ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

月命日の集い@白州

2016-05-29 10:27:06 | 日常
           

5月27日~28日、月命日の集いということで、長女夫婦、次女、三女夫婦、四女が、四女が5月から移り住んでいる白州に集まりました。

  

朝のうち降っていた雨も上がり、少し陽も射してきたけれど、小淵沢界隈は予想以上に涼しい。でも空気が澄んでいて何とも爽やかです。

いつも集合場所としている「そば処 藤亭」が臨時休業だったため、急遽長坂の「翁」に行くことになりました。「翁」のお蕎麦は本当に久し振りです。一時は人気が出すぎて入店まで外で30分以上待たされた「翁」でしたが、最近はブームが去ってすぐに入れます。でも往年の美味しさはそのままでした。

(※「藤亭」の店主さんに教えてもらったのに場所がよく分からなくて行き着けなかったお蕎麦屋さん「月舎」のサイトを今後のために記しておきますね。→http://www.crytus.co.jp/tsukiya/

         

昼食を終え、買い物も済ませて、四女宅へ。まずはみんなで畑の苺と玉ねぎ、庭の山椒の実を収穫。

  

庭の花々を鑑賞。見事な芍薬をはじめ、色とりどりの花が自然な感じで配置されていて、とても素敵です。SV家から持ってきて移植した無花果も今年は実を付けました。よく元気に根付いて育ってくれたと感激。食べられるまで育ったら嬉しいな。

           

しばしの休憩後、いつものように道の駅「蔦木宿」の「つたの湯」温泉へ。ようやく巣立った子ツバメたちのさえずりを聞きながらの入浴は風情がありました。

  

甲斐駒の見えるベランダでバーベキューの夕食。サラダ、蕨の煮付け、破竹の煮物、素晴らしく美味しい生の蕪、チーズ、アイスプラント、ホタテのつまみ等をつまみ、ビールやワインを楽しみながら、新鮮野菜や豚肉、鶏手羽、海老が焼けるのを待ちます。長女夫が、いつものようにバーベキューセットの前に陣取って、丁度良い焼け具合になるとみんなに配ってくれるという、何とも有り難い役を引き受けてくれました。有難う、お兄さま!

爽やかな外気の中で、おしゃべりしながら美味しく食べ、飲み進むうちに、空は美しく赤く染まり、やがて暗くなった空に金星が光ったと思ったら、ほどなくして夜の帳が下り、満天の星空が広がりました。(写真に上手く移せないのが残念!)

+++
           

5月29日。サラダとハムとパンとコーヒーとサクランボの朝食。テレビを見ながらしばしおしゃべりを楽しんだ後、長女夫婦は一足先に帰路に付きました。

         

残った私たちは、八ヶ岳リゾートアウトレットへ。緑がいっぱいで気持ちの良い空間に、結構素敵な洋服や小物のお店が並んでいて、私たちのお気に入りの場所です。今回私は少しお洒落めなティーシャツや軽い着心地の夏用スカートを買いました。

  

アウトレット敷地内のイタリアンレストラン「ロ スコヤットロ」でランチ。朝食べたのと同じようなすごいボリュームのサラダと、パスタやピザ、飲み物のセット。スパゲッティもフェットチーネも丁度良い茹でで加減で、地元食材を生かした味はグー。ピザは最近珍しい厚手の生地ですが、こちらも結構なお味でした。

ここで次女、三女とお別れ。土曜日とあって高速も上りは空いていて順調な走り。2時間ちょっとで無事我が家に帰り着きました。皆さんお疲れさまでした。今回も楽しかったですね!(三女)
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Dちゃん、小学校最後の運動会

2016-05-22 11:09:10 | 日常
           

昨日はDちゃんの小学校最後の運動会でした。天気は快晴。湿気が無くて、時々吹く風が気持ち良い絶好の運動会日和。Dちゃんパパが朝6時前に学校に行って、木陰に席を確保しておいてくれたので、快適です。

私たちが学校に着いて程なくして、6年生の100メートル競走がありました。Dちゃんも一生懸命走りましたが、惜しくも4位。まあこれは私の隔世遺伝だな。でもよく頑張りました!

         

団体競技は1人の子が走ってマットに乗っかり、そのマットを4人で運ぶという競技です。こちらはチームワークの良さが生きて、Dちゃんたちの青チームが優勝でした。やった~!

           

お昼はY子宅に行って、Y子の手作りランチを楽しみました。おにぎりが美味しい!

その後15分ほど昼寝してリフレッシュ、再び学校へ。

  

午後の部は応援合戦からスタート。青チーム、黄チーム、赤チーム、夫々工夫を凝らした楽しい応援に、子供達も父兄も盛り上がります。

         

今年のハイライトは、5年生、6年生合同の組体操。まずは夫々が体をほぐし、次は2人づつ組になってポーズ。更に5人が組になって小さなピラミッド作りと、段々難易度を高めていきます。え?事故が多発して問題になっている、あの大ピラミッドに挑戦する気?大丈夫ですか?!

         

緊張しながらスタンバイしている先生たちが一斉にグランドに走り出て、非常時に備える態勢を整える中、ついに6段のピラミッド完成。一番上の子が夫々に無事立ち上がりました。やった~!というか、無事で良かった。

「苦しくても頑張って成し遂げた後に来る喜び・・・」と先生が高揚した声でアナウンスしていましたが、う~ん、どうなんでしょう。正直祖母の立場からすると賛成できないんですが、、、。でも、競技を終えた子供達の輝く笑顔を見ると、こういう経験もアリかなという気もしました。

           

その後、運動会の花リレーで盛り上がり、更に全員参加の大玉送りで競技は終了。リレーも大玉送りも青チームが頑張りを見せ、結局赤チームと同点の2チーム同時優勝を飾りました。

これでDちゃんの小学校最後の運動会は終わり。6年間楽しませてもらいました。もうこの学校に私たちが来ることはないと思うと、ちょっと寂しいな。(三女)
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自由ヶ丘へ散歩&「壁の穴」ランチ

2016-05-18 17:37:22 | 日常
           

初夏の陽気の今日は、お昼を食べに行き方々自由ヶ丘まで散歩。暑い陽射しながら空気は乾燥しているので、東工大横の遊歩道も、緑の木陰ができて気持ちの良い絶好の散歩道になっています。

  

桜も花水木も終わり、紫陽花には少し早いので、ひたすら緑、緑、緑。それでも良く見ると石榴の花(?)や昼顔(?)が咲いていたりします。
(?)=>本来の季節より大分早い気もして確信が持てないのですが。

町全体に緑が鬱蒼。草木がどんどん伸びて、遊歩道も公園も個人のお宅も、手入れが間に合わないという感じ。実は我が家の庭木も伸び過ぎていて、早く切らなくてはと焦り気味なのですが、今はこういう季節なんだと、少し安心しました。

         

久々に「壁の穴」でランチ。散歩の後の冷えた白ワインが美味しい。「魚介のマリネとハーブの冷製タリオリーニ」という初夏限定のパスタも、たこ、いか、あさり、海老、ムール貝など沢山の魚介とフェンネルやイタリアンパセリなどハーブの爽やかな香りが相まって、とても美味しかったです!

昔はDちゃんとY子と一緒に良く来ていた「壁の穴」ですが、ここ1、2年は足が遠のいてました。たまには、夫と2人でパスタというのも良いですね。(三女)
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カラヴァッジョ展

2016-05-15 13:50:33 | 日常
           

昨日、夫と一緒に上野の国立西洋美術館で開催中の「カラヴァッジョ展」を見てきました。

カラヴァッジョという画家のことを今まで全く認識していなかったのですが、ウィキペディアによれば、『ルネサンス期の後に登場し、カラヴァッジョ(Caravaggio)という通称で広く知られ、1593年から1610年にかけて、ローマ、ナポリ、マルタ、シチリアで活動した。あたかも映像のように人間の姿を写実的に描く手法と、光と陰の明暗を明確に分ける表現は、バロック絵画の形成に大きな影響を与えた。』とのこと。

入館して最初に目にするのが‘身分差のある女性が男の手相を占う隙に指輪を抜き取る様子’を描いた「女占い師」という絵。世俗社会のいかがわしさ、人間の愚かさをモチーフにした絵にちょっとしたショックを覚えました。

         

「静物」のジャンルに収められた「果物を持つ少年」や「バッカス」は、確かに果物などの静物が精密に描かれていますが、私はどこかうつろで投げやりな若い男性の表情に強い印象を受けました。

カラヴァッジョは画家としては恵まれた環境にあったのに、自宅で暴れたり、舞踏会場や居酒屋を渡り歩いて喧嘩や口論に明け暮れ、ついには乱闘で若者を殺すに至ったとのことなので、そうした退廃的な気分が彼が描く若者像に現れているようにも思えました。

  

一方、「ナルキッソス」「洗礼者ヨハネ」「エマオの晩餐」などは、光に浮かび上がる人物の艶やかなのに静けさを湛えた不思議な美しさや、光と影の配置、構図の独特さが印象的で、‘光と陰の明暗’という卓越した個性が、後の西洋美術に少なからぬ影響を与えたというのも納得でした。

  

絵画鑑賞を終えて館外に出ると、上野公園は緑がいっぱ~い!「鮮やかな緑よ~ 明るい緑よ~♪」と先週のコーラスサークルで歌った懐かしのメロディーを口ずさみながら、西郷さんの銅像まで小散歩。本当に気持ちの良い季節です。

         

今まで美術館へ行った後に必ず行っていた池之端の「藪蕎麦」が閉店になったようなので、今回初めて「上野藪蕎麦総本店」に行ってみました。観光客で賑わう通り沿いにあるお店には外国の若者たちも沢山入っていて、店の前はズラリと行列。30分以上待って、ようやく入店が叶いました。久々の「藪」のお蕎麦はやはり美味しい。間違いない。春の山菜天麩羅も美味でした。

スペイン旅行から帰って以来、忙しかったり夫が捻挫したりと、ずっと叶わなかった美術鑑賞→上野公園散策→「藪蕎麦」の3点セットが、この爽やかな季節の間に実現して、納得、満足の一日となりました。(三女)
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母の日の集い@木曽路碑文谷店

2016-05-08 11:58:09 | 日常
           

今日の母の日に先立ち、昨日Y子一家が木曽路で母の日のお祝いをしてくれました。

いつものように、昔馴染みの花屋さんで買った花束のプレゼント。赤いカーネーションとカスミソウのクラシックな花束に懐かしさを感じます。

  

まずは生ビールで乾杯!初夏の陽気でビールが美味しい。しゃぶしゃぶが来る前にお刺身盛り合わせ。鮪トロ、鯛、雲丹、鮑など、新鮮な魚介類が色々で楽しめました。

その後は、Dちゃん用に牛肉網焼き、そして勿論シャブシャブセットを頼んだわけですが、食べるのに前のめりで、写真を写し損ないました。

飲み物は冷酒「木曽路」。最近健康のためアルコールを控えめにしている私ですが、「今日は母の日だからね~」。この「今日は・・・だからね~」といいうのが曲者なんですよね。ま、いっか!

           

もうすぐ開催されるDちゃんの運動会のこととか、Y子やDちゃんパパの仕事のこととか、夫が3週間ほど前伊豆で捻挫した足のその後の経過(思いの外長引いたのですがようやく治癒)とか、夏休みの計画とか、楽しく話しながら、お腹いっぱい食べました。

目に青葉、、、本当に気分の良い季節ですね。(三女)

+++
〔追記〕
           

母の日本番の今日は、Kが我が家の夕食を食べに来方々、母の日のプレゼントとしてワインを持ってきてくれました。(三女)
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かんじゅく座10周年記念公演「カラスの声も、しわがれる・・・」

2016-05-05 21:33:04 | 日常
           

今日から中野ザ・ポケットで始まった『かんじゅく座10周年記念公演「カラスの声も、しわがれる・・・」』を見てきました。

かんじゅく座というのは鯨エマさんが主宰する60歳以上限定のシニア劇団で、旗揚げから10年たった今は座員の平均年齢が71歳とのこと。私もここ4年ほど見に行っていますが、いつも皆さん元気に頑張っていて、感心させられます。

エマさんによれば、『今年のネタは「選挙」。18歳選挙権適用直前ですが、実はこの芝居を書いたのは10年前。当時話題となった国政選挙での、亀井静香vsホリエモンをモチーフに書いたある田舎町の町長選挙の物語で、再演にあたり、いろいろと書き直し、新たな物語として生まれ変わった』とのこと。

今回は市町村合併の賛否が争点となった町長選という設定で、合併反対、故郷を残したい、という70歳の元教師の候補者と、合併を踏まえて地元の発展を新たに造りたいというIT企業の社長である30代後半の候補者の闘いという図式。これに夫々の候補者の家族の思いや、元教師が勤めていた学校の生徒達の問題意識を絡めて、話は展開します。

           

結論を言ってしまえば、才気走り利に聡い若い候補者が実際の選挙には勝ったけれど、生徒達の模擬投票では情に篤い元教師の候補者が圧倒的な票を獲得していた。・・・そして、それから数年後、元教師が亡くなった時には、若かった町長は元教師が描いていたひまわりがいっぱいの町を作っていた、というようなお話です。

誰もが自分の居場所と思える故郷の大切さ、など、今回もエマさんが伝えたい、ひたむきなメッセージがひしひしと伝わってくる演目でした。ただ初日のせいか、2人の候補者の対比がイマイチくっきりシャープに演じ分けきれていなかったのが残念ということと、舞台全体のトーンが暗すぎたこと、特に最後のカーテンコールの場面で出演者のほとんどが喪服という演出は、風薫る五月、ゴールデンウィークの出し物としては如何なものかというのが率直な感想でした。(三女)
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