ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

「銀座 羽衣」メニュー、新規開拓

2016-02-16 17:50:10 | 日常
           

昔働いていた会社の元同僚2人と春節より遅い新年会をしました。会場は「銀座 羽衣」です。

この店は昔六本木にあって、当時餃子が美味しいことで有名で、一時期私たちもよく通いました。退職してしばらく後に、同じ店が銀座に移転しているから行こうとお誘いがあって、行ってみたら往年と変わらない餃子の味。以来新年会と忘年会はここでやり続け、餃子を頼み続けてきました。

でも、HPを見ると、餃子以外にも美味しそうなメニューがいっぱいあるんですよね。同じメンバー、同じ店、同じメニューが続き、お互い少し飽きてきたので、今回は私が満を持して、「自分が食べたい」を基準に新しいメニューを選択。

まずは、前菜から「豚のロースト三枚肉とメンマキュウリネギくるみ」。三枚肉の味付けが程よくて期待を裏切らない美味しさです。

         

続いて、「ソフトシェルクラブ」。殻が柔らかい蟹を殻ごと空揚したもの。これは大分前にも食べたことがあり、当時は余り賛同は得られなかった記憶があるのだけれど、私はひそかに気に入っていたもので、今回また食べたらやっぱり美味しかったし、他の2人も美味しいと言ってくれました。

次は白菜のクリーム煮。私が作るホワイトソースよりかなり濃厚でコクと酸味があって、中華料理らしい美味しさです。

         

次は「牛大餅」。これは以前も何回か注文したことがあり、ことにTさんが気に入っているもの。牛肉と玉葱を炒めて甘めに味付けしたものとネギやキュウリやトマトなどと一緒に春巻きの皮で包んだ、要は北京ダックの牛肉版のようなもの。これも今まで通り結構でした。

そして、今回最大のチャレンジは、お店の人のお勧め「ホット&サワースープ」。黒胡椒がいっぱい入っていて、最初は凄い刺激。でも食べているうちに癖になる感じ。寒かった昨日にピッタリの体が温まる一品でした。

この間に飲んだのは、勿論ビールと紹興酒。

           

最後はカラフル杏仁豆腐と温かい中国茶で締め。

お腹がいっぱいで本命の餃子を食べ損なったけれど、「今日は珍しいものが色々食べられて楽しかったね!」とお2人から評価をいただき、私も勿論美味しくて楽しくて、満足&ハッピーな新年会となりました。(三女)
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ロレンツォ・ギエルミ オルガン・リサイタル

2016-02-12 11:26:42 | 日常
           

2月11日に東京芸術劇場で開催されたロレンツォ・ギエルミさんのオルガン・リサイタルを聴きに行ってきました。

           

チラシによれば、ギエルミさんはルネッサンスとバロック音楽に造詣の深いイタリア人演奏家で、「知的で明るく透明感のある美しい響き、豪壮華麗なパイプの鳴らしっぷり、・・・両手足の超絶技巧による芸術的表現」で名オルガニストといわれているとのこと。「ヨーロッパの教会で鳴り響く音色や空気を運んできてくれるのがギエルミ」と。

プログラムは、J.S.バッハの名曲集ということで、
・前奏曲、ラルゴとフーガ ハ長調 BWV545、529/2
・「装いせよ、おお、愛する魂よ」
・協奏曲 ニ短調 BWV667
・トリオ「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」
・「来ませ、造り主なる精霊の神よ」
・協奏曲 イ短調 BWV593
・「いざ来ませ、異邦人の救い主」
・「目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ」
・「心よりわれこがれ望む」
そしてこの日のハイライト
・トッカータとフーガ ニ短調

           

実は私たちは、2011年にトゥールーズのオルガン・フェスティバルで堪能した教会のオルガンコンサートの雰囲気が懐かしくて聴きにいくことにしたのですが、教会で聞くのとコンサートホールで聞くのとでは、やはり‘音色も空気’も全く別物。宗教の荘厳な色彩が薄れ、華麗・絶妙なテクニックの方が前面に出ている気がして、最初のうちは上手く馴染めませんでした。

でも前半が終って、休憩でスパークリングワインを楽しんだ後は、昔の思い出への拘り、違和感は無くなり、演奏にグングン惹きつけられていき、絶えることのない人間の争いの歴史とその対極に常にある人々の祈り、といった感覚が脳裏を去来し、今の世界情勢とも相まって、私自身も祈りの世界に入っていくような不思議な安堵感を覚えつつ演奏に聞き入りました。

ギエルミさんの演奏も素晴らしかったのだと思いますが、やはり何といってもバッハは偉大だし、パイプオルガンには独特な魅力、不思議な力がありますね。(三女)
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本格日本料理の店「一祥」

2016-02-09 17:25:02 | 日常
           

良い店を見つけたので是非案内したい、というYさん夫妻のお誘いで、昨日「一祥」という店に行ってきました。

大岡山駅から徒歩3分。北口商店街から美容院とジュエリー買取りのお店の間を左に入って、二つ奥に入った道沿いにあるお店。去年9月にオープンしたそうで、店構えも店内も新しくてとても綺麗です。

  

Yさんが予めコースを予約してくれていて、突き出しの煮昆布と豆腐からスタート。お刺身はマグロ、平目と蛸。次は白子の天麩羅。どれもしっかり丁寧な造りで、見た目も美しく美味しい!

  

続いて白菜と牡蠣のグラタン。これもとっても美味。更に新筍・聖護院大根・鰊の炊き合わせ。優しい味で‘口福’を感じさせてくれました。閉めはYさんの好みを取り入れてご飯ではなくお蕎麦。お蕎麦はランチにも出しているそうで、お蕎麦も汁も本格的な味わいです。以上がお店がコースとして用意してくれたお料理ですが、、、。

  

Yさん夫妻が以前に食べて気に入った(私たちが気に入るだろうと考えた)チーズの白味噌漬け、ラフティ、お新香盛り合わせも追加注文して、バラエティに富んだ料理を楽しめました。とにかくどれもしっかり出汁が効いていて優しい味付け。本格的な和食の美味しさを充分に堪能してとても満足しました。

加えて、5種類のお酒も全部(とりわけ初めて飲んだ「加賀鳶」というのが)美味しかったです!

Yさん、良いお店を紹介してくれて有難う!私の周囲の友人や姉妹達も、是非いつか案内したいなぁ。あ、勿論Yさん夫妻とも又一緒に行きたいです!(三女)
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T帰国歓迎会@横浜中華街「同發・別館」

2016-02-08 10:18:06 | 日常
           

長い間ヴェトナムで仕事をしていた次男T(私たち姉妹の弟)が、今までの仕事を辞めて日本に帰ってきたので、横浜中華街「同發・別館」で帰国歓迎会をしました。当初は1月30日に予定していたのですが、大雪の恐れという天気予報で中止。昨日ようやく実現の運びとなりました。

  

集まったのはTと長女夫婦、次女夫婦、三女夫婦、四女、Jちゃん、YK子ちゃんの10名。1月30日に参加するつもりだったY子は昨日は都合がつかず欠席。また今回参加予定だったK子ちゃん夫婦はインフルエンザのため急遽欠席になりました。

         

まずは「花の下でお酒を酌み交わす」という楽しいデザインのラベルがついたビールで乾杯!引き続き「同發」という10年ものの甕入り紹興酒へ移行。

  

お料理は、「三色前菜の盛り合わせ、海鮮と豆腐のとろみスープ、海老のチリソース、黒酢スブタ、白身魚と牛肉の中華風天ぷら、季節野菜と干し海老のスープ炒め、自家製点心、五目チャーハン、やわらかアンニンドウフ」という特選コースにしました。全体に老舗の味で美味しかったけれど、最近の料理の傾向と比べると野菜が少ないのが中高年層としては、気になりました。

話題はもっぱらヴェトナムのこと。特にYK子ちゃんが近々ホーチミン市に遊びに行く計画があると言ってTにアドバイスを求めたので、Tも上機嫌に色々な情報を話してくれて、ヴェトナム旅行の計画が全くない私たちも楽しく、興味深く聞くことができました。

ちなみに、Tは「少したったらまた働きたい。日本は寒いからやっぱりヴェトナムかな~」とのことです。未だ(私たちより)若いし、頑張って下さ~い。でも健康には気をつけてね!

  

食事を終えてお店をでると、街は大賑わい。2月8日が春節で7日は大晦日にあたるとのこと。そのせいもあって?店も町並みも明るく華やかに彩られています。

  

関帝廟の辺りで獅子舞をやっているかもしれない、というお店の人のアドバイスを受けて、行ってみました。特に獅子舞など春節にちなんだイベントはやっていませんでしたが、日本の寺院とは全く違った感覚の、鮮やかな色彩の建物や飾り、参拝する人が備える長いお線香など、日本に居ながらにして異国の文化を味わえて、とても楽しかったです。

というわけで、皆で美味しく食べ、楽しくおしゃべりし、日常と離れた興味深い街を散策し、冷たい風にも負けず中華街で集まったのは正解だったと納得した午後のひと時でした。(三女)
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「なでしこ会」新年会@自由ヶ丘「えん」

2016-02-05 14:02:31 | 日常
           

高校時代の友達の集まり「なでしこ会」の遅い新年会を自由ヶ丘「えん」でやりました。今回も残念ながらTCさんは欠席。3人だけの集まりです。

去年忘年会をやった時は、KYさんが原因不明のまま2度ほどふらついて転んだと、不安そうにしていましたが、どうやら服用を続けていたある薬の副作用だったらしく、最近薬を止めてふらつき感がなくなったと、元気な表情になっていました。よかったわね!まだ外出もおっかなびっくりだと言っていましたが、段々に自信を取り戻すでしょう。私たちもホッとしました。

         

というわけで、健康回復を祝してまずはビールで乾杯。その後は日本酒へ移行。三種飲み比べで私は「浦霞」「鶴の友」「天狗舞」と無難なところを注文。お料理は鮟鱇の空揚げ、じゃこと万願寺唐辛子の炙り、野菜のかぶりつき、牛スジゆず大根、、、

         

アサリ豚しゃぶ、ほうれん草胡麻ナッツ和え、里芋の豚肉巻き等など、た~くさん。美味しく食べながら、料理のこと、家族のこと、趣味のこと、健康のこと、清原選手のこと(KYさんが昔清原選手のファンだったので)など、いつものように賑やかに楽しくおしゃべりが弾みました。

締めに夫々好みのデザート(私はなめらかプリン)を食べて、9時半終了。昔は喫茶店とかに移動して夜中までおしゃべりを続けたものだけれど、最近は次回を期してそのまま大人しく解散。

次回は4月に近所のお花見かな?それまでお互いに健康に(転ばないように)気をつけて、又元気な笑顔で会いましょう!(三女)
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島崎ろでぃーさん写真展「銃撃」

2016-02-03 21:39:19 | 日常
           

2月1日から7日まで神宮前のギャラリー「Galaxy銀河系」で開催中の、島崎ろでぃーさんの写真展「銃撃」を、四女と見に行ってきました。ろでぃーさんは、福島、反原発デモ、反ヘイト・カウンター行動、国会前デモ、沖縄・辺野古ゲート前などを撮り続ける1973年生まれの報道カメラマンです。

会場のサイトに載っていた地図で簡単に行けると思ったら、距離感が上手くつかめなかったり、地下だと気付かずビルの上ばかり見ていたりで、ちょっと難航。

  

ようやく小さな案内板を見つけて地下深くにある会場に入ってみたら、すっきりと洗練された白い空間が広がり、モノクロの写真が鋭く美しい存在感を見せていました。

ろでぃーさんといえば、2015年6月の沖縄戦没者追悼式典で、地元民が車中の首相に抗議する怒りの映像がネット上に流れ、強い印象を受けましたが、今回の展示会でもその映像は中央に大きく展示され、迫力を持って迫ってきました。

         

ゆっくり鑑賞して会場を後にし、表参道への小道(多分‘キャットストリート’)に出てみると、お洒落でスマートなのに意外なほど静かで心地よい空間が広がっています。最近の若い人たちの本気だけれど格好良い、都会的でアーティスティックなデモ・行動は、こういう空間から生まれたのだと実感できました。

         

後は渋谷まで歩いて、東急東横店レストラン街の「杏花」でランチを食べ、節分ということで「フードショウ」で恵方巻きを買って帰宅。短時間の割に内容の濃い、とても楽しく興味深く、充実したひと時でした。(三女)
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