昨日(2/25)午後、ようやく訪れた春の気配に誘われて、早春恒例の「池上本門寺・池上梅園巡り」に出かけました。
本門寺正門からの96段の石段を、脇に咲く見事な河津桜を眺めながら、よいしょ、よいしょと登ります。
ちなみに、石段脇の説明版によれば、「96段は妙法蓮華経(法華経)宝塔品の偈文(げもん)の96文字にちなんだ」とのことです。今まで気づかなかったのですが、とにかく今年もなんとか無事96段登り切りました。
本殿でお賽銭を上げて「コロナ終息」と「ウクライナ地域の平和」を祈願し、いつものように境内の東側にある墓地に行って力道山のお墓に挨拶をし、境内に戻ったら、鉦と太鼓と共に念仏を唱えて鐘楼の前を行くお坊さんの列を見かけて、思わず(写真を撮った後)合掌。
本門寺を後にして、梅園に向かいました。
梅園北側入り口から見晴らし台辺りの梅は5分咲き位で、少し早すぎたかな、という感じ。それでもシニア介護センターの車が数台来ていたり、結構大勢の人が来園して、ようやく訪れた春を楽しんでいました。
見晴らし台付近の梅たち。
茶室・和室付近では、蝋梅や、「黒雲」という名の濃いピンクの梅、「満月枝垂」という名の白い枝垂れ梅などを見ることができます。コロナ前にはここで甘酒を飲みながらのんびり過ごしたのですが、、、。
茶室などの一帯を散策後、見晴らし台下に戻ると、今日の暖かさで時間の経過と共に花開いたのか、紅白の梅が重なり合う見事な風景が広がっていました。
出口付近脇には水仙と福寿草が咲き、ここでも春の訪れを告げていました。
よく歩き、美しいものを眺め、身も心もリフレッシュした楽しい午後のひと時でした。(三女)