スカイツリー
12月30日、年の瀬も迫り世間の皆さんは忙しい日々を過ごしていることと思いますが、私は別に特別やる事も無く、思い立って四女に電話して浅草に行く事にしました。
お昼頃 浅草寺の仲見世に到着。かなりの人出でしたが普通に歩ける程度で、見たいお店もすぐ入れるようでした。途中で「人形焼き」を買い、「揚げ饅頭」は買いたかったけれど、ここだけは沢山の人が並んでいたし昼食に響いてはいけないので、後ろ髪を引かれる思いでパスして、本堂でお参りをしました。
その後は昼食。まず天丼で有名な「大黒屋」に行ってみると、本店はこの寒空に長い待ちの列!あきらめてお蕎麦屋さんに向かい、仲見世の一本裏の道を歩いていたら「大黒屋別館」を発見。中に入って待ち時間を聞くと20分位というので、今回は天丼を食べることにしました。別館に入るのは初めてでしたが、座敷席もテーブル席も本店よりかなりゆったりしていて落ち着きました。味は以前と同じ胡麻油で揚げちょっと濃いめの味付けで、好きな人は又食べたくなるでしょうし、日頃薄味に慣れている人にはもたれるかもしれません。でもいつ来ても行列が出来ているという事は皆さんに好まれているのでしょう。
食後は雷門の横のおこし屋さんで買い物をし、スカイツリーを見に行くことにしました。最初に目に飛び込んできたのが、「えっ スカイツリーのアンテナの下ってビルだっけ?」という光景でした。次に目にしたのは、ビルに映ったスカイツリー。何だかこんないろいろな姿を見ることができ得した感じです。
次に四女が「美味しいお団子を何処かで食べたい」と言うので、「言問団子」はどうかと、浅草側から橋を渡りお団子屋さんに行くことにしました。「言問団子」と言うからには「言問橋」の袂にあるのかと思ったら、一つ先の「桜橋」の袂にありました。店のショーウインドウのお団子を見た四女は「これではないな。」そこで道を挟んで手前にある「長命寺の桜餅」のお店で桜餅を食べることにしました。桜餅はあんこを薄い餅の皮で包みそれを塩味の効いた桜の葉2枚で挟んでありました。その桜の葉の塩味とあんこの甘さがなんとも良い加減でほっとする美味しさでした。
地下鉄に戻る前に松屋デパートで「満願堂」の「芋きん(さつま芋で作ったきんつば)」を買い長い散歩を終えました。(次女)
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2011年も暮れようとしています。日本にとっては本当に辛く悲しい年でしたけれど、SV家の関係者は、幸い皆無事・元気に年の瀬を迎えることができました。
来年は、全ての人にとって、穏やかで佳い年となりますように。(三女)