雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

日高の「春ウニ」大即売会&日高特産市 10日、11日

2019-04-11 09:36:13 | 

「日高の春ウニ 食べたいねえ‼」

今日も北海道庁前の広場で「日高特産市」をしています。

「ウニが食べれるぞ」とばかり昨日(10日)出掛けてみたのですが、何とウニの売り場には300人も並んだと言い、ウニはあっという間に売れてしまったそうです。

1時過ぎに売り場に行けた私には買う事ができず残念でした。買えなかったことでよけいにウニが食べたい欲求にかられました。

昨日に続いて、11日も日高特産市がありますが、私は他の用事もあり残念ながら行けずウニは食べられません。

平取の米や、えりもの漁港市場の売り場もありましたが、ウニが無いなんて行った甲斐がありません。

  

要望としては「特産市」と名を打っているので、もう少し多くの日高特産物を並べれば、ウニを買うことが出来なかった人たちが買っていったのであろうと思うのでした。

ウニは整理券の渡しが11時からですので、このブログを見た人は、それ急げとばかり出向いてみて下さい。


春の兆しは「根開き」から 春は間近!

2019-04-09 19:40:00 | 自然

「根開き(ねあき) 春は間近!」

雪の山で樹の根元が溶け出すと、春が間近にやって来ていると嬉しくなります。

早春の自然の成り行きと言う物は面白い現象を作り上げてくれます。

樹の根元が溶け出す様子を「根開き」と言っていますが、多くの人が雪山に入らないので「根開き」の現象に出会わないので、「根開き」の言葉も多くの人に知られていません。

樹の幹が黒っぽいので、太陽の熱を吸収し反射させ樹の根元の雪を解けるとも考えられますし、樹が根元に熱を溜めているとも考えられます。

下の写真は、2014年の4月18日の物ですが、4月と言うのに、この年は雪が多かったと見えて根開きがあまり進んでいませんでした。

 

※ 「ねあき」は漢字でどう書くのでしょうか? 「根開き」なの?「根明け」なの? 一般的には根開き(ねあき)と使うようですが 「根明け」として使っている文もあり、どちらも使っているらしいのです。

〇 道新「俳句」(31.4.7)に

  それぞれの樹にそれぞれの木の根明く(会津 澄生) ●源 鬼彦選     があり、ここでは「木の根明く」の字を使っています。

※ 根開き 「雪根開き」とは

  雪に覆われた山の斜面で、立木の根元だけが雪が溶け地肌があらわとなる光景 北の風物詩とも言えるこの風景に先達は美しい言葉をつけた。これを雪根開き(ゆきねびらき)、根開き(ねあき)、根回り(ねまわり)と呼称する地方もあると言います。     

 

※ ザゼンソウ(座禅草)は、早春の湿地の雪原に顔を出しますが、話によるとむらさき色の苞の中は温度は高いそうで、雪の中から顔を出しているのを見ます。植物それぞれに生き方があるのです。


映画「足りない二人」 監督・主演 佐藤秋 山口遥

2019-04-09 06:36:56 | 映画

「緩やかな流れの映画、人の心を魅了 『「足りない二人」』」

4月に入って、ようやく映画を見る気持ちになりました。その映画は「足りない二人」です。

映画を見なかったのは、2月、3月はあっという間に過ぎ去ったからです。

 

昨日(4月8日)の札幌シネマフロンティアで封切の後に、全国で公開されます。

マンガ描きを生活の柱としながら、生活費は派遣社員とラーメン屋で働き、かつかつの生活をする男女二人を描いた映画です。二人のマンガはヒットしません。その日暮らしの中でマンガを描き続けます。

映画は苦しい生活を描いていますが、映画の構成は緩やかな流れで二人の生活を描いていきます。見る人の心をとらえています。

監督・助監督をしながら二人が出演をするというもので、二人の演技の素敵さが見事です。映画はなかなか自然的な流れで良いものでした。

 

撮影地は、古平・余市・札幌・東京など、北海道の冬の生活を描いて行きます。三年前に撮影完了していましたが、編集に時間がかかり昨日公開されました。映画は2時間40分。

 ※ 映画終了後、監督、助監督の舞台挨拶があり、北海道で撮りたかった気持ちを語っていました。


フキ味噌 旬 香りが何とも言えません

2019-04-07 20:24:04 | 草花

「フキノトウ 春の香lが何とも言えません」

今日(4月7日)、北海道医療大学(当別町)で行われた「漢方・薬学講座」の帰り道、札幌に戻り我が別荘(?)近くの野で、今年初めての「フキノトウ」を採集しました。

※ 道路脇の雪は早く解け、フキノトウがいくつも見られますが、排気ガスなど不衛生なので採取することは避けています。畔などに出ているフキノトウも見られますが農薬が残留している様に思われ、なかなかよい採取場所に出会えません。

幸い、わが別荘の回りはまだ自然が十分残った場所ですので安心して食膳にのせることが出来るのです。

 

今日の薬学講座(第一回)は、「アロマセラピー」に関する話でしたが、その中で香りは気持ちを落ち着かせ、身体を癒すものとの話もありました。

この話を聞いた帰り道でのフキノトウを採取した訳ですが、フキノトウの香りが、身体を癒すのに十分なものがありました。

これほどに、春の香りを満足してかいだ(におった)ことは今までありませんでした。

今日の講座の影響なのかもしれません。

   蕗の薹はまだつぼみが大半で、何個か花が咲いていました。

今までもフキノトウは毎年、何回も採っていたのですが、このほど採ったフキノトウの香を満足してにおったことはなかったのです。

みなさんに匂いをお分けしたいほどでした。

これからスーパーなどにフキノトウが販売されるでしょうが、野から採ったばかりの物とは味が随分違うのです。野からいただいてこれる喜びを今回も味わったのでした。

まる一日出掛けていたので疲れていましたが、ラビ妻が、今年初めての「フキ(フキノトウ)味噌」をつくり、夕飯に添えられました。

採取した時の香りの満足の上の「フキ味噌」の美味しさは最高の物がありました。

 


これは珍しい コーヒーの木の花 

2019-04-06 18:56:32 | 樹木

「コーヒーの花は 何色 分かってましたか」

コーヒーの木の実は、赤い果肉から黒い色に変わり熟します。粒々の実が無数に木の枝になります。収穫した果肉付きのコーヒーの実を収穫したあと果肉を洗い流して核の部分を乾燥させコーヒー豆とします。

赤い実、黒い実は良く見ていましたが、コーヒーの花はまだ見たことがありませんでした。

「コーヒーの花は何色なの?」と聞かれたら、答えられなかったのですが、今年になって豊平公園の施設の中で、はじめてお目にかかりました。

花の色は純白で、濁り一つない白でした。

一枝に葉の付け根の部分にいくつもの花を咲かせ、列状になって咲いています。

コーヒーは亜熱帯地帯の、排水の良い土壌の丘陵地が栽培に適しています。温帯の日本や亜寒帯の北海道では商業栽培はしていませんので、北海道での栽培は温室栽培となり、多くは観賞用になります。

   コーヒーの実

 実は黄色となり、ついで赤になり、収穫時期には黒になります。

北海道医療大学・温室ではもうコーヒーの花は終わり、実になっていました。(4月7日)

 


北海道地名 アイヌ語地名24 すべて読める人は「道産子」

2019-04-04 18:28:53 | 地名

「道産子であれば すらすら読める24ケの地名」

北海道の地名は、アイヌが使っていた呼び名を漢字にしたものが大半で、これを「アイヌ語地名」と言っています。

アイヌ語地名は「北海道遺産」に指定されています。

さあ、次の地名を呼んでみましょう。

〇 呼人   よびと

〇 白老   しらおい

〇 音更   おとふけ

〇 弟子屈  てしかが

〇 長万部  おしゃまんべ

〇 留辺蘂  るべしべ

〇 能取   のとろ       のとり とは読みません

〇 尾岱沼  おだいとう

〇 大楽毛  おたのしけ

〇 興部   おこっぺ

〇 雄武   おうむ

〇 倶多楽  くったら

〇 標茶   しべちゃ

〇 積丹   しゃこたん

〇 利別   としべつ

〇 洞爺湖  とうやこ      どうやこ とは読みません

〇 倶知安  くっちゃん

〇 然別   しかりべつ

〇 新冠   にいかっぷ

〇 真狩   まっかり

〇 足寄   あしょろ

〇 海別   うなべつ

〇 遠軽   えんがる

〇 落石   おちいし

〇 赤平   あかびら      あかひら と読みません 

 


スプリングエフェメラル 春の妖精たち どのように生活の場を広げるの?

2019-04-03 17:32:13 | 草花

「スプリングエフェメラル」 早春の草花たち

百合が原公園(札幌市北区)では、春の野花の展示が始まっています。

ツバキが咲き誇る中に、北海道の草花を小川のせせらぎのまわりに配置して、早春の野山の雰囲気を味わえるようにしています。

「春の小川がさらさら流る」これは人の心を最大限やわらげてくれています。

春早く咲く花たちを「スプリングエフェメラル」と言いますが、百合が原にはその花たちの解説が掲示されています。

カタクリやエゾエンゴサクだけではなく、けっこうな数の植物がスプリングエフェメラルの中にあげられています。

春一番に咲いた花たちは虫や蜂の手助けを受けて、生息地を広げ、守っているのです。

種子を自分の力だけでなく、蟻に運んでもらう工夫をしている花もあります。

以下にその説明がありますので参考にしてください。

北海道医療大学の里山のエゾエンゴサクが散策路一面に咲いているのは、蟻たちに運ばれた種子が新地に芽吹いたことによるものなのでしょうね。

4月20日以降になれば、スプリングエフェメラルの真っ盛りの季節になります。

身近な所では、北海道医療大学の里山が最適です。

 


ヒトビルから ようやく「キトビロ」に ギョウジャニンニクの実の呼び方は「キトピロ」なのに!

2019-04-02 14:29:41 | 

「山野草として 人気があるのはギョウジャニンニク(キトピロ)」

強い葱の香りがして、勢力が付く、食べがいがあるのは、山野草の「ギョウジャニンニク」です。

卵とじ、おひたし、醤油漬けなどにもよく、好きな人はスーパーにならぶと値段の高さなどお構いなしに買って行きます。

好きな人には、口の中に余韻が残る強烈な味が何とも言えないのです。

一方、嫌いな人には、次の日まで残るギョウジャニンニクの匂いが嫌で、前日食べた人がはく口臭がたまらなく「食べてこないで」とばかり、嫌みを言います。

ギョウジャニンニクの発酵した醤油漬けのビンを開けると部屋中に匂いが蔓延し、これはたまらないと、外に投げてしまう人が中にはいるのです。

匂いとは別に、好きな人はそれを拾って来て美味しそうに食べるのです。私は好きなので、貴重な山菜として醤油漬けにして重宝しています。

昨年まではギョウジャニンニクをスーパーで「ヒトピロ」として売っていましたが、大変な間違いで、「キトピロ」に訂正するようブログで呼びかけていたのですが、それが聞こえたのか、今年からようやく「キトビロ」と品物に名が付けられていました。

 

それでも間違いで「キトビロ」でなく「キトピロ」と言うのが正しいのです。キトピロはアイヌ語で「ギョウジャニンニク」をさしますが、元来アイヌ語では濁らない言い方をしているのです。

人口が多い札幌では郊外に出向いても取りつくされて、見つけることが出来ません。

キトピロのある所は、アイヌは「キトウシ(アイヌネギ・ある所)」と呼んでいました。喜登牛(きとうし)東川町、来止臥(きとうし)釧路町、喜登牛(きとうし)足寄町などに地名が残っています。

 ※ 北海道医療大学・里山は植物の採取が禁止されている自然公園(研究地)です。

  その中のカムイラビットの丘(ラピ丘)にギョウジャニンニクが二か所に笹刈り後群生し珍しがっていました。長年時期を待っていた株が生きぶいたものと関心していたの

  でしたが、7月笹刈りにラビ丘に笹刈りに出向いたところ、なんと奥の塊が全部採取され、無くなっていました。理性が先か、食べたいという欲が先か この丘に来ている

  人の中にも理性を無くした人がいたのだと 残念がっています。 


「春の妖精」たち エゾエンゴサク カタクリ オオバナノエンレイソウ など早春を彩る

2019-04-01 16:50:18 | 草花

「春の妖精」、人を喜ばせ、自然が沸き立つ

待ちに待った春の訪れが「春の妖精たち」によって、野山に活気をもたらしてくれます。

北海道の人にとって、野山の花の乱舞には心が踊ります。身も心もすっぽり自然の中に引っ張り込んでくれるのです。

さあ、「春の妖精たち」に会いに行きましょう。

心がとろけるとはこうゆう事なのです。

北海道では梅も桜も、キタコブシも一緒の時季に咲きますので、梅が先か桜が先か議論している間に他の花たちの乱舞が起こっているのです。

 

「春の妖精たち」を以下に紹介しますので、是非この花たちを見つけてみて下さい。

〇 フクジュソウ              福寿草

   キンポウゲ科

  黄色の花、他の花たちよりも早く春一番に顔を見せる。

〇 カタクリ                 片栗

   ユリ科

 

  ピンク色 紫色の花。 カタクリの花を見ないと春を迎えたことになりません。エゾエンゴサクと混在し花咲かせます。

〇 エゾエンゴサク                      蝦夷延胡索

   ケシ科

  

  紫色の花 ブルーの花 野山の広い範囲に花を咲かせる。白い花、茶色の花も時には見つかります。

〇 キバナノアマナ              黄花甘菜

   ユリ科

  黄色の花 黄色の花がまぶしい。木の根元や乾燥地に生える。

〇 オオバナノエンレイソウ          大花延齢草

   シュロソウ科

 

  白色の花 北大のシンボルマークに使われている。六花亭の六花の森には見事な群生が見られる。

〇 エンレイソウ               延齢草

   シュロソウ科

 

  紫色の花

〇 エゾノリュウキンカ           蝦夷竜金花

   キンポウゲ科

  

  黄色の花 春一番の花で、雪解けとともに沢に見られる。春告げ花です。

〇 ミズバショウ              水芭蕉

   サトイモ科

  白色の花 湿地の花。花と言っているのは苞。

〇 ザゼンソウ               座禅草

   紫色の苞 ミズバショウの生えているところに見られる。

〇 ヒメオドリコソウ            姫踊子草

   シソ科

  ピンク色の花 欧州からの帰化植物。道路淵に群生して生える。

〇 ヒトリシズカ              一人静

   センリョウ科 

  白色の花

〇 オオタチツボスミレ           大立壷菫

   スミレ科

  紫色の花

〇 ニリンソウ               二輪草

   キンポウゲ科

 

  白色の花  花弁は普通6枚 沢地に生えている。時に写真の様に花弁の多いのも見つかる。

〇 フキノトウ(アキタブキ)          蕗の薹(秋田蕗)

   キク科

  黄色い花 雄蕊 雌蕊は別々の花。フキノトウも春一番の花です。

〇 ネコノメソウ                猫目草

   ユキノシタ科

  湿地に生える。花びらは無く、花びらと見えるのが「がく」なのです。猫の目に似ているのでこの名があります。 

〇 タンポポ(セイヨウタンポポ)        蒲公英(西洋蒲公英)

   キク科

  黄色の花。北海道古来のエゾタンポポの生息地に入り込み、わが物顔で一面に広がる。目につく所ではエゾタンポポは見られなくなった。鵡川町ではタンポポ祭りが開かれている。 

   

 

 


平成~令和へ 新元号がきめられました 「令和」です

2019-04-01 16:16:18 | 歴史

「我も歴史を感じる歳となり」

平成31年4月1日、11時50分、安倍内閣の菅官房長官から新元号名が発表されました。

「令和(れいわ)です」

日本国中がこの年一番の関心ごとの発表です。

発表後、安倍首相が命名の意義について説明されました。出典は「万葉集」からで、日本国の古典から取った名は始めてだとか。

梅の様に咲き誇る花を咲かせる日本でありたいと!説明しました。

大半の人がそうでしょうが、私も昭和、平成、令和と生きることになりました。

新元号は5月1日からでですので、もう少し頑張らなければなりません。