ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

雪の後

2016-11-26 22:10:59 | Weblog
           

昨日までは雪に覆われながらも緑の葉をつけていた桑の木が葉を全て落とし、華やかに花を咲かせていた数種類のセージや朝顔が今朝は無惨に枯れ果てていました。季節的には花を付けていた方が不思議ではあるのですが、たった一度の雪がもたらした劇的変化に自然の営みの不思議と厳しさを実感、白州での初めての冬にちょっと気を引き締めています。

          

とは言え雪の後には楽しみも。

それは雪の上の足跡探し。昨日は全く見あたら無かったのですが、今朝は鳥(多分カラス)と2種類の小動物の足跡が残っていました。 ここで見かけたことがある小動物は狸、テン、ハクビシン、野鼠、そして猫^^。形からみて猫の足跡でないことは確かですが、何だったのでしょう。 

          

今朝は更に素敵なものも発見しました。

雪景色というと雪が地面の全てを覆い隠して一面真っ白というイメージですが、今回は雪が降るのが早すぎたため、雪の上には未だ緑の葉が混じった桑の落葉が大量に広がり、その葉の上に昨晩の冷え込みで霜がおりていたのです。

          

葉脈が霜で白く浮き上がり本当に綺麗。

これから寒さがどんどん厳しくなり音をあげることもありそうですが、まだまだ白州の冬ならではの楽しみもありそうです。(四女)
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50数年振りの雪

2016-11-25 14:16:24 | 日常
           

関東各地で時期として記録的な降雪をみた昨日、ここ白州にも沢山の雪が降りました。

我が家のベランダの積雪は12センチ。幹線道路は見事に除雪されていたようですが、里山で畑に囲まれた我が家の周りは真っ白です。

          

朝、いつもの通りベランダに出たリュウはその寒さにギョッ! 意を決して一歩雪の上に踏み出したものの、その冷たさに慌てて踵を返して部屋に戻ってしまいました。

           

一夜開けて今朝6時半の気温は-4度。雪をうっすらとかぶった八ヶ岳の朝焼けがきれいです。

           

リュウは昨日からベランダに登場したニャンコダルマが気になって気になって。ガラスドアを開けてあげたら酷寒のベランダに出て、及び腰で、一瞬だけご対面していました。

さあ、これから雪掻きです。(四女)
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琵琶湖畔のお寺(4)湖南三山

2016-11-21 20:55:59 | 日常
           

天気予報で雨とは言っていましたが、夜中から雨。でも昨夜食事をご一緒した二組のご夫婦はいずれも奥様は晴れ女とのこと。私も勿論晴れ女!出発の時は本降りだった雨が、最初のお寺、常楽寺に着く頃には殆ど止んでいました。

湖南三山は平成16年に石部町と甲西町が合併し湖南市となり この湖南市には奈良時代に建立された天台宗で国宝に指定された建築物が三寺あることから湖南三山と称することになりました。

常楽寺は以前はあまり参拝の人も来ず、常駐する人も居ないため、風神、阿修羅王、摩喉羅迦王の三体が盗難に遭いました。その後阿修羅王は見つかり戻りましたが、二体は欠けたままです。

現在のご住職は、湖南三山とされてから何とか多くの人にお寺を知ってもらいたく、境内に沢山の種類の違うもみじや真っ赤に紅葉するどうだんつつじを植え、三重の塔までの坂道を整備したそうです。

           

長寿寺.
聖武天皇の時代建立された勅願寺です。このお寺の三重塔は信長により自分の居城である安土城へ、楼門は栗東市の連台寺へ移築されてしまいました。山門から本堂までの参道は見事な紅葉のトンネルです。

           

長寿寺本堂です。

           

善水寺。奈良時代、元明天皇勅命により鎮護国家の道場として創られ、和銅寺と号しました。その後京の都で桓武天皇御病の際、この地の百伝池の水を以て薬師仏の前で病気平癒の祈祷をし、この霊水を天皇に献上したところ、御病忽ち平癒されたことにより、善水寺の寺号を賜ったそうです。

           

善水寺の鐘楼。

これで今回のお寺巡りはおしまいです。湖南三山は階段無し!それにしても同行27名皆さん健脚だとガイドさんが感心していました。そうそう晴れ女三人の威力は大したものですね。雨は朝だけでした。

今回は予想外の紅葉の大歓迎に会い、本当にラッキーでした。(次女)
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琵琶湖畔のお寺(3)湖東三山

2016-11-20 18:14:10 | 日常
           

朝から快晴!ホテルの窓から見える比叡山に日が射してだんだん紅葉した山肌が明るくなるのが楽しめました。

           

琵琶湖側には雲海が。

           

いよいよ湖東三山巡りです。

西明寺は平安時代に仁明天皇の勅願により開創された古刹です。戦国時代に比叡山を焼き打ちにした織田信長が、直後に当寺も焼き打ちをしましたが、幸い国宝の本堂、三重塔、重要文化財の二天門が火難を免れ現存しています。

           

金剛輪寺は聖武天皇の勅願寺として行基菩薩が天平時代に開山された寺です。このお寺も信長により火を放たれましたが、僧侶の機知により、本堂、三重塔、二天門等はその難を免れました。

           

参道途中です。

           

このお寺には血紅葉と言われている真っ赤な紅葉があります。これは参道途中の食事をしたお店の前の紅葉です。

           

百済寺は推古天皇の御代に聖徳太子の御願により百済人のために創建された古刹です。このお寺も後に信長の兵火により一山悉く焼かれました。しかし僅かにご本尊など数体の主な仏像と、重要な経巻類を奥の院西ケ峰に守護し難を免れました。そして信長が本能寺の変で亡くなったことにより、天正時代に仮本堂が建てられ、慶安3年に現在の本堂、仁王門、山門 が建てられました。

この写真は本堂に行く手前のものです。

           

この日最後のお寺、永源寺です。このお寺は室町時代に開山されましたが、このお寺も戦国時代の度重なる兵火により、寺院堂をことごとく失いました。江戸初期妙心寺の禅師が方丈等の再建に尽力しました。この写真は本堂の横の経堂です。

これで2日目のお寺巡りは終わりですが、今日のお寺は全部山の中!階段、階段、また階段。階段修行でした。

琵琶湖畔のホテルに入り待望の温泉(前日のホテルは洒落ていましたが温泉ではありませんでした)に入り、酷使した足をよく揉みほぐしました。

夕食はまず小さな器にはいっただし汁の味の確認?からでした(全ての料理で使用している自慢のだし汁のようです)。品よく味付けされ、ほどよい量の美味しい懐石料理と、同じテーブルでご一緒した二組のご夫婦との楽しいお話で、あっという間に時間が過ぎてしまいました。(次女)
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琵琶湖畔のお寺(2)比叡山

2016-11-19 11:00:14 | 日常
           

鶏足寺から琵琶湖をぐるりとまわり比叡山へ。根本中堂は今改修中ですがお堂の中に入る事は出来、不滅の灯火等見ることができました。

写真では良く判らないかもしれませんが、本堂はこの場所から坂を下った所。この写真の左下に屋根が少し見えています。

この後山を少し下った場所にあるホテルて、地元の食材をふんだんに使った(鮒寿司が同じ発酵食品としてクリームチーズ、貴腐ワインのジュレと組み合わされて出てきました)フレンチのコースとワインを楽しみました。

このホテルは地階に小さなライブラリーがあり、セルフサービスのハーブティー、コーヒー、緑茶、ジュースそしてワインがあります。食後そこでワインを飲んだら、夕食の高いワインより美味しかったのはどうして?(次女)
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琵琶湖畔のお寺(1)鶏足寺

2016-11-18 20:45:28 | 日常
           

晴天の東京を出発。琵琶湖畔のお寺参りの旅に出ています。

最初は新幹線米原駅。いつもは閑散としている構内が数組のツアーが重なり大混乱。よそのツアーに紛れる人数人 。なんとか全員(27名)バスに乗り込み鶏足寺へ。

40分位の道中、アラッ周りの山々が綺麗に紅葉しているではありませんか!今回は紅葉はまだ早いでしょうと期待していなかったのですがラッキー!

鶏足寺は奈良時代に庶民に信仰を広めるためつくられましたが、時代の推移と、この地方の経済力がこのお寺を支えきれない状態となり、都の方へ吸収され(現在は奈良の長谷寺に属しています)、本尊十一面観音様その他の仏像、寺宝は己高閣に納め、地区村人により管理と経営がおこなわれ守られています。

現在の鶏足寺は、山の中腹にある付属の旧飯福寺だそうです。

上の写真は参道横です。

           

             鶏足寺の参道。

           

            紅葉の中の小さなお堂。

           

駐車場からしばらく畑の中の道を歩きますが、無人、有人の即売所があり、柚子、銀杏、唐辛子、里芋、むかご等々全部一袋百円で売られています。(次女)
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解禁!ボジョレ・ヌーヴォー

2016-11-17 21:22:52 | 日常
           

ボジョレ・ヌーヴォーの解禁日の今日、我が家にも朝一番でボジョレ・ヴィラージの新酒が届きました。去年と同じ生産者「ドメーヌ・シャサーニュ」で、ヌーヴォー独特の新鮮な味わいと個性のある豊かな香りでとても美味しいワインです。

           

ワインにあわせて、ビーフシチュー、ほたてのカルパッチョ、リンゴとセロリのサラダ、オリーブ・チーズ・生ハム、フランスパンのメニューにしました。

ワインと料理が互いに引き立てあって、とても美味しい夕食になりました。頑張った甲斐があったと大満足!(三女)
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伊豆の旅:紅葉の虹の郷

2016-11-14 21:44:27 | 日常
           

昨日~今日と伊豆に行って来ました。天気予報だと昨日は晴れ、今日は曇りのち雨ということだったので、いつもの流れと変えて、昨日のうちにイベントを入れることにして、ターンパイク~スカイラインを使って、直接修善寺・虹の郷に向かいました。

虹の郷に1時半ごろ到着。快晴という予報とはちょっと違って遠くは薄雲がかかっていましたが、園内から雪を頂いた富士山が綺麗に見えました。

  

紅葉も期待通り。ロムニー鉄道脇の道からカナダ村の様子。カエデ(アメリカフウ)やヌマスギ(ラクウショウ)が美しく色付いています。

  

カナダ村からフェアリーガーデン界隈。青空の下、赤、黄色、緑、深い赤、と色々な色が複雑に重なりあって、とても綺麗です。


  

日本庭園から伊豆の村へ。モミジが主体で、池にモミジが映っている様子には日本情緒を感じます。伊豆の村で大きな手焼き煎餅を買って、ベンチ食べながら一休み。なかなか美味しいお煎餅でした。

          

紅葉を堪能して3時過ぎに我が家に到着。少し休憩した後いつものようにかんぽの湯の温泉でゆっくり寛ぎ、鮓丸さんでお刺身、さざえ、握り寿司を味わって、充実した一日を終えました。

  

今日は朝から曇り空。我が家の庭は山茶花、つわぶきが咲き、柚子が実をつけていますが、紅葉の木がないせいか冬間近を感じさせる寂しい風情です。

           

玄関先の手入れのため不動産家さんと打ち合わせをした後、我が家を出発。すぐに雨が降り出しました。

カインズホームでミネラルウォーターやビールなど重いものを仕入れ、網代の「味くらべ」という店で煮魚定食を食べ、後は東京に向かってひた走り、3時半ごろ我が家に到着。紅葉と温泉と魚三昧の旅を終えました。(三女)
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注文の多いオーケストラ・宮沢賢治エトセトラ

2016-11-12 17:33:26 | 日常
           

北トピア・さくらホールで開催された「注文の多いオーケストラ・宮沢賢治エトセトラ」というコンサートを夫と観てきました。

「セロ弾きのゴーシュ」や「銀河鉄道の夜」など、宮沢賢治の童話の中から、登場人物が飛び出して、オーケストラを舞台に物語を繰り広げるという趣向です。

演奏される曲は、ヨハン・シュトラウス《こうもり》序曲、シューマン《トロイメライ》、宮沢賢治《星めぐりの歌》、リスト《ラ・カンパネラ》、モーツアルト《お手をどうぞ》(オペラ「ドン・ジョヴァンニ」より)、ドヴォルザーク《交響曲第9版「新世界」より「ラルゴ」》、ゴダイゴ《銀河鉄道999》、そして最後がスメタナ《モルダウ》と、どれも馴染みのある良い曲ばかり。

中でも《星めぐりの歌》は、昔夫の母が小学校の先生をやっていた時に、学芸会でこの曲を使った劇を子供達に演じさせたというエピソードを聞いたことがあり、私たち夫婦にとっては懐かしさいっぱいの曲です。あと、モルダウは、ご存知2年前のチェコ滞在時の思い出が蘇る、大切な曲となっています。

演奏も歌も芸大生や芸大卒業生だけあって、レベルが高くて聴き応えがありました。また美しい舞台装置と共に展開するストーリは、宮沢賢治の人柄が分かり易く表現されていて、今更ながら彼の感性の奥深さ、天才的な芸術性に感銘を受けました。

           

そこまでは良いのですが、このコンサート、副題が「☆芸大と遊ぼうin北とぴあ」となっていて、ネットで申し込む時には気付かなかったのですが、「子供達にも生の音楽を楽しんでもらうことを趣旨としている」とのこと。

配られたパンフレットに「公演中にお子さまがぐずって泣いたり騒いだりする場合も想定されますので、あらかじめご了承ください」とあったのですが、幼い子供連れの多いこと!というか、ほとんどが子供連れで、1~2歳の赤ちゃんも多く、結果、演奏中もず~っと泣き声があちこちで起き続けて、‘想定’以上の賑やかさに、正直とても疲れました。

「せっかくの素敵な演出と優れた音楽、静かな環境でもう一度ゆっくり味わいたいね」・・・というのが、私たちの率直な感想でした。(三女)
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おなご会ランチ@二子玉川「旬菜食健 ひな野」

2016-11-09 17:21:36 | 日常
           

息子が中学時代に同級だった母親4人の集まり「おなご会」を、二子玉川rise7階の「旬菜食健 ひな野」というブッフェスタイルのレストランでやりました。

自然食を中心にした健康志向の料理50種類位やデザートが食べ放題、ソフトドリンクも飲み放題で、大人1670円、シルバー1400円、小学生900円、4歳~小学生未満500円、3歳以下無料と、かなりお得感があるせいか、店内は子供連れのお母さん達でいっぱいです。

           

海草サラダ、豆類、蕪の酢の物、肉団子、鯖の南蛮漬け、あんかけ豆腐をチョイス。それに揚げたての野菜天麩羅を友人が持ってきてくれたのでそれも美味しくいただきました。いわゆる値段の高い食材は無いのですが、私の好きなタイプの食べ物が豊富です。

別料金ですが、4人で赤ワインのデキャンタを頼んで、料理と一緒に楽しみました。

           

デザートにはソフトクリーム、角ドーナッツ、マシュマロとプチシューのチョコレート掛け、オレンジを選びました。最近甘党になっているので、デザートを少しずつ色々食べられるのが嬉しいです。 

今日は、6月に引越しをしたYYさんの慰労会という趣旨だったので、新居の暮しぶりを色々聞きました。ご主人が引越し直後に癌の手術をしたので一時は大変だったようですが、今は回復し、YYさんも落ち着いて、お料理や掃除に励み、時間を作って散歩をしたり本を読んだりと、自分のペースで暮しているようです。

北風の寒い日でしたが、のんびり楽しい昼のひと時となりました。(三女)
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