
8月30日に「安保法案反対」国会包囲10万人デモをする、という情報がかなり前からネット上に流れていて、「これは10万分の1人として参加するしかない」と決意。夫と、友人5人と一緒に参加してきました。
集会は2時開始ということで、1時半待ち合わせにしましたが、すごい混雑が予想されたので、私たちは1時には永田町駅地上出口に着くように行き、皆さんを待ちました。でも遅れてくる人がいて、待ち合わせ出口からも向かいの出口からもぞろぞろ引切り無しに人が出て、見つけるのに一苦労。それに陣取りたいと思っていた憲政記念館~正門前付近にはとても行けそうもない雰囲気になってきて、焦ります。


1時50分ごろ、ようやく全員揃いましたが、とりあえず国会図書館に向かう信号を渡るだけで一苦労。主催者とお巡りさんから、憲政記念館への道はいっぱいだからと、東側に外れた道に誘導されてしまいました。う~ん、ちょっと悔しい。まあ、でも、10万分の1人になることが一番重要ですからね。(と無理やり納得。)


結局、血気盛んな友人3人は、身動きできないほどの混雑を掻き分けて正門前に向かいました。(車道までいっぱいに人が溢れた中でゲストスピーチが聞けたと、後で感激の報告がありました。)
一方オールズを自認する残りの私たちは「安全第一」とわき道の縁石に座って、スピーカーから流れる音声を聞きながら参加することにしました。それでも、私たちの居る場所も、歩道はいっぱいになり、車道も一車線分開放されて、ぞろぞろと切れ目なく人が行き交う状態でした。
集会開始。野党4党党首のスピーチも気合が入っています。坂本龍一さんや森村誠一さんの誠実さ溢れるメッセージも、SEALDsの若々しく力強いメッセージも、夫々に気持ちが篭っていて、私たちの周辺からも大きな拍手が湧きました。
そして、コール。「戦争法案、廃案、廃案」「集団的自衛権はいらない」「戦争したがる総理はいらない」「九条守れ」などなど、、、。
こうして雨の中の集会は4時まで続き、正面前の若者たちは引き続き集会を続けるということでしたが、私の周辺の人たちは最後のコールを終えると、粛々と(笑)帰路に着きました。
参加は予定より多い12万人ということでしたが、帰りの地下鉄も特段の混乱もなく、整然とホームに向かう人たちの穏やかで落ち着いた様子には、真面目に政治を考えること、時には自分達の意志を行動で現すことが日常の暮しの中に根付いていることを感じさせられました(私たちもそうですが)。
これから国会はどんな動きになっていくのでしょうか。今の政権は何が何でもこの法案だけは通す気のようですが、、、本当にそれで良いのかな。考え直すなら、今ですよ!
それはそうと、恒例の「慰労会」は混雑のため断念。我が家で私の手作りご飯で「乾杯」となりました。(三女)
