昨日は、渋谷の東急本店8階にある「なだ万茶寮」にY子一家と私たち夫婦が集まって、12月7日が誕生日のY子の誕生会をしました。
「なだ万」を選んだのは、このところ料理への興味が深まっているDちゃんの希望。紀尾井町の本店ではとても手が出せないお値段ですが、渋谷のお店なら何とか許容の範囲内ということで、決行!となりました。
お料理はミニ懐石「祇園」。先付、旬菜、蒸し物、造り、煮物、焼物、食事、デザートのコースです。
先付の白子豆腐揚げだしを一口食べてDちゃんが「美味しい!出汁が効いている」と感激のひと言。旬菜は白菜と京揚げ煮浸し、カリフラワー豆腐、鮟肝と林檎のみぞれ和え他、でしたが、ここでも「鮟肝が美味しい」とDちゃんの通のような感想でした。
蒸し物はフォアグラ茶碗蒸し。ブルゴーニュの白ワインによく合って、私たちは美味しくいただきましたが、Dちゃんの口には合わなかったようです。
お造りは鯛、鰤、鮪の盛り合わせ。雪の牡丹苑を連想させる盛り付けに風雅を感じました。
煮物は牛頬肉の柔らか煮。美しい黄瀬戸の器に入った肉も大根も海老芋も柔らかく味がよく沁みて全員が納得の美味しさでした。
焼き物は鰤照り焼き。付け合せにさつま芋、万願寺甘唐、ふぐ竜田揚げ、その他色々がついていて、さすがに皆お腹が一杯状態。ちなみに、さつま芋は献立表には「丸十」と書いてあって、これは薩摩藩の紋章が「○」の中に「十」の文字が入っているところから来ているそうです。(皆さん、知っていましたか?)
食事はオプションで松茸の炊き込みご飯にしました。松茸も昨日が今シーズン最後とのこと。京都の松茸の良い香りを思う存分楽しみました。
デザートは苺、白玉、珈琲ゼリー、アイスクリームの盛り合わせ。さすがにお腹にズシンと応えました。
ゆったりした店内で美味しく美しい料理を心行くまで楽しんで、皆満足。幸せ気分。イルミネーション輝く賑やかな渋谷の街を後にしました。
ちなみに、誕生日プレゼントは、本人の希望で、温かい靴下(←地味な希望ですね(笑)。)(三女)