ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

ハッピー・ハロウィン

2012-10-31 20:40:56 | 日常
          

今日はハロウィンのお祭り!今晩のメニューはラザニア、生ハムサラダ、手作りかぼちゃパン、かぼちゃスープでした。(Y子)

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我が家の近くの保育園でも、子供達が仮装して、小さな子はキャリーカーで公園へ、大きい子は並んで商店街に向かって行きました。町の人達からお祝いされたのかな?

          

ちなみに、我が家の窓の外にいるのは、カラスではなく尾長だし、我が家には居るのは黒猫ではなくてぶち猫だし、勿論、魔女もいないし、、、、
せめてかぼちゃのプリンを買おうかと思ったら、クレソンが定休日!

               

真っ暗な空に光る月だけが、少しそれらしい雰囲気を感じさせてくれました。やはり、ハロウィンは子供のための行事なんですね。(三女)


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リヒテンシュタイン展

2012-10-29 20:45:04 | 日常
               
      「マリア・デ・タシスの肖像」(アンソニー・ヴァン・ダイク)(HPより)

好天にさそわれて、六本木・国立新美術館で開催中の「リヒテンシュタイン秘宝展」を、夫と一緒に見に行って来ました。

リヒテンシュタインというのは、スイスとオーストリアに挟まれた立憲君主制の小さな国家です。そのリヒテンシュタイン候国の『国家元首であるリヒテンシュタイン公爵家が優れた美術品収集こそが一族の栄誉との家訓のもと、500年以上にわたってヨーロッパ美術の名品を収集』(HPより)。その3万点に及ぶ絵画、美術品の中から、今回は139点が公開・展示されています。

館内には、ルーベンス、ラファエッロ、レンブラント、ヴァン・ダイクなど巨匠の絵画や、様々な美術品、調度品がふんだんに並んでいます。調和のとれたルネッサンス、絢爛豪華なバロック、優しさの漂うビーダーマイヤー(新古典主義)など、個性の違った作風を存分に楽しみ、豪華な暮らしの気分を味わうことができました。

そんな中で、特に印象に残った作品を3つ上げるとすれば、その第一は、ヴァン・ダイクの「マリア・デ・タシスの肖像」。気品溢れる姿と人間的な表情が何とも魅力的。絵の色合いも豪華、かつ落着いていて、とても美しい。見ていて豊かな気持ちになります。

               
     「ベツレヘムの人口調査」(ピーテル・ブリューゲル2世)(絵葉書)

二番目は、ピーテル・ブリューゲル2世の「ベツレヘムの人口調査」。これは遠目に見て、今年1月に見た映画「ブリューゲルの動く絵」と雰囲気が似ているな、と思って近付いてみたら、あのブリューゲルの息子の作品で、作品説明に「ピーテル・ブリューゲルに倣う」という添え書きがありました。成る程ね!右下の方にラバに乗ったマリアとその傍らにヨセフが描かれていて、日常の暮らしの中に聖書の中の話が溶け込んでいるところなど、パパ・ブリューゲルの手法をしっかり受け継いでいます。

               
          「ぜんまい仕掛けの酒器」(ヨアヒム・フリース)(絵葉書)

もうひとつは、「美と技の部屋」というコーナーにあった「ぜんまい仕掛けの酒器(牡鹿に乗るディアナ」というものです。金と銀の美しい細工ですが、牡鹿も犬や猿や兎も何だか愛嬌があります。でも、何より楽しいのは、台座にぜんまい仕掛けがあって、それを回すと酒器全体が回転、止まった時に牡鹿の頭が向いた所に座った客が、酒器の蓋である牡鹿の頭部を外して中のお酒を飲める、という半ば遊び道具だというところです。作品の横にはぜんまいで動かした様子の映像が見られるようになっていました。

今回も大勢の見学客がいて、余りゆったりした環境ではなかったのは残念でしたが、日常と離れた世界に浸り、17~18世紀のヨーロッパ貴族の暮らしに思いを巡らすひと時は、とても贅沢で心の栄養になりました。「いつか、リヒテンシュタイン候国に行ってみたいね」・・・夫と私の、最終的な感想です。(三女)
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初体験

2012-10-27 20:59:42 | 日常
               

10月25日、ホテルニューオータニで行われた「国民の生活が第一」結党記念パーティというものに友人2人と参加してきました。

テレビや新聞では叩かれるか無視されるかの小沢一郎さん率いる「国民の生活が第一」ですが、インターネットの世界、特に「消費増税反対」と「脱原発」を願う人達の間では、今この党への期待が高まっています。ということで、一度その実像を見てみたいと思って参加することを決めました。

5時半開場、6時スタートということで、5時半に会場に行ったら、既に長蛇の列ができていました。受付を済ませて会場内に入ると、人人人。とりあえず入り口近く(ステージから一番遠い)のテーブルに陣取って、水割りを飲みながら、前方スクリーンに映し出されたドイツ脱原発視察の映像を鑑賞。

会が始まるとすぐに、福島県の二本松市長さんや、JAの人や、赤ちゃんを持つ母親などが、来賓として挨拶。ステージまでの空間にすごい人垣ができていて、スクリーンの映像しか写せませんでしたが、会場に響くメッセージから、原発事故に苦しむ人達のこの党に寄せる期待がひしひしと伝わってきました。小沢さんも挨拶で「消費増税の凍結・廃止」と「脱原発」を目指すと宣言。大きな拍手が湧きました。

               

会場は立錐の余地が無いほどの混み方でしたが、「歓談」の時間の間に、3人で何とか前方に移動。議員と立候補者の紹介、谷亮子さんの音頭による「がんばろう!」のシュプレヒコールの時には、バッチリ写真を撮ることができました。

政党のパーティなるものは初体験で恐る恐るの参加でしたが、想像していたよりずっと明るく爽やかな雰囲気で、好感が持てました。掲げた目標実現に向けて、頑張ってくださ~い。

+++

             

25日の体験は実に興味深く、面白かったのですが、熱気に圧倒されたのかその後ドッと疲れがでて、昨日も今日も完全オフの気分。何もせずにのんびり、まったり、お酒も控えめの2日間となりました。

ハイライトといえば、今日のランチの後に食べた「喰いだおれ太郎はちみつケーキ(Kの大阪土産)」にヨーグルトとブルーベリージャムを乗せたお手軽デザートが素晴らしく美味しかったことだけ(?)でした。(三女)
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秋色

2012-10-24 20:31:30 | 日常
               

昨日‘秋の装い’として買ったセーターとスカートに合わせて、今日は近所のトルコ人経営の店で、赤系の石のネックレスを買いました。石の名前(トルコでの呼び方)を聞いたけれど、聞いた先から忘れてしまいました。が、ともかくパワーストーンで、「つけていると元気で明るい気持ちになります」とのことでした。

秋らしい落着いた色合いと、石と石を繋ぐ銀細工がとても素敵なので、とりあえずそれだけで十分明るい気持ちになれそうだと、今のところとても気に入っています。

          

のんびり買い物をした帰り道の空に、ススキの穂のような柔らかなすじ雲?綿雲?が広がり、そこに白い月が光っていました。「きれい!」としばし立ち止まって眺めていると、ねぐらに帰るのか、カラスが視界に入ってきて、東の空に飛んでいきました。

それから程なくして日が沈み、西の空に今日買ったネックレスみたいな赤い色が広がって、やがて消えていきました。(三女)
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食欲の秋

2012-10-23 21:08:32 | 日常
               

夫が出張から帰ってきて、かつ、Kが夕食をいらないと言うので、夕食は美味しく飲める秋メニューにしました。

<写真>
手前左: 天然鰤と北海道ヤリイカの刺身
手前右: 里芋、鶏肉、こんにゃく、人参の炊き合わせ、スナップエンドウ添え
奥左:  白菜、ほうれん草、豆腐、えのきだけの水煮 (ポン酢がけ)
奥右:  ホヤ塩辛、若布、きゅうり
そしてビール!ですね。

ビールの後日本酒に移行したのは言うまでもありません。

今日のハイライトはホヤ塩辛。夫が昨日友人と札幌で飲んだ飲み屋さんの特製だそうで、素晴らしく美味しかったです。ご馳走さま~!(三女)

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秋の休日

2012-10-21 20:30:45 | 日常
               

素晴らしく晴れ渡った日曜日。夫が今日から火曜日まで札幌に出張だということもあって、気分は完璧な休日です。

8時過ぎに起きて、サンドイッチ・コーヒー・梨という簡単な朝食を終えて、ゆ~っくり新聞を眺めて、10時半過ぎに洗濯を干しにベランダに出ると、前の駐車場で雀の子供達が雑草の実をついばんでいました。

今日は雀や尾長など、鳥たちも賑やかに囀って秋の陽射しを楽しんでいるようです。長閑な光景。でもにゃんこにはくれぐれもご注意を!


                    

夕方、買い物がてら池周辺に散歩に行きました。お池の周りは気持ちの良い季節に誘われたように、散歩する人、ジョギングをする人、子供野球を終えたグループなどで賑わっています。

八幡様にお参りをして、境内を出ると、池を挟んだ向かい側から哀愁を帯びた音色が聞こえてきました。音に惹かれて向うの畔まで行って見ると、暮れなずむ池を見ながら、ひとり三味線を弾きながら島歌を歌っている男性がいました。

               

静かに響く歌を聴きながら、ふと空を見上げると、高い空に薄っすらと三日月が光っていました。しみじみと穏やかな、地元の秋です。(三女)
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神代植物公園のバラフェスタ

2012-10-20 20:54:46 | 日常
          

気持ちの良い秋晴れの今日、夫と一緒に神代植物公園に行って来ました。神代植物公園は現在バラフェスタ開催中で、噴水周囲の「ばら園」は世界各国から来た色とりどりのバラが満開です。

          

今日は美智子妃の78歳の誕生日ということで、プリンセス・ミチコ(左側)を探し当てて記念撮影してみました。思っていたより小ぶりで華奢で、色はやや派手目です。イギリス産ということですが、若い頃の美智子さんは、イギリスの人達の目にはこんな感じに映っていたのでしょうか。今の美智子妃は、むしろ右側の、大きく優雅で、清楚な色合いの花が合っているような気がしますが。

          

園内はカメラを持ったバラ目当ての客が大勢来ていましたが、バラだけでなく、満開の金木犀や、紅葉した花水木、その他沢山の木々や草花が、その香りと色合いで秋の訪れを告げていて、広々とした自然がいっぱいの園内の散歩は、今回もとても快適でした。(三女)
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地元のパン屋さん今日で閉店

2012-10-19 13:21:31 | 日常
               
              店入り口に張られた閉店の挨拶

今朝散歩から帰ってきた夫が、「駅前のJパン屋が今日で閉店らしい」というので、驚いて確かめがてら最後のパンを買いにいきました。

店入り口にのガラスに「85年と233日 本当にありがとうございました」の張り紙があって、店の中ではオーナーが買い物に来た客一人一人に「長い間有難うございました」と深々と頭を下げて挨拶しています。私もほとんど毎朝食べているハイブレッド2斤と餡ドーナツ2個を買いました。どちらも焼きたてでよい香りが漂っています。

店内の張り紙には、「来年3月に一部上場のパン屋さんがオープンします。お楽しみに」という添え書きも書かれていました、、、ということは大手企業に買収されたのでしょうか?

2年ほど前には地元の文房具屋さんが閉店し、今度はパン屋さんが閉店とは、、、。「諸行無常」・・・時代が移り行くのは世の常とはいえ、子供の頃からのなじみの店が消えていくのは何とも寂しい限りです。(三女)

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映画「生き抜く 南三陸町 人々の一年」

2012-10-19 09:54:05 | 日常
               
                   「生き抜く」HPより

昨日はポレポレ東中野で上映中の映画「行き抜く 南三陸町 人々の一年」を見に行って来ました。津波で壊滅的な被害にあった宮城県三陸町・三陸海岸沿いの港町に暮らす人達の、被災からの一年間を追ったドキュメンタリー映画です。

『娘を引き上げるためにいち早く海に出た漁師、最愛の妻を亡くし幼子と再起を誓う夫、役場職員だった夫を探し続ける妻、日に日に絶望の念を深めていく老女』(HPより)こういった人達の日常に寄り添い記録したこの映画は、深い悲しみに満ちていますが、同時に悲劇の中にあっても穏やかさを失わない東北の人達の優しく誠実な姿を描き出しています。

昨年3月11日に、テレビを通して津波が町を飲み込んでいく様子をリアルタイムに見て以来、私の中で気持ちの在り方は大きく変わり、そこに暮していた人達は私にとって、一方的な思いですが「同胞」という感覚が今も心の中に居座っています。その「同胞」の尊厳に満ちた姿は(言葉が適切かどうか分かりませんが)美しく、海の変わらぬ美しさと相まって、深く心を打たれました。

それと同時に、今年7月のバスツアーでこの周辺を通りかかって、今も大きく残された災害の傷跡に息を呑んだものとして、この方達のこれからの暮らしが少しでも穏やかで幸あるものとなるように、祈らずにはいられませんでした。

この映画は「ポレポレ東中野」で、10月26日まで上映されます。時間があったら是非見てくださいね。

***

映画を見た後、来週月曜日に日本を発つねこねこさんと築地「すし好」で最後のデート。

東中野から大江戸線一本で築地市場にでられるので丁度良いと思って行ったのですが、駅に着いて地上に出たら、町は暗くて無機質なビル群に囲まれています。方向感覚が分からなくなって、店に行き着くまでしばらくウロウロしてしまいました。どうも行き付けない所に使い慣れない電車を使って行くというのは苦手だな。

でも久し振りに築地で食べたお寿司は、ピカピカに新鮮で姿も美しく種類も豊富。伊豆とはまた違った美味しさを堪能しました。ねこねこさんとの楽しいおしゃべりの時はあっという間に過ぎ去って、半年後の再会を約束してしばしのお別れ。置き土産に面白い映像サイトを教えてくれました。

How to Eat at a Sushi Bar
http://www.youtube.com/watch?v=bc6v8IUe_0g&sns=em

笑える。でも、これをジャックさんやアメリカの友人に見せたら、本気にしちゃうかも?(三女)
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頑張れ若い保育士さん!

2012-10-17 22:05:27 | 日常
               
               保育園はハロウィン・モード

朝10時ごろ、近所の保育園から幼い子供達の泣き声の大合唱が聞こえて来ました。「ん?何事?」と2階の部屋の窓から覗いてみると、2歳児クラスの子たちを保育士さんたちが公園に連れ出そうとしているところでした。

まずは、6人位の子達がキャリー・カーに納まっていて、2人の保育しさんが押しています。更に4人に対し2人の保育士さんのグループと、4人に対し1人の保育士さんという2グループに分かれて、歩かせようとしているのですが、3、4人の子達が「いやだ~」「これ乗るの~」と泣き騒いで、動こうとしなかったり、勝手な方向に歩き出したりしています。

それに対して保育士さんたちは、「公園行って遊ぼう~」「○ちゃん、車が来るから端に寄ってくださ~い」「帰りはあれに乗って帰ろうね」などと、優しく忍耐強く呼びかけています。

我が家の近辺で10分ほどすったもんだがありましたが、いつの間にか歩く子達も静かになって、保育士さんの誘導に従って、2人ずつ手をつなぎキャリー・カーの後について公園に向かって行きました。そして、それから1時間半ほどして、子供達はみんな楽しげな様子で戻ってきました。

行きも帰りも、保育士さんたちは、苛立ったり声を荒げることもなく、実に大らかな態度で接していました。えらいな~。感心してしまいます。

今、この保育園の園庭には保育士さんたちの手でハロウィンの飾りが飾られています。これから楽しいことがいっぱい待っていそうです。幸せな子供時代を支える若い保育士さんたち、毎日ご苦労様。頑張ってね!(三女)
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