメカニズム」

十勝川は十勝平野を下る雄大な流れです。

特に河口近くでゆったり流れ、流れがほとんどない静寂な雰囲気がかもし出されています。

氷点下20度以下になるとフロストフラワーが氷面に出現したりもします。この現象も珍しい現象です。

流れがゆったりしている為、河口あたりの氷りの厚さは30㎝以上になり、この氷りが潮の引きで割れて海に引き込まれ、波にもまれ、いとも簡単に割れて、どんどん小さくなります。

これらの氷の破片が波打ち際で磨かれ「氷の宝石」が出来上がるのです。これを「ジェリーアイス」と名付けていますが、今ではこの単語も市民権を得るまでになっています。

 ジェリーアイスの撮影で有名な岸本日出雄さんの写真展で写させていただいた3作品です

氷りの中には穴があるものもあり、氷に入っていた空気が原因です。

ジェリーアイスはどれをとっても同じ形のものはありません。

十勝川河口の厳寒の冬でないと出現しない現象ですので、貴重な風物詩なのです。

今ではジェリーアイスツアーが企画されるほどですが、見に出かけたら必ず見られる事にはならず、何も撮影できないで帰宅したという話も聞いています。


ミモザ満開 南フランス各地で 「ミモザ祭り」が、パレードや女王選びが! 百合が原公園で満開

2019-03-17 10:54:35 | 樹木

「ミモザ満開 オーストラリア南東部原産 常緑樹」

はるばる北海道までやって来た木、オーストラリア原産の「ミモザ」が、今 百合が原公園(札幌市北区)で満開です。

本州では一年中、路地に居て健在ですが、北海道では冬の寒さ故に生き延びれません。温室のみで花を咲かせることが出来ます。

そう考えると貴重な花です。この花が百合が原公園大温室で見頃です。

南フランスではミモザの甘い香りの花を咲かせるフサアカシアが盛んに栽培され、切り花や香水、養蜂などに用いられています。

パレードやミモザの女王選びが行われるとか、イタリアでは3月8日には、男性から女性へと感謝の気持ちを込めて、ギンヨウアカシアの花を贈る習慣があります。

種子は山火事の後発芽するという性質があり、種子から育てる場合には、種子を軽く煎ったり、熱湯につける必要があります。

葉の付き方が、オジギソウに似ているのでミモザの葉・花の形から誤ってオジギソウ属(Mimosa)と呼んだのが定着し「ミモザ」となったと言います。


どんな味がするのだろう アイヌ文化伝える「セタエントのお茶」 セタ(イヌ)の付く植物も利用されていた

2019-03-16 10:00:02 | 草花

「アイヌのお茶 セタエント」

★ 「セタ」はアイヌ語の「犬」の事。一般的には「セタ」の名の付く植物も、日本語の「イヌ」の付く植物も利用に不十分な植物に名がついています。

良くギョウジャニンニクと間違われ、食べて毒死する「イヌサフラン」にもイヌの名が付けられています。

和人が先にイヌと付けたか、アイヌが先に「セタ」と付けたか、今のところ分かりませんが、同じ意味づかいで名がついているのです。

道新(31.3.8)の記事に、アイヌ語のセタと名の付く「セタエント」のお茶の話がありました。

「セタエントを乾燥して、自家製のお茶を飲む」というのです。それも「セタ」の名の付く植物が利用されていたのです。

手元に分厚いアイヌ語の本があり、セタの名の付く植物名が10個上げられています。

例を一つ上げると、ギョウジャニンニクのアイヌ語は「プクサ」だが、毒性のある(食べられない)スズランは「セタ プクサ」と呼んでいます。

この様に「セタ」と名の付くものは、利用出来ない、食べられない植物なのです。

 

★ アイヌがお茶にする植物名が、セタ・エントと名がけられている植物なので、驚いています。

エントは植物の「ナギナタコウジュ」の事で、セタ エントは「灰汁の強い ナギナタコウジュ」と説明しております。セタの名がついている物でも利用しているのです。

ナギナタコウジュにも2種類あるようなのてす。

 


「人口ビラミット」 人口減の日本も大変だが 中国は今後どうなる!

2019-03-14 14:41:38 | 地理

「人口ビラミット 日本も大変だが 中国は今後どうなる!」

人口ビラミットは、自然の社会から進化した時代へと進むに従い、富士山型から釣り鐘型に変わり、次いで紡錘型へと変わります。

上の数国の人口ビラミットを見ると、日本も人口減へと進んでいる様子が分かります。

中でも中国は、「一人っ子政策」の影響が図に如実に表れ、自然な形ではありません。

あわてて、3年前から一人っ子政策をやめましたが、すでに遅く、市民は子供が少ない豊かな生活に慣れてしまい、子供を産まなくなってしまいました。

どう、中国は人口保持に政策を立て直していくのでしょうか。

人口ビラミットの図を見ていて、いろいろ考えさせられます。


野草研究に 奥深さがある  梅沢俊さん講演会

2019-03-14 12:04:01 | 草花

「自然界は面白い」

人の話は聞いてみるものですね。

同じ植物を見ていても、漠然として見ている人と、深く研究する人とでは中身がまったく違います。

野草の鑑賞者と、野草の個体の研究者の違いと言う物でしょう。

3月9日 梅沢俊さん講演会内容は 植物の映写と「花の知恵ぶくろ」という 植物がどのように子孫を残そうとしているのか 興味あるお話でした。

植物には植物なりの知恵(方法)があり、自分なりの方法で受粉を成功させ、今まで生き延びてきているのです。

どの植物も、雄蕊、雌蕊のつき方は違っていて上手に子孫を残し後世につなげているのです。

「福寿草」の花には蜜がないそうで、花の咲き方がバナボラアンテナの役目をしていて、熱を集めるので虫が来て受粉を手助けするというのも、身近な事ながらそうなのかと新しい話でした。

「ザゼンソウ」は、肌寒い季節に咲くのですが、額の中の花が熱を出し虫が来て受粉の手助けを受けるというのです。

「コウライテンナンショウ」の受粉の話も興味がありました。花の中にネズミ返しがあるなんて・・ 面白いですね。性転換をする植物だとか。

「エンビセンソウ」の写真が出てきました。この花は駒井千恵子さんの写真展の時、好きな写真をどうぞと言われ、写真を頂いたものでした。こでは脱線の話として出されていた話ですが、日高路の植物の中で珍しい花の話でした。日高線鉄道廃止で、生き延びることが出来そうです。

「カタクリ」の雄蕊の長さの違い、「アキタブキ」の花の雌雄の話なども興味津々でした。

 

私が発見した訳ではないのですが、自然界の不思議に聞き入りました。ありがとうございました。

 

 

 


胆振東部大地震 平成30年7月6日の夜

2019-03-13 11:13:12 | 歴史

「胆振東部大地震 7月6日の夜」

深い眠りの中

突然 家は大揺れに見舞われた

どれほどの地震か あわててテレビを付けた

震度6弱 地震の大きさに恐怖を感ず

数分後ポツット電気が消え 闇夜に包まれる

全道一円 ブラックバーン

闇夜の世界に放り出された

戸棚から茶碗、ガラスコップが大量に落ちて

床も危険、一時思考も途絶えた

飲み水は確保できるか、ガスは大丈夫か

電気が消えて、街中暗闇につつまれる

物を求める人が コンビニや店に列をなし

生きる手立てを考える

闇夜につつまれた街の空 

思ってもみなかった キラキラ光る星たちの綺麗さに驚いた

心の救いを満天の星空に求め

流れ星に祈りをささげた 

★ 茶廊法邑さんで行われた写真展「9.6の夜の空」(作品展は3月11日で終わっています)を見させて戴きました。

地震のあの夜 何を思い 何を考えたか 振り返るきっかけを作っていただきました。

写真展の中の4枚の作品を紹介させていただきます。

 

 

  

 

 


闇夜の 満天の星  胆振東部大地震

2019-03-13 10:59:18 | 歴史

「闇夜の 満天の星」 胆振東部大地震

大地震の闇夜の中で

満天の星にこころ救われた人が居る

街の灯かりが全て消え 闇夜が襲った時の事

幾千万、幾百万の星 こんなに星空が綺麗なのか

いつもは見せない この自然

地震のあの夜を思い出す

流れ星の消えぬ間に

地震災害少なくしてと 願ったあの日の夜

 


ミモザ満開 百合が原公園(札幌)黄色の花は元気がもらえる

2019-03-12 08:40:10 | 草花

「百合が原公園 ミモザ満開」

札幌市北区の百合が原公園の百合が原緑のセンター大温室では、ミモザ(ギンヨウアカシア)が見頃です。

ミモザの日は3月8日ですが、この日が国際女性デ―になっています。

イタリアではミモザの日に身近な女性に感謝を伝えるために送る花なのです。

花は黄色で小さなポンポンが集まったように咲く姿が可愛らしく、元気がもらえる花です。

ミモザはオーストラリア原産で、日本では関東以南で庭木として人気があります。

北海道では、冬季の寒さがあるので温室で育てられます。

百合が原では2月中旬から咲きはじめ、今が満開です。高さも6メートルにも育ち、道内で最大級です。

ミモザのまわりには、ツバキの花が咲いており、この季節の一時を楽しむことが出来ます。

花はドライにしても黄色が良く残り、リース、ドライフラワーなどに好適です。

入場料は130円、65才以上は無料です。