イスラエル・パレスチナ間の束の間の休戦が終わり、イスラエルの軍事攻撃が再開され、パレスチナの人々の命が再び奪われているというニュースが、毎日流れています。
昨日は、ネット上で呼び掛られた「1210全国一斉アクション」の一環「パレスチナに平和を!国会正門前大行動 」に夫と参加してきました。
前日に続き晴れて暖かい日差しの中、桜田門から国会議事堂正門までの道路沿いのイチョウの黄葉が美しく輝いています。
午後一時、参加者が続々と集まり見守る中、集会開始。共産党の小池さんのスピーチ、立憲民主党と社民党からのメッセージに続き、中近東の近現代史を研究する大学教授や国際ボランティアセンター事務局長のスピーチがあり、イスラエル・パレスチナ情勢の歴史的経緯や、今日本が果たすべき役割が語られました。
更にパレスチナ人留学生による「ガザからのメッセージ」の朗読と、パレスチナと日本人のハーフで「ナクバ生存者の孫」という若い女性の怒りと悲しみの訴えがありました。
彼らパレスチナの人たちが語るガザ地区の現状は、友人や家族という身近な人たちの具体的な言葉で語られている分、悲惨さがひしひしと伝わって、聞いていて堪えがたい思いにさせられました。
発表によれば今回の参加者は1500人。思ったより少なかったですが、パレスチナへの思いを込めたイラスト画を掲げる人、アラビア文字の描かれたTシャツを着ている人など、パレスチナへのシンパシーを表現する若い人たちが多く、また、パレスチナ人らしい人がパレスチナの旗を掲げるなど、彩り豊かな集まりとなりました。
世界中に広がる停戦の願いが、世界の指導者たちに届き、イスラエルの軍事攻撃を止めさせる力となって、パレスチナに真の平和が一刻も早く訪れますように!(三女)