今日は「ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団ニューイヤーコンサート」を聴きに、東京オペラシティコンサートホールに行ってきました。去年も行ったので、丁度一年振り。期待に胸が高まります。
プログラム<第一部>
喜歌劇『こうもり』より序曲 (ヨハン・シュトラウス2世)
ポルカ・マズルカ「燃える恋」(ヨーゼフ・シュトラウス)
「トリッチ・トラッチ・ポルカ」(ヨハン・シュトラウス2世)
ワルツ「レモンの花咲くところ」(ヨハン・シュトラウス2世)
「メロディーエン・カドリーユ」(ヨハン・シュトラウス2世)
ワルツ「ウィーン気質」(ヨハン・シュトラウス2世)
にこやかな表情で演奏者たちが舞台に出てくると客席から大きな拍手が湧き、皆の期待の大きさが伝わってきました。私も、一年振りの演奏がいよいよ始まると思うと、胸がいっぱい!涙がでそう。
指揮者はお馴染みのヨハネス・ヴィルトナーさん。「こんにちは!」「皆さんとお会いできて嬉しいです!」と日本語で挨拶。でも今までほど長いおしゃべりはせずに、すぐに演奏に入りました。
曲目は明るくてテンポの良い、馴染み深いものばかり。客席の私たちも生き生きとした演奏に引き込まれ、曲が終わる毎に大きな拍手が湧きました。
15分間の休憩を挟んで、第二部開始。
プログラム<第二部>
喜歌劇『財務責任者』より「いらっしゃいませ」(カール・ミヒャエル・ツィーラー)
フランス風ポルカ「クラップフェンの森で」(ヨハン・シュトラウス2世)
ポルカ・シュネル「ブレーキかけずに」(エドゥアルト・シュトラウス)
ワルツ「金と銀」(フランツ・レハール)
ポルカ・シュネル「観光列車」(ヨハン・シュトラウス2世)
ワルツ「美しく青きドナウ」(ヨハン・シュトラウス2世)
「クラップフェンの森で」では打楽器奏者が楽器でカッコーの声とヒヨドリ?の声を出して競い合い、「金と銀」はハープの独奏の美しい音色で始まり、「観光列車」は車掌に扮した打楽器奏者の「次はトーキョー!」の声でスタートするなど、相変わらず色々な仕掛けで私たちを楽しませてくれました。
アンコールは、前回同様「年の始めのためしとて」から始まり、途中でボールを客席に打ち込む曲(名前が分からない)を含め他2曲を挟んで、最後はお約束の「ラデツキー行進曲」。
観客も前奏開始と同時に大きな手拍子を始め、その後は指揮者の指示に従って、ステージ後ろの2階席だけ、右側2・3階席だけ、左側2・3階席だけ、正面2・3階席だけが手拍手をしたり、ホール全体の指示がでると、私を含め客席中が大喜びで盛大な手拍子を送って、ステージ、会場共々大いに盛り上がりました。
こうして全ての演奏は終了。私たちの盛大な拍手に送られて、指揮者も演奏者も笑顔いっぱいでステージを去り、今年のニューイヤー・コンサートも豊かな余韻を残して幕を閉じました。
あ~楽しかった!「年のはじめ」に相応しい、本当に素敵なひと時でした♡ (三女)