
今年も北杜市観光協会の“ほくとの桜”(https://www.hokuto-kanko.jp/sp-cat/sakura)を参考に各地の開花状況をチェックしていたところ、これまで「満開」だった山高神代桜が今日から「散り始め」に!!

2年前のブログにも載せていますが、山高神代桜(やまたかじんだいざくら)は日蓮宗の古刹「実相寺」の境内にあるエドヒガンザクラで日本三大桜の一つ。樹齢2000年とも言われ国の天然記念物に指定されています。
神代桜の「満開」情報は得つつも、花粉症と早春の野良仕事で、行くのが伸び伸びになっていたところに、家から見える甲斐駒が昨日から黄砂で霞んでいたので2、3日待とうと思っていたのですが、「散り始め」の情報に何はともあれ行ってみることにしました。

今年は急に暖かくなったせいか、神代桜だけでなく境内の多くの桜の木々も一斉に花をつけたようで、散り始めとは思えぬほどすべての桜が咲きそろい、手入れの行き届いた水仙畑と見事な対比を見せていたので、タイミング的にはバッチリだったようです。
ただやはり雲一つない晴天にもかかわらず、黄砂で甲斐駒を初め周囲の山々が霞んでいたため、物足りなさは残ってしまいました。

県知事の「お花見はやって下さい」に促されたのでしょうか、ほぼ満車に近い駐車場には他府県の車が目立ち、他県ナンバーの観光バスまで見かけました。
人出も結構ありましたが、お寺の境内だけあって基本的に飲食をする環境ではなく、皆写真を撮ったりして静かに楽しんでいました。この限りでは確かにお花見自体は問題ないのでしょうね。

眞原(サネハラ)の桜並木が今朝から「満開」になっていたので、実相寺に行く前にちょっと寄ってみました。
ここは桜並木も見事ですが、やっぱり甲斐駒との対比が外せない。昨年は近辺を探索したりして楽しんだけれど、甲斐駒が悲しいほどに霞んでいる今回は、桜並木をゆっくり通り抜けるにとどめました。
北杜市に住んでいると、甲斐駒に対する思い込みが強くなり過ぎるのかもしれませんね(^^;(四女)
