8月26日~27日、熱海一泊旅行をしてきました。
宿泊先は、熱海駅から徒歩15分、海岸(熱海サンビーチ)へは徒歩3分の老舗旅館「古屋旅館」。
ここは、Y子一家が夏に何度か行ったことがあり、温泉風呂付の部屋があり、朝食、夕食は部屋食と聞いていたので、コロナの心配がある今、余り人と接触せずに海と温泉と料理が楽しめる、と考えて決めました。
3時前にチェックインし、荷物を置いて、まずは海岸へ。途中には、緑の木々と色とりどりの花のある、気持ちの良い遊歩道があります。(今まで国道を車で通り過ぎるだけだったので気づきませんでした。)
熱海サンビーチ。久々に見る海の景色に感激!海岸には若い人たちを中心にそれなりの人数がいて、浅瀬で泳いだり、海岸でバドミントンをしたりと、楽し気に過ごしていました。
私たちも海をバックに記念撮影。一応、お宮・寛一の銅像も見て納得し、宿に戻りました。
汗びっしょりで宿に戻った後は入浴。空いている時間帯のようだからと、大浴場へ。浴室には私を含め3人の客がいましたが、露天風呂には私一人。熱海七湯のひとつ「清左衛門の湯」を使用した温泉の、素晴らしい湯質を、ゆったりと満喫しました。
夕食は13品の京風懐石。梅酒とほうじ茶の食前酒、胡麻豆腐の後、サーモン寿司・フォアグラ最中・蛸・大豆チーズ松葉串など、細やかで洗練された前菜、雲丹糝薯・松茸・蓴才などのお吸い物(本当に久し振りのジュンサイ、美味しい!)、真烏賊・真鯛・金目の刺身、、、
茄子揚げ煮・穴子・かえで麩・湯葉などの炊き合わせ、黒毛和牛の朴葉焼、さらにトリュフの茶碗蒸しや強肴、焼物を経て、玉蜀黍と枝豆の土鍋ご飯+赤出汁+香の物、そしてデザートの桃・抹茶プリン・黒ゴマ蒟蒻。
と、何とも盛り沢山なメニューでしたが、ビールと飲み放題のお酒(開運、正雪、獺祭、想天坊、白鶴)と共に、しっかり美味しくいただきました。(我ながら凄い健啖振り!)
翌27日は、6時前に起床。またまた大浴場へ。(結局、部屋付きのお風呂は使用しませんでした。)今回は浴室にも誰もいなくて、まさに独占状態。ゆったり、伸び伸び、あ~気持ち良い!
お風呂から上がって、新聞を読んだり、テレビを見てのんびり過ごすうちに、8時、朝食になりました。
お粥と赤出汁、鯵の干物、カンパチ刺身、サラダ、懐石風セット、温泉卵、水菜・豆腐・蒟蒻の鍋、、、と、またまた盛りだくさん。さすがに全部は食べ切れませんでした。
10時にチェックアウト。天気が荒れ模様だったので、タクシーを呼んでもらって、駅まで行き、駅ビルで少し買い物をして、熱海発10時35分の新幹線で東京に戻りました。
あ~楽しかった!半年余りの家篭りの日々にいい加減ウンザリして、暮らし全般への意欲も薄れてきていましたが、渇望していた「海」と「温泉」と、(上げ膳据え膳の)「美味しい料理」を味わえて、心身共にとてもフレッシュできました。これからしばらくは、元気に過ごせそうです。(三女)