河津桜の見ごろに合わせて、2月16日~17日、伊豆に行ってきました。
2月16日。10:08品川発の「踊り子107号」で河津へ。生憎の雨で、コロナウイルスへの懸念も言われている割には、車内は旅行客でほぼ満席でした。
河津駅に着いてすぐに、向かいのラーメン店に入店。チャーハンセット(半チャーハン・半ラーメン)とラーメンを注文して、チャーハンは二人でシェアし、私は1/4チャーハンと半ラーメン、夫は1/4チャーハンとラーメンに。私にとっては久し振りのお店のラーメンとチャーハン、量も程よく、納得の美味しさでした。
昼食を済ませ、河津桜見物スタート。駅脇の道から川沿いまで、桜並木の桜も足元の菜の花も満開で、小雨に濡れる姿も趣があって、とても綺麗!
並木道沿いには、屋台がずら~っと並び、傘を手にしたお客が試食したり、お土産を買ったり。私たちも、栗の焼ポンとサンマの丸干しを自宅用に買いました。
天気が良ければもっとゆっくり過ごしたのですが、雨なので早めに切り上げて、14時10分河津駅発の電車で伊豆高原駅へ、そこからタクシーで我が家に向かいました。
我が家到着後、去年暮れに依頼していた階段付近の壁と出窓の壁板と天上板(雨漏りのため?剥がれかかっていた)の修繕の完了を確認。
まずまずの仕上がりにホッと安心して、しばし休憩後、いつものように伊豆高原簡保の宿の温泉へ。
入浴後は、いつものように「あきしろ」へ。
今回お酒は、初めての「福小町 角右衛門」と「やまとしずく」。続いて、「春霞」と「夏田冬蔵」。初めてのお酒も、お馴染みのお酒も、夫々に違った味わいがありつつ、どれも秋田のお酒ならではの美味しさでした。
お料理は、定番のがっこチーズ、なた漬け、ねばねば三昧と、干しイカ炙り、しめ鯵、芝海老唐揚げ、最後にきりたんぽ鍋。今回は脂ののったしめ鯵と芝海老唐揚げが特に美味しかったです。
2月17日。7時前に日が昇り、冬の気配が残る我が家の庭に朝日が差し込みました。植木屋さんが手を入れてくれた庭は、さっぱりと気持ち良い空間になっています。
のんびり朝食を食べ、洗濯を干し、掃除を済ませて、11時10分富戸発・伊東行きの電車を目指して、我が家出発。富戸駅までの急な坂を下る途中、海の彼方に大島がくっきり見えました。道の両側の桜や梅の木々の花も満開です。
・・・とここまでは予定通りでしたが、何と富戸駅に着いたら、10時ごろ伊豆高原と富戸の間の踏切で人身事故があり、電車は運休中、復旧の見込みは分からない、とのこと。
一瞬焦りましたが、丁度(伊豆高原から富戸迄電車で来るつもりだった)客を乗せたタクシーが来て、その客を富戸の駅前で下ろしたので、そのタクシーに乗って、伊東駅まで行ってもらいました。4000円ほど余分な出費になってしまったけれど、11時半ごろには無事伊東駅に着くことができました。
我が家の修繕をアレンジしてくれた不動産屋さんに寄って鍵を受け取り、「美よし鮨」へ。
今回は夫は地魚寿司、私はランチ握りを注文。地魚寿司はヒラメ、石鯛、マトウダイ、マンボウ、ブリ、メダイ、カンパチ、メカジキ。ランチ握りは、玉子、鯵、鮪赤身、イカ、ホタテ、鰹、鉄火巻き。地魚寿司はやはり特別感がありますが、ランチ握りも充実していて、お得感がありました。
突き出しの鰤大根や、茹で大根の酢味噌掛け、キャベツと胡瓜の塩もみと、美味しい箸休めも沢山出てくるので、ついついビールとお酒が進んでしまいました。仕上げの魚のアラと若布と椎茸の入ったお椀も美味しかったです。
美味しいお寿司他とお酒をのんびり楽しんで、人身事故の影響で少し遅れてきた踊り子106号に13時20分ごろ乗車。品川駅手前までグッスリ眠りながら、東京に戻りました。
電車移動の不自由さにも少し慣れて、バリエーションを楽しめるようになった気のする、それなりに楽しく充実の二日間でした。(三女)