ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

花と緑の神代植物園

2014-04-27 17:22:19 | 日常
           

素晴らしい初夏の陽気に誘われて、神代植物園に行って来ました。

        

園内は今、つつじが真っ盛り。色とりどりのつつじが幾重にも重なって、とても綺麗です。

  

ひとつひとつを見ても、華やかだったり、清楚だったり、可憐だったりと、夫々に個性があって、見ていて飽きません。

  

道端には綿毛の出始めたタンポポや、鈴蘭や、紫蘭なども可愛い姿を見せて、心を和ませてくれます。

        

花水木はそろそろ終わりの時期ですが、それでも花をつけた背の高い木が重なり合っていると、中々風情がありました。


  

左右を新緑に囲まれて、道を歩くだけで爽やか気分。さらに雑木林に一歩足を踏み入れると、周り中が緑一色!木漏れ日が光って何ともいえない美しさです。

  

薔薇園横の藤棚の藤も満開。見上げると青い空と紫の花が初夏を告げていました。

  

藤棚の裏も、背丈の低い藤があります。こちらも満開。こんなに沢山の藤の花を見たのは始めてのような気がします。

往復の道も空いていて、ケヤキ並木の緑も美しく、快適な走り。このところ疲れがドッとでて不調が続いているため、短時間の園内散歩でしたが、ゴールデンウィークらしい明るく光り輝く自然を味わえて、とても満足しました。(三女)
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清水の旅

2014-04-22 16:35:22 | 日常
           

4月20日~21日、四姉妹とその夫達が揃って、SV家相続の諸手続きが全て無事片付いたことを両親のお墓に報告し方々、清水旅行をしてきました。

お昼に両親のお墓のある鉄舟寺に着くと、ニャンコが出迎えてくれました。おっとりした表情が、日々の平和な暮らしを感じさせてくれます。

ご住職にご挨拶をして、イザ山のてっぺんのお墓へ。

           

延々と続く階段を、ふーふーぜーぜー言いながら登ると、途中に清水の町が広がります。お天気が良ければ、町の向こうに富士山が見えるはずなのですが、この日は生憎の曇天。でも考えてみると、お墓参りしている時に富士山が見えたことがないような気も、、、。

           

夫達がお墓周りを綺麗に掃除してくれた後、お寺近くの花屋さんで誂えた品の良い花を手向け、夫々にお線香を上げて、諸手続き終了の報告と両親への感謝を伝えました。お墓がきれいになって清々しい!来てよかったとつくづく思いました。

        

お墓参りを終えて、近くの蕎麦・お食事処「ふるさと」へ。お蕎麦も桜海老の掻き揚げも美味しいと評判の店で、1時過ぎに行ったのですが、4組位先客が待っていました。それでも程なくしてお座敷に通して貰って、皆さん桜海老掻き揚げ蕎麦を注文。(私はお腹の調子がイマイチお蕎麦と馴染まない感じだったので桜海老掻き揚げ天丼にしました。)美味しい掻き揚げで大満足。お蕎麦も美味しかったと皆さんの評価。女性陣は燗をしたお酒も楽しみました。

        

雨が降り出し、外で過ごすには寒すぎるので、時間つぶしに東海大学海洋博物館の水族館に行ってみました。駿河湾に住む色々な珍しい生物が展示されていて、興味のある人や無邪気な子供たちには楽しい場所なのだろうと思いますが、見慣れない深海魚などがごにょごにょ動く様子や、大きい魚が狭い水槽に閉じ込められている様子にはちょっと苦手感が生まれました。広い海洋水槽で見慣れた魚たちが悠々と泳ぐ姿にはホッとするものを感じましたが。

他に、海洋水槽横の津波実験なども見られるようになっていて、小さな子供達が怖さ半分、興味半分の様子で眺めていました。

        

この日の宿泊は、三保の松原から徒歩一分の「天女の館 羽衣ホテル」です。世界遺産登録された三保の松原と富士山の景色を楽しめると期待していたのに生憎の雨!

それでも砂浜に出て、天女の羽衣伝説ゆかりの松の跡や、二代目羽衣の松などを見物。大きく枝を伸ばした松の木々の植わる松原の景色は壮大で迫力がありました。

        

それにしても、晴れていたら、海の向こうに富士山が見えるはず。冷たい雨に降られて何とも残念です。姉妹もその夫達も、日頃の心掛けは決して悪くないはずなのに、、、。

        

        

宿に戻り、大浴場で寛いで、いよいよ夕食です。先付け、前菜、鰯のつみれ汁、お造り大皿もり、鮑の踊り焼き、もち豚鍋、河豚の唐揚げと、豪華絢爛。鮑の踊り焼きというのを、今まで何となく敬遠していましたが、柔らかくて味わい深くて、素晴らしく美味しことを発見しました。

お造りは、鯵・いさき・伊勢えび・さざえ・ウニ・ホタテ・鮪・サーモンと、多種に亘り、どれもすごく新鮮。お腹がいっぱいになっていくのが恨めしい、、、。その後、ご飯と漬物、赤だしを経て、デザートで締め。お酒は清水のお酒はイマイチで、結局もう一種類用意されていた臥龍梅を楽しむことになりました。あ~美味しかった。堪能した!それにしてもお腹いっぱ~い!

        

翌日も悪天候でしたが、このまま帰るのは勿体無い、ということで、エスパルス・ドリーム・プラザに行ってみました。「エスパルス」の名前がついているので、サッカー関連の展示などもあるのかと思ったら、そういうものは見当たらず、基本的に大きなショッピング・モール(土産物ショップ)とすし横丁の構成でした。

美味しそうな土産物を見てテンションが上がり、3袋千円という海老せん・烏賊せんや、ホテルの朝ごはんにごく少量出て美味しかった「青海苔」や「桜海老の佃煮」などを購入。お昼には早すぎるので、2階のキッズランドに行って、長女夫と四女がユーフォーキャッチャーに挑戦。長女夫は3回目の挑戦で、四女は2回目の挑戦で景品をゲット。やった~!中々面白い体験でした。

           

11時を過ぎて、お寿司屋さんも開店し始めたので、その中の一軒に入って、美味しいお寿司を堪能しました。前日にあんなにお刺身を食べたのに、お寿司は又別なんですね~。中でも鮑の柔らか煮の握りが絶品でした。(女性陣だけが味わったのですが。)こうして、清水の鮑は最高!という結論が出たのですが、偶々だったのでしょうか?

天気には恵まれませんでしたが、気の置けない人たちと寛いで過ごし、新鮮で美味しい魚介類を堪能した旅は、十分に楽しく、両親への報告も済まることができて気持ちがすっきりしたことも含め、とても有意義な旅でした。皆さん、お疲れさまでした~。(三女)
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賢い主婦化計画

2014-04-19 17:43:16 | 日常
           

消費税が3%アップしてから19日経過。あれ以来、日々の買い物に少し知恵を働かせることにしています。

今までは、基本的に買いだめは全くせずに、毎日スーパーに行って、その日必要なものを無造作に買うというスタンスでした。でも3月に少し多めに色々と買ったこともあって、「計画的に買う」ことが可能だと気づきました。

つまり、「2000円以上買ったら100ポイント進呈」の日に、日用品・食料品などを2000円を少し上回るように買う。「5%割引き」の日に、値段が張るものや貯蔵の利くもの、例えばお米とかビールとか、猫缶とかコーヒーとか、調味料とか洗剤とかを買う。何も特典が無い日は、安いけれど嵩張る天然水とか新鮮さが求められる野菜や魚や豆腐などを2000円を越えない範囲で買う、、、。といった具合。

花は「2000円以上買ったら~」の日に、大体週1のペースで買うけれど、今のところ一束398円のものばかり。これに我が家の庭木の葉っぱを添えて活けて、四女手作りの籠に入れて飾ると、結構良い感じになります。

こういう工夫って何か楽しい♪

「賢い主婦化計画」着々と進行中!(何時まで続くかな~?)(三女)

===
〔おまけ〕
           

今日の夕食: 鯵の干物(伊豆土産)・大根桜漬け(酒悦)添え、キャベツ・ブロッコリー・きゅうり・トマト・ブルーチーズのサラダ、筍(鮓丸さんから貰った)・豚コマ・九条葱炒め、蕨(鮓丸さんから貰った)のお浸し、冷奴。

この中で今日買った食材は、九条葱と豆腐だけでした。(三女)
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伊豆・桜の里

2014-04-15 09:09:43 | 日常
           

4月13日~14日と、伊豆に行って来ました。目的は温泉と鮓丸さんのお寿司、そして「桜の里」で今も咲いているはずの各種の桜を見ることです。

  

東京から伊豆に入って、途中「多賀」でお蕎麦を食べた以外はどこへも立ち寄らず、大室山麓の「桜の里」に直行しました。「桜の里」では、期待にたがわず、紅八重枝垂や大島桜など、沢山の桜が豪華に咲き乱れて、何ともいえない美しさ!


  

天気は残念ながら曇りで、青空の下だったらどんなに花の色が冴えていただろうと、少し残念でしたが、それでも十分に綺麗。日曜日の昼下がりということもあって、大勢の家族連れや団体さんたちが花の下で集っていました。

           

その後我が家に到着。庭の三つ葉ツツジが、これまた綺麗に咲いていて感激!少々休憩した後、予定通り「かんぽの湯」→「鮓丸」コースで、温泉とお寿司を堪能しました。今回はサザエとホタテを一緒に焼いたものが絶品でした。

14日は夕方から別の用事があることもあり、朝食後すぐに出発。11時過ぎには東京の自宅に戻って来ました。短時間の駆け足旅行でしたが、目的はしっかり達成。納得の伊豆の旅でした。(三女)
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琵琶湖畔

2014-04-13 07:03:12 | 日常
           

4月11日。今朝も快晴。目を覚ますと斜め対岸の空が赤く染まり始め、日の出が近い時間でした(ラッキー)。数分待つと真っ赤な太陽が顔を見せ始めました。綺麗に写すために窓を開けると、今朝もかなり涼しい感じですが、寒くは無いのでテラスに出て撮影しました。

朝食はバイキングです。パンの種類が多く美味しかったです。旅の朝食は前夜の夕食が多いので量を調節できるバイキングだと助かりますね。

           

今日の最初の観光地は「園城寺 三井寺(天智・天武・持統天皇の産湯に用いられた霊泉があり御井の寺と呼ばれていたものを、後に智証大師が当時の厳儀・三部潅頂の法水に用いられたことに由来するそうです)」です。

ホテル周辺の桜は少しピークを過ぎているようでしたが、三井寺境内はまだまだ綺麗に咲いていました。山の斜面に造られた境内には金堂はじめ日本三名鐘に数えられる荘厳な音色の鐘(突くのに300円かかります)、三重塔、観音堂など多くの建物が点在していて、階段や坂道をかなり上り下りしなければなりませんでしたが、どこを歩いても桜が綺麗に咲いていて疲れを半減させてくれました。

           

次はバス移動1時間位で「石山寺(紫式部が源氏物語を書いたところとして有名)」へ。やはり北に進むと桜も満開を保っていて綺麗です。ここは高校の修学旅行で琵琶湖を船で渡り、多宝塔までひたすら上りすぐ戻ったという印象しが無かったのですが、今回来てその境内が広く高低差があるのに驚きました。

           

ここも桜、特に枝下桜 ミツバつつじが満開でした。多宝塔の下は硅灰石(天然記念物で寺名の由来となった石?岩?)が荒々しく積み重なっています。階段を上り本堂へ。また階段を上り多宝塔へ。多宝塔のある高さの瀬田川を眼下に見下ろせる場所には小さな「月見亭」が建てられ、満月の夜は何か宴があるようです。

ここから少し上った所で紫式部展をやっていましたが、私はあまり興味が無いので寄らず、境内の一番高い位置から階段を使わず歩ける周遊路を歩く事にしました。

しばらく歩くと目の前に素晴らしい紫の世界が広がりました。それはミツバつつじの花園で桜のピンクとはまた違う素敵な風景です。そこから駐車場までの斜面は桜のピンク、つつじの紫そして若葉の緑を楽しみながら歩きました。そうそう紫式部の部屋は本堂へ上がった階段の正面にある2畳位の小さい部屋でした。

昼食はそこからすぐの京懐石「新月」で懐石料理うーん美味しかったけどお酒抜きでの懐石料理は間がもたないですね。

今日のバスの座席は1番前。乗る前にガイドさんに「1番前だけど寝ますからよろしく」と言ったら「皆さんお腹がいっぱいで眠たいでしょうから、お休みタイムにしましょう。」さすがベテランガイドさんは解っていらっしゃる!ということで次の賀茂神社まではほとんど寝ていました(笑)。

神社は全国随一「馬、競馬、乗馬」守護で千三百年の馬の霊が宿る聖地として崇敬されているそうです。私は午年なので丁寧にお詣りしました。境内は広いようですが何となくSV家近くの八幡様のような雰囲気の小さな神社で、さして見るところもないし、出発しても新幹線の時間には間が有りすぎるので急きょ近江八幡に寄る事になりました。

さすがに天気も良くお花も見頃。道も駐車場も混雑していました。寄ったのは良いのですが時間は30分位。下車した場所からすぐの時代劇の撮影で良く使われる「八丁堀」を見に行きました。道から階段を下りた川の両側が遊歩道になっていて、何か見たことがあるような風景です。

ここも川岸に植えられた桜が満開で素敵でした。和菓子屋さんを覗いたり、高島屋に出店しているバームクーヘンで有名なお店によったり短時間でしたが思いがけない楽しいひとときでした。上手に時間を使い30分の余裕で米原駅につきました。

今回も天気に恵まれ、綺麗な桜に会え、同行28名の方々も感じ良く、何よりもベテラン添乗員さんガイドさんの案内で大満足の旅でした。(次女)
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奈良吉野山(2)

2014-04-11 09:35:52 | 日常
           

4月10日。今日も朝から良い天気です。窓を開けるとちょっと冷たい爽やかな空気と共に小鳥の声も部屋まで入ってきました 今日もきっと良い日になるでしょう。

朝9時20分に玄関に集合。宿から歩いて20分位の「金峰山寺 蔵王堂」に行きましたが、途中の坂道の急なこと!昨日は良くこんな坂を上ったものだと感心しながら(?)下って行きました。

周りの桜はやはりとても綺麗に咲いていましたが、ここでの目的はそこで今公開されている本尊の青い巨像「三体の魔王権現」を見ることです。青という色のせいか その大きさのせいか本当に圧倒されるようでした。お堂も大きく写真の枠に入れるのが大変でした。

本尊見学の後は11時半まで自由行動です。そこで帰り道の途中にある吉水神社(後醍醐天皇の御座所、源義経潜居の間などがあり日本最古の書院造りで重文です)に寄ることだけ決めて、ぶらぶらお土産屋さんの並ぶ道を歩く事にしました。

さすがに吉野の地だけあって葛を材料としたお菓子や葛粉等を扱っている店が多かったです。私達はお餅を桜のあくでよく練って軟らかくした物にきな粉をまぶした不思議なお餅を食べたり、桜餅、柿の葉寿司を歩き食べしたり、漬物屋さんを冷やかしたりと、正にいわゆる観光客を楽しみました。

           

吉水神社では、鳥居から神社までの間にあるテレビの桜の吉野山散策番組で必ず出てくる桜の絶景ポイントに行くのが目的でした。天気も良く向の山の桜の花の群生も見頃!本当に恵まれていました。

桜の吉野山を堪能した後はバスに乗り1時間ちょっとで郡山まで行き、カジュアルランチ(前菜、スープ、メイン、コーヒー)。品数は少ないけれど美味しいランチでした。少し休みバスですぐの「大和郡山城址公園」へ。 ここはお城は無く荒々しく造られた石垣と天守台が残っていましたが敷地内に郡山高等学校や柳澤神社がありました。桜はもうほとんど散っていましたが、出店が並んでいたり観光客がいたりで、それなりに賑わっていました。

そこからバスで今夜の宿琵琶湖畔のびわこホテルへ。夕食会場の「大津 魚忠」に行くまで時間があるので、レイクビューの部屋でのんびりしたり売店を覗いたりして過ごし、6時玄関集合で歩いても直ぐだと思われるお店までバスで行きました。

国の登録有形文化財の町屋を改造した料亭だそうです。魚がメインの懐石料理でどれも手をかけ丁寧につくられとても美味しいお料理でした。最後のデザートの苺のムース・ブルーベリーソース添えもほど良い甘さで美味しかったです。でも 食事が終わったのが8時過ぎ。お腹いっぱいだし当然飲んでいるし、今回も温泉はパスとなりました。(次女)
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映画「ワレサ 連帯の男」

2014-04-10 14:27:01 | 日常
           

昨日は、岩波ホールで上映中の映画「ワレサ 連帯の男」を、夫と一緒に観てきました。

この映画は「地下水道」や「灰とダイヤモンド」などで有名なアンジェイ・ワイダ監督が『生涯に監督した映画の中で最も長い時間をかけて作った映画』で、テーマは勿論『「東欧民主化」の口火となった「連帯」の戦いを、初代委員長レフ・ワレサと家族の日々を通して描く』というものです。(アンジェイ・ワイダ監督が語る「ワレサ 連帯の男」より)

1970年~80年、ポーランドを始めとする東ヨーロッパはソ連邦の傘下にあり、暮らしは貧しく社会は検閲や思想統制に束縛される息苦しい状況に置かれていました。1970年終わりには食料品の価格が政府政策で一斉に高騰し、追い詰められた人々の中から激しい抗議行動が起きましたが、それに対し、政府は武力鎮圧で応え、大勢の犠牲者を出しました。その時レーニン造船所で電気工として働いていたワレサも検挙され、公安局に協力する誓約書に署名させられます。

この食料暴動事件を皮切りに、人々の中から自由を求める大きなうねりが起こり、ワレサは公安の度重なる恫喝を跳ね除けて、持ち前の政治的感性を発揮。レーニン造船所のストライキ~ゼネストを指導し、やがてポーランドの独立自主管理労組「連帯」の闘いを成功へと導きます。

ワレサは後にノーベル平和賞を受賞し、やがてポーランドの大統領にまで登りつめますが、映画はワシントンの米国議会で演説して、『私たち民衆は』と語ったところで終ります。民衆のヒーローもやがて民衆から疎まれる存在になる、、、という政治の冷徹さのニュアンスを残しつつ、ワレサの成し遂げた東欧民主化へのワイダ監督の賞賛の念がそこには感じられました。

当時ソ連を中心とする共産主義国家の権力機構が持っていた人を統治・抑圧する冷酷な意志と力、抑圧に対する人々の怒りや自由を求める熱く激しいエネルギーは圧倒的で、見ていて息苦しくなり激しい疲れを感じました。一方、ワレサが家庭で見せる夫であり父である顔は、どことなくユーモラスで人間臭く、ワレサの妻ダヌタの可愛らしく聡明な姿と共に、ホッとしたり共感したりさせられました。

           

水曜日の午後、映画館の入りは7割程度、東欧民主化とソ連邦崩壊をリアルタイムに目撃した私達世代の男性・女性がほとんどでした。(三女)
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奈良吉野山

2014-04-09 21:33:54 | 日常
         

今日から吉野山の桜を見に奈良に来ています。今日はお天気そして気温にも恵まれ快適なお花見の初日でした。

東京駅から新幹線で名古屋駅へ。途中の車窓から見える桜は2~5分散りでしたが、名古屋駅から近鉄電車で大和八木駅に近づくにつれまだまだ見頃の桜が数多くありました。

大和八木駅からバスで吉野山へ。途中橿原市や明日香村など以前自転車で回った懐かしい場所を通りました。吉野も以前夏に電車で来たことがあり、その時は吉野の駅からロープウェーで山に上がり、そこからバスで奥千本の西行の歌碑近くまで行き、ただひたすら歩いて山を下って来たことがあり、その時いつか桜の綺麗な時にもう一度来たいと話していたのがやっと実現しました。

         

さすがに下千本は花がほとんど終わっていましたが、私達の今宵の宿「竹林院群芳園」がある中千本は丁度今が見頃です。宿の広いお庭の枝下桜も山桜も綺麗に咲いていました。

         

3時頃宿に着き、部屋まで運んでくれると言うなかなか来ない荷物を30分待った後は、6時半の食事までは自由行動。まず山の斜面の素晴らしい桜の群生を探しに宿の前の小高い丘に上がりました。そこからの景色は写真のように‘吉野の桜’でした。

もっと上までバスで行くと「金峰山寺」を包むような桜の花の群生を上から見られるとのことでしたが、本数の少ないバスなのであきらめました。

その代わり?地図で道をかなり下った所に郵便局を見つけた夫が「郵便局にいく!」下ったら帰りは上らなければいけないのを解っているのかな?・・・と言うことで帰りの坂道のきつかったこと!!汗だくで宿に帰りすぐお風呂へ。温泉ではないようですが少し熱めのお湯は気持ち良かったです。

夕食は、近江牛のほう葉焼き、くず切りの入った鍋、筍・干し柿の天ぷらなど土地の名産材料を使ったお料理をはじめ、全体に飽きの来ない味付けで 美味しいお酒と共に堪能しました。

9時までお庭のライトアップをしているとの事でしたが、さすがに山の中日中は上着もいらない気温でしたが、今は部屋には暖房が入っているくらい冷え込んでいるし、横からは鼾が聞こえて来ているしで、ライトアップを見に行くのはやめました。

明日も天気が良さそうなので楽しみです。(次女)
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国立の花見&猫のコナン君

2014-04-06 20:19:44 | 日常
        

次女の住む国立で花見をしました。長期予報では週末は晴れるはずだったのに、昨日辺りから文字通り雲行きが怪しくなり、今朝は「お昼頃から雷を伴う雨になる」などと無情の予報。「どうする~?」と次女に電話したら「今は晴れているから、やるつもりでお赤飯を炊き始めた」との返事。それではやるっきゃない!ということで、11時に、長女、次女、次女夫、KYちゃん、三女、三女夫、四女の7名が、いつも花見に使わせてもらっている公園に集合しました。・・・いつもと言っても、ここ数年はお天気が安定しなくて中止が続いており、久々の本格的花見です。

国立は都心より開花が遅く、今日は満開から花びらが散り始めの状態。上を見上げても、地面を見ても、ピンク色に染まってとても綺麗です。

        

今日のご馳走は、次女作のお赤飯、丘ひじき、鰆塩焼き、カリフラワー、三つ葉の明太和え、鶏から揚げ、三女作のホワイトアスパラガス、蚕豆、筍味噌炒め、鯖の味醂干し、長女作の具がいっぱいの海苔巻き。それに四女が持参したお饅頭、昨日ねこねこさんからもらったアメリカ土産のピーナッツバターチョコレート等々。桜の花の下で広げるお弁当は格別です。う~ん、幸せ!

           

でも12時前に空が暗くなってきて、KYちゃんがスマホで検索したら「現在地は後20分ほどで雨が降り始める」とのご託宣。すぐに皆でバタバタと片付けて、次女宅に向かいましたが、公園から次女宅までは30分ほど離れていて、家に到着する10分ほど前に土砂降りの雨に会ってしまいました。(すごく正確な情報。スマホって便利ですね!)夫々に傘は持っていましたが、足元がビショビショ。半ば覚悟の上の花見決行でしたが、ちょっと参りました。

  

でも!次女宅に着いたら、コナン君が待っていて、皆ニッコニコ。ビロードのような毛並み、つぶらな瞳。な~んて可愛い!SV家関係の猫には珍しく人懐こくて、大勢がどやどや入っていったのに全然恐れる様子がありません。膝に乗って腕を噛んだり、足に絡みついたり、家具の上を歩き回ったり、忙しいこと。散々遊びまわって納得したのか、やがて猫らしく毛づくろいをしてグッスリと眠りに入りました。

雨が治まり空が明るくなった3時近くに私たちはお暇しましたが、次女によれば「コナン君はあれからずっと寝っぱなし。途中ご飯を食べ又すぐ眠り、水を飲んでまた眠り。イヤーお客様の相手をするのはくたびれる・・グーグーグー状態です」とのことでした。(三女)
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税務相談とランチ@イゾラトラットリア

2014-04-03 21:05:16 | 日常
        
        

今日は四姉妹+不動産屋さんの5人で、SV家売却に伴う税金の手続きについての説明を聞きに、二子玉川にある玉川税務署に行って来ました。

税務署での相談が1時半からだったので、その前に姉妹は玉川高島屋の新南館10階にある「イゾラトラットリア」というイタリアンレストランでランチ。

2000円のランチコースは、朝採り野菜と前菜の盛り合わせから始まって、メインはピザかパスタ、それにデザートとコーヒーがついています。ピザやパスタは何種類かの中から好きなものを選べます。私たちはピザはパンチェッタとグリーンアスパラガス、及び桜海老と新玉葱を、パスタはホタルイカと蚕豆、及びホワイトアスパラガスを頼んだのですが、なぜか桜海老と新玉葱はマルゲリータに、ホワイトアスパラガスは鶏とマッシュルームに化けて出て来ました。どうなってるんだ~?どちらも美味しかったので、良しとしましたが、しっかりして下さいね。

間違いは間違いとして、料理自体はとても美味しくて2000円の価値は十分ありました。又機会があったら来ても良いかな。(ワインは少々高すぎでしたが。)

お腹いっぱいの状態で税務署に行って、説明が理解できるかと心配でしたが、四女が予め十分な準備と研究をしておいてくれたので、話はサクサクと進み、特段の問題もなく30分ほどで終了。後は各自が来年必要な手続きをすれば良いだけとなりました。

やれやれ、本当に全てが無事完了、お疲れさま~!ということで、再び駅近くの喫茶店に寄って紅茶やケーキと共にしばらくおしゃべり。「お腹いっぱいで疲れた」と言いながらの解散となりました。(三女)

+++

〔おまけ〕

        

昨日夫が伊豆の我が家の桜を見たいと、一人で日帰りで行って来ました。見事な満開!まだ木が若々しくて、とても綺麗です。いつも満開の時期に行きそびれているので、写真を見ただけで感動しました。来年は万全の構えで満開の頃に行くことにしたいと思います。(三女)
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