ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

ポンペイの壁画展

2016-06-30 16:57:02 | 日常
           

六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで7月3日まで開催中の「ポンペイの壁画展」を見てきました。

『紀元後79年、火山の噴火という悲劇的な終焉により、時代を瞬時に閉じ込めたポンペイの町。18世紀に再発見されたポンペイの遺跡は、古代ローマの人々の豊かな暮らしを今に伝え、世界中を魅了し続けています。』(東京新聞WEB「ポンペイの壁画展」みどころより)

上の絵は「踊るマイナス」。何て軽やかで美しい姿!ポンペイというと灰に覆われた死の町という暗いイメージが湧いてしまいますが、嘗てはこんなに明るく美しい芸術文化に溢れた町だったんですね。

         

紀元前1世紀~紀元後1世紀にかけて、人々は別荘や豪邸を「ポンペイの赤」を基調とした豊かな色彩の壁画で装飾し、美味しい食事とワインを楽しむ暮らしをしていたようで、そこに暗い影は微塵もありません。

会場の説明パネルに「日本でいうとほぼ弥生時代であり、この時代に既に遠近法を取り入れた絵が存在したことは驚異」というようなことが書かれていましたが、本当にビックリです。

         

皇帝崇拝の場アウグステウム跡からは、ギリシャ神話を題材にした壁画が発掘されています。「赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス」「テセウスのミノタウロス退治」などは、ルネサンス絵画を彷彿とさせます。

           

農園別荘の壁画には、小鳥や植物や犬の絵もあって、当時の人々の穏やかな日常生活が偲ばれました。

思いがけず、明るく豊かな人々の暮らしの面影や、数々の優れた芸術に触れることが出来て、感激でした。発掘されて良かった!でも、こういう街が火砕流で埋もれてしまったというのは、やっぱりとてつもない悲劇ですよね。(三女)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稚内から定山渓

2016-06-27 13:14:26 | 日常
           

6月10日(続き)。礼文島からのフェリーが稚内に着いたのは午後7時。そこから副港市場内の食堂へ。

以前来た時はJR稚内駅は本当に素朴な停車場と言う感じで、そこから錆びた線路が少しのび、横に日本最北端駅の標識の柱が立っていましたが、今は駅が近代的な建物になり、その中に含まれてしまっています。そして昔駅のすぐ横にあった市場は無くなり、周りもきれいに整備されていました。

私は以前あった市場内の食堂かなと思っていましたが、同じ物かは解りませんがバスで5分位走った所に海産物を扱う市場があり、その中に食堂がありました。食事のメインは宗谷黒牛のすき焼き! 柔らかく甘味がありビールと良くあい美味しかったです!

食事が終わり、又バスで今夜の宿ドーミーイン稚内へ。夜8時頃ホテルに着くと、定年後稚内で暮らしている夫が元研究会で一緒だった人が、奥様とロビーにいらっしゃっていました。(旧知の知人と会うのが大好きな夫が、この旅行が決まるとすぐに行く事を連絡し、相手から会いに行くと電話があったのです。)知人は一緒に食事をと考えていたようですが、ビールと共に美味しい食事をしたばかりだったので、近くのホテルでコーヒーを飲みながら話をする事になりました。

宿泊するホテルからはすぐの場所ですが、知人の車で移動しました。上着を部屋に置いてきた私には、さすがに外気は寒かったです。奥様はとても気さくなかたで、すぐに打ち解け話が弾み、楽しい時間を過ごしました。

その後、知人が稚内公園からの夜景を是非見せたいと、戦中の最後まで電話交換手として働いていた女性達の記念碑(慰霊碑)や大韓航空墜落の慰霊碑、南極探検のタロー、ジローの石像等がある丘の上にいきました。丘からは素晴らしい夜景を見ることができましたが、寒かった!

10時頃ホテルに戻り、ゆっくり温泉に入り、うーん幸せ~。でもその後しばらく汗が止まらず寝られないのでメールを作成しました。ここまでが前回の続きです。

+++

6月11日。今日のバスの席は1番前。視野が広く快適ですが、ガイドさんの前で居眠りしにくい。そこで予め「居眠りするのでよろしく(笑)」と断っておきました。

ホテルを出たバスは海岸線を宗谷に向かい走ります。潮の引いた彼方には、言われなければ岩と見間違える海豹が沢山休んでいました。昨日お会いした奥様によると、稚内の海岸には日常的に海豹が遊びに?来ていて、人懐っこく寄って来るそうです。

途中から海岸線を離れ陸(丘)の方に入って行くと、昔氷河によって削られた凸凹の沢山ある不思議な広い丘があり、一面緑の草に覆われ黒毛牛が沢山のんびり美味しそうに草を食べていました。

何か今まで見たことが無い不思議な空間を通り抜け、又海岸にでました。目の前には海を背に「日本最北端の地」の碑が以前と変わらず建っていました。でも周囲は前の道は綺麗に整備されているし、以前(10年位前)無かったような像があるし、稚内もですが、観光地は変わってしまうものなのですね。

以前来たときは夏でしたが風が強くて肌寒く、写真を写して早々にバスに戻った記憶があるのですが、今日は風も無くのんびりと散策し、近くの売店で「日本最北端到着証明」を発行してもらいました。

その後は海岸沿いに少し走ったホタテで有名な猿払のホテルでホタテ尽くしの昼食です。お刺身、ミルク煮、軽く甘辛に煮たもの、天ぷらと贅沢に使われたホタテが美味しかったです。

昼食後は途中休憩を取りながらただひたすらバスを走らせ(私達は昼食後で昼寝しながらの移動ですが、運転手さんは5時間半大変だったことでしょう)定山渓温泉へ。定山渓ビューホテルは規模が大きく宿泊人数も多く ビックリポンでした。(様子は又長くなるので省略します。)

最終日は札幌から新函館北斗、そこから新幹線で東京の列車の長旅でした。座りっぱなしで疲れたけれど、今回も同じ位の年齢の気さくな同行22名、添乗員さんもベテランで、なによりも雨に遭わず、利尻富士を見ることが出来、可愛く可憐な花達に会え、北の美味しい食材を堪能でき満足の旅でした。でも今度は飛行機で行きたいなー。(次女)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「帰ってきたヒトラー」

2016-06-26 10:58:10 | 日常
           

今全国で絶賛(?)上映中の「帰ってきたヒトラー」を、TOHOシネマズシャンテで見てきました。

格差・貧困の拡大、移民問題、栄光の喪失など、世界の先進国が問題を抱えている状況はドイツ社会も同じ。人々は日々をせつな的に暮らしながら不満を溜め込み、テレビは料理番組や下らないお笑いでお茶を濁す。

そんな中、ヒトラーがタイムスリップで帰ってきて、町の中に入って人々と対話して潜在的な不満を引き出し、テレビに出演して巧みなアジ演説で人々の心をひきつける。視聴率アップの手段としてヒトラーを利用しているつもりのテレビ局幹部のバックアップを得ながら、、、。

ドイツ社会はいつの間にか、社会的に絶対タブーであったはずのヒトラーを、笑顔で受け入れるようになる。こうして、ドイツには、再びあのナチス支配の社会が戻ってくるのだろうか?市民の熱狂的な支持を受けながら。

映画の中のヒトラーが演説の中で、「ドイツの誇り」だけでなく「民主主義」や「自然保護」など、誰の耳にも心地よい言葉を巧に織り交ぜ、価値観が混乱する現代社会の人々の心を幅広く掴んでいく様は、アメリカのトランプ氏や、イギリスのEU離脱派を率いたジョンソン氏の姿ともダブります。(日本のアベさんの演説はこれほど上手くなくて、とりあえず良かった!) 

コメディ映画ですが、単純なコメディとはいえない、「笑えるが笑い事じゃない」((DIE ZEUT)、混迷する現代社会の実相を鋭く描き出し、私たちに問題を投げかける、一見の価値ある映画です。(三女)

+++
〔覚書〕・・・「TOHOシネマ」サイトの地図がわかり難くいつも迷うので。
☆地下鉄「日比谷」駅A5出口から地上に上がると、正面に「シャンテ」ビルがありますが、そこではなくそのビルの前の細い道をロータリー沿いに左に回りこんだところにTOHOシネマズシャンテはあります!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オペラ「セビリアの理髪師」

2016-06-20 11:08:49 | 日常
           

昨日は日生劇場で上演されたオペラ「セビリアの理髪師」を次女と観てきました。本当は四女と次女が行くはずだったのが、四女が東京に出てこられない事情ができて、急遽私がピンチヒッターとして次女に同行することになりました。

オペラは今まで余り興味がなかったのですが、オペラの舞台をそのまま映画化しスクリーンで見るライヴビューイングを二度ほど見て、「やはり生で観てみたい」と思い始めていたのに加えて、3月にセビリアにいった時に「セビリアの理髪師」のことも話題になったので、思いがけずこのオペラを見る機会ができてラッキーでした。

           

お話は『両親をなくしたロジーナは、後見人バルトロの家に監禁状態になっている。バルトロは、ロジーナの遺産を狙い、娘ほど歳の離れたロジーナとの結婚を狙っている。ふとしたことでロジーナをみそめたアルマヴィーヴァ伯爵は、「町の何でも屋」を自称するフィガロを使い、恋の成就のために、あの手この手の作戦を練る。・・・』(「一分間で読むオペラストーリー」より)といった喜劇。

出演者は夫々キャラクターにあった演技と歌い振りでしたが、特に次女の知り合い関係者が演じるフィガロは、堂々たる歌声(&体格)と舞台慣れした演技で、この喜劇の雰囲気をリードしていました。ストーリーからは本来の主役とも言われるアルマヴィーヴァ伯爵は、美しい佇まいですが、ちょっと華奢すぎて声量不足。最後は少し息切れ気味だったのが残念でした。

舞台は若い演出家の演出で、歌舞伎の廻り舞台のような仕組みと現代的な演劇の簡略化された装置の組み合わせが、ちょっと不思議な感じでしたが、高低をつけた舞台で軍隊の黒っぽい衣装を着けた合唱隊が背景に立ち、華やかな色彩の服を着たキャストたちが一段低い舞台に並んで挨拶するフィナーレは、豪華で美しく、オペラの楽しさを感じさせてくれました。

           

オペラ鑑賞を終えて外に出ると昼間の蒸し暑さが去って散歩向きの気温。2人でぷらぷら歩きながら、ねこねこさんと良く行くコリドー街の「土風炉」に行って、まずは乾杯!何となく気が向いて、今回はハイボールやモヒートを飲み、

  

新じゃがソテーや岩牡蠣や生春巻きや、その他色々食べながら、おしゃべり。総じて楽しい、豊かな午後のひと時となりました。(三女)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

父の日の集い@「きくや」

2016-06-19 08:50:16 | 日常
           

昨日は、Y子一家がブルゴーニュ・ワインを持って来て、父の日のお祝いに来てくれました。

  

私たち夫婦とY子一家3人の5人で「きくや」さんへ。「和風割烹」なので、基本は大人向けですが、一週間前に事前調査したら、ステーキなどもあってDちゃんも充分に楽しめそう。ということで予約しておきました。

生ビールで乾杯。その後はDちゃんに敬意を表して(?・・・単に好きだから?)「初孫」の冷酒。料理は、刺身盛り合わせ、めひかりの空揚げ、トマト・モッツァレーラのカプレーゼ、焼きアスパラガス、じゅんさい、モズク酢、無花果と茄子の揚げ浸し、きゅうりと茗荷の梅和えなどのつまみ系と、Dちゃん用にステーキとシラス丼、味噌汁などを注文。夫々が夫々に好きなものが食べられて、みんな満足!

お店は子供連れ、家族連れが次々に訪れて大盛況。やはり父の日前日だったせいでしょうか。私たち同様、皆さん和気藹々と楽しそうに過ごしていました。

           

食事を終えて外に出ると、雲ひとつ無い空に(ほぼ)満月が輝いています。今夜の私たちの気分にピッタリ!

+++
《おまけ》
           

カメラと料理に嵌っているDちゃんが、最近自分で作って、自分のカメラで写した、自分のためのお昼ご飯の写真を見せてくれました。スープ・パスタとトマトサラダだそうです。素晴らしい彩りと栄養バランス。K伯父さんとここでも趣味が一致しそうですね。(三女)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カフェ・ド・イシス 自由ヶ丘

2016-06-18 10:49:18 | 日常
           

次女さんの旅日記は未だ続くはずですが、合間に覚書を兼ねて、新しいお店をひとつご紹介。

今年1月まで一緒にピラティスをやっていた仲間と、先日(6月16日)、自由ヶ丘の「カフェ・ド・イシス」という店でランチをしました。

この店は、自由ヶ丘の駅から徒歩10分ほどの住宅街にある、個人の住宅のような一軒屋。美しい生垣、小さな花々、桜の大木が目を引きます。店の名前や内装はフランスを思わせますが、実は料理は六本木や京都で修行した料理長の京風創作料理です。

  

ランチコースは、3800円と5800円の二種類ありますが、勿論私たちは3800円をチョイス。

先付(長芋羹、鯛昆布〆、枇杷、茗荷のジュレ、空豆)、椀盛(毛蟹、玉子茶巾、葛包み、新蓮根、柚子)、進肴(焼玉蜀黍豆腐、銀あん黒七味、かきあげ)・・・

  

お食事(若鮎衣揚げ、茄子田楽、陸蓮根浸し、青梅、無花果白和え、穴子つけ焼、鯖寿し龍皮昆布巻、新じゃが芋ご飯、香の物、とまとすり流し)、そして、デザート(アイスクリーム・ブラックベリーソース、マンゴームース、桃のコンポート)、菓子(紅味噌と白味噌のクッキー)に珈琲がつきます。

季節感いっぱいで、見た目も美しく、出汁と素材の味を生かした料理の味は完璧!器も料理長が料理のイメージに合わせて特別注文して作らせているそうで、とても独創的。

沢山の種類が出てきますがどれも少量で、ど~んとしたメインが無いので、ガッツリ系の人には合わないと思いますが、美味しいものを色々、少しずつ、ゆっくり味わいたいという人には、とても嬉しく楽しい食事です。

ディナーは8800円からでちょっと高いけれど、女性同士(例えば4姉妹)のランチに是非また来たいお店となりました。(三女)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

利尻島から礼文島

2016-06-17 10:09:20 | 日常
           

6月10日。朝から青空も見える天気ですが、利尻山は裾野しか見えません。今日は利尻島を一周し、礼文島に渡ります。

まず「姫沼」へ。この沼は人工の沼だそうですが、周りをこんもりした樹に囲まれ、着いた時は風も無く、鏡のような水面に青空、新緑の樹々、そして対岸を歩く人々を映し、何とも言えない風情です。沼の周りは木道が造られ、私達はガイドさんの花の説明を聞きながら一周しました。

次は「白い恋人」のパッケージになっている利尻富士が見えると言う「オタトマリ沼」ですが、あいにく何も見えませんでした。ここで集合写真を撮りましたが、山の無い写真は意味無いので買いませんでした。ここで買った ホタテの卵の珍味は美味しかった!

次は「仙法志御崎公園」。ここにはガイドさん曰く「囲われ者のアザラシ(動物園からシーズンだけ出稼ぎに来ています)」が2匹 囲いの中に居て、餌をやることが出来ます。何人かの人が買った餌をやるのを他の人が写真に撮ったり、 昆布専門店を冷やかしたりしていました。

港に向かう車窓からは「寝熊の岩(本当に顔を横にして寝ている姿のようです)」「人面岩(鼻の高い人が口を開けている横顔)」を見ることが出来ました。

利尻島・沓形港からフェリーで約1時間、礼文島の香深港へ。希望者は500円でウニむき体験が出来ましたけれどやりませんでした。建物の階段の下に薄紫の可愛い花が咲いていました。後であちこちで見られた「チシマフウロ」でしたが、初めて見た可愛い花に感動しました。

そこから島の北 金田ノ岬近くの食堂でちょっと遅めの昼食。雲丹、いくら等の美味しい海鮮が沢山。この後プチハイキングがあるのでご飯も完食。いささか胃が重かったです。この食堂の前から対岸の「スコトン岬」と「トド島」が良く見えました。

           

そこからバスで「澄海岬」に行く予定でしたが、もう終わったと聞いていた「レブンアツモリソウ」がまだ咲いている場所があると言う事で そこに寄ることになりました。ありました!薄いクリーム色のマリのようにふっくらした花が。夫が見たかった花なので大喜びでした。皆さんも思いがけず見られた花を写真に撮り満足したようです。

「澄海岬」はかなりの階段を上りくたびれましたが、下に見える海の青が字のごとく澄んだ海そのもの。そして海を囲うような両壁の緑の木?草?の中に白い花が沢山咲いていて素敵でした。

少し離れた海の向こうに猫の形の岩があり記念に写したのですが、残念!携帯では遠すぎボケてしまいました。 景色は素晴らしかったのですが階段の下りで皆さん膝がガクガクしたと言っていました。

さあ次の「桃岩展望台」のぼれるかな?しばらくバスで走り次の展望台の麓へ。 遥か彼方に桃の形をした岩が見えます 「えーあそこまで登るのー」「さっきの階段で足くたびれたー」何て言う声も聞こえましたが、パスしたのは1人だけでした。

階段はあまり無く、かなりの傾斜の道を登って行きます。でも階段より楽です。案内書によると入り口から35分でレンジャーハウス。そこから少し急な坂を20分位歩いて展望台です。下から見えた岩の全体が見え本当に頂上が尖った感じでした 。

日は晴天で風も無く「 エゾカンゾウ」「 レブンコザクラ」「 カラフトゲンゲ」「 チシマフウロウ」「 レブンキンポウゲ「 ハクサンイチゲ」等 白、紫、ピンク、オレンジの可憐で可愛い花が沢山咲いていて、楽しみながらのハイキングでした。

           

夕方のフェリーで香深港から稚内港へ。途中利尻富士が雲から顔を出して見送ってくれました。(次女)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌から利尻島

2016-06-12 10:43:03 | 日常
           

6月9日。天気予報は北海道ほとんど雨。でも私達が通る日本海側の北半分は雲、そして天気予報通り札幌出発時は小雨でしたが、トイレ休憩の砂川PAは曇り。

ここは以前にも来たことがある場所で、北菓楼等の北海道の有名店が入っている所ですが、昼食を仕入れなければならない私達は(オプションを頼まなかったので)おにぎりを探して右往左往。やっと小さな喫茶コーナーで注文すれば作ってくれることがわかり一件落着。私はその他に揚げたての牛肉コロッケを買いました。昼食におにぎりと一緒に食べるつもりでしたけれど、揚げたてであまりにも美味しそうだったので、バスが動き始めてから一口だけと食べたら、熱々だしじゃがいもが美味しいし、結局全部食べてしまいました。

そんなこんなしているうちにバスはやっと「サロベツ原生花園」に着きました。運が良ければ ここから利尻富士が見えるようですが残念!何も見えませんでした。ここは尾瀬のように木道があり、ガイドさんの案内で、しょうじょうばかま、えぞかんぞう、はくさんちどり、その他とにかく小さく可憐な白、紫、黄色の花が沢山咲いていました。水芭蕉はもう花が終わり葉がずいぶん大きくなってしまっていました。

原生花園を後に稚内港へ。波のほとんど無い海上をゆったりと船で1時間40分。利尻島に近づくにつれ、利尻富士にかかっていた雲が消えてゆき、港に着く頃にはすっかり雲が無くなり、全身で私達を迎えてくれました。ラッキー! でも私達がバスで宿に向かっている間に雲が出てきて、宿に着いた頃にはすっかり姿を消してしまいました。

宿は海のすぐ近くで、なんと温泉でした。昆布を入れた「昆布湯 海洋深層水をつかったもの 源泉かけながし」。長旅でくたびれた体にしみじみ染み渡りうーん最高!風呂上がりの美味しいしビールを飲みながら、ビュッフェスタイルの美味しい海の幸、太くみずみずしいアスパラガスも食べ放題。満足マンゾクでした。(次女)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

利尻島、礼文島の旅

2016-06-10 16:20:48 | 日常
           

6月8日。夫待望の列車で行く利尻島、礼文島のツアーが始まりました。

8:20東京発、北海道新幹線「はやぶさ」で一路新函館北斗駅へ。車窓からの景色は田植えが終わり、見渡す限りみずみずしい田んぼ、そして曇り空ではありますが遠くに連なる山々。旅は良いですね。

新青森を出ると未知の世界、、、と言う事は無かったけど、青函トンネルはレールの継ぎ目が無いということで揺れも無く、でもそんなに飛ばすわけでもなく、30分位で通り抜けました。

在来線が通ったトンネルは途中に駅があったり、1番深い部分を光で判るようにしてあったり楽しみがあったのですが、新しいトンネルはただ暗い中のかべに規則正しく明かりが並んでいるだけで、面白味が無いものでした。

そんな話を添乗員さんに話したら あるツアーで高齢のご婦人が「添乗員さん、外にお魚見えないのですか?孫がこのトンネルは水族館みたいに海の中に透明な筒を入れて造ったから魚が泳ぐのを見られると言っていたので、楽しみにしていたのに」と残念そうに話していたと言うことです。まあ それは無理としても、今の時代お寺の庭でCGで歴史動画を上映?してしまうのだから、海底トンネルの壁に魚達を泳がせてもよいのでは?

           

北海道新幹線と言ってもまだほんの序の口。函館から在来線にしたら2駅程度進んだだけ。新函館北斗から特急スーパー北斗で札幌へ約4時間。北海道は新緑の季節で、車窓からは新緑の樹木、桐の花、藤の花、ちいさな白い花、タンポポ?等楽しむ事ができました。残念な事は外は曇り空。時々雨で山の上には雲がかかり有珠山等は見えませんでした。

景色を楽しんでいても朝早起きしたので、いつの間にか夢の中。列車は海沿いに苫小牧まで行き、そこから海をはなれ札幌に向かいます。千歳空港の横を通りやっと札幌に着きました。ふーっくたびれた!

札幌駅から徒歩10分位で今夜のおやど「ホテル モントレ札幌」へ。内装は西洋アンティーク調で扉、ロッカー 洗面所の水回り、ベッドも木でできています。お風呂場のタイルも素敵な模様が施され、駅に近い良くある無機質のホテルとは大違い。あまり雰囲気が素敵なのでロビーの人に築年数を聞いたら まだ30年も経っていないとの事でした。建築する時それを意識して設計したそうです。 道理で建物のわりには食事の時のボーイさんがイマイチでした。夕食はフランス料理。美味しい十勝ワインを飲みながら、幸せでした。(次女)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨の庭

2016-06-08 11:30:27 | 日常
           

6月5日に梅雨入り宣言があった東京では、このところ毎日シトシト雨が降ったり薄っすら陽が差したり、と梅雨らしい天気が続いています。

           

そんな気候に促されるように、我が家の狭い庭ではSV家から越してきた紫陽花が、満開の花をつけています。

         

紫陽花の隣にひしめき合うように、梔子も満開の花を咲かせていて、見事というか、健気というか、、、。

公園にお散歩に行く保育園の一行が我が家の前を通って、保母さんが「ホラ、良い匂いね~!何ていうお花かしら」「紫陽花も咲いているよ。綺麗ね~。」子供達からも「きれい!」「きれい!」の声。

2階にいる私は、「白い花はクチナシよ」「紫陽花、よかったら切ってあげましょうか?」と胸の中で呟いて、ホッコリ気分。

           

外からは見えない庭の片隅には、クローバーの可憐な花が咲いていて、、、。

梅雨には梅雨ならではの良さがありますね!(三女)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする