ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

紅葉を求め京都へ(1)西本願寺・永観堂・南禅寺・天授庵

2015-11-28 11:16:36 | 日常
           

23日~25日、久しぶりに紅葉盛りの京都に行きました。

23日。曇り空の東京を出発。途中日が射したり曇ったり。京都もやはり曇りでした。観光バスですぐの「西本願寺」へ。広い境内の「御影堂」の前には、樹齢300年の大きな銀杏の樹が枝を大きく広げ黄色く輝いています。と言いたいのですが、まだ緑の葉も残って、しかも曇りだし・・・でも綺麗でした。

面白かったのが「御影堂」と「阿弥陀堂」の周りの床の節穴や亀裂を埋めるのに動物(魚、象、鳥等)や植物(葉っぱや野菜等) 景色を型どった埋め木を使ってあり、それを探すのが楽しかったです。

           

次は紅葉の見所の1つ「永観堂」です。10年位前に素晴らしい紅葉を見てしまったので今年の紅葉はあまり期待していませんでした。うーん 初めて来た人は感動したでしょうが・・・今年はちょっと寒くなっても又暖かくなり、木が迷い上手く紅葉しきれず茶色く縮んだり早々に散ってしまったり、まだ緑だったりで(散った葉がじゅうたんのようになっていなければ これから紅葉が進むのだなと納得するのですが、葉が落ちてしまった木もあるし・・・)ちょっと複雑な紅葉です。

           

まず御朱印をいただこうと窓口に行ったら「一時間待ちです」。集合時間ギリギリなので予め書いてある紙をもらって来ました・・・で、おわかりのように大混雑。 昨夜のライトアップは3時間待ちだったそうです。

           

とにかく「みかえり阿弥陀」様を見に人混みをかき分け阿弥陀堂へ。途中紅葉の綺麗な所もありました。阿弥陀様は相変わらず優しい微笑みを浮かべ、首を左にかしげ、振り向いておられました。季節関係無く静かな時にゆっくり行きたい場所です。紅葉で有名なお庭は海外からのお客様で大賑わいでした。

           

永観堂から歩いて「南禅寺」へ。久しぶりに「方丈庭園」に入りました。ここは廊下を進むと「枯山水」の静かなお庭が広がっています。そこ以外にももみじをあしらったり、お池があったり、綺麗に整えられたお庭を見ることができました。

           

集合時間にはまだ余裕があるので、疎水を通しているよくサスペンス等で使われる「水路閣」に行きました。ここも海外の方々が楽しそうに写真を撮っていました。

           

まだ時間があるので、以前から行きたかった門内にある「天授庵」に行きました。ここのお庭にはお池や築山等があり、もみじ、かえでが多く植えられ、かなり綺麗な紅葉を見る事ができました。外に出てみると、まだ5時前でしたが6時からのライトアップされたお庭を見るためにすでに20名以上の人か並んでいました。

私達ツアー34名は6時からの夕食をとるため、近くの湯豆腐のお店「順正」に向かいました。湯豆腐は、まあこんなものでしょう。

食後はバスでホテルへ。二条城の前に建つホテルなので、丁度ライトアップアート(今年の夏 東京でやっていた、色々な器に金魚を泳がせ泳ぐ場所によって様々な絵が浮かび上がるような仕掛けのアート)を開催していた二条城に見に行くつもりでしたが、美術館並みの入場料だったのでやめて、タクシーで「高台寺」のライトアップを見に行きました。

連休最後の日だったせいか人混みはさほどではありませんでしたが、紅葉も・・・本来なら鏡のような水面に真っ赤なもみじが映るはずが、新緑のようなもみじが綺麗に映っていました。(あれから5日経っているので今頃が見頃かも。)

1日目はまあそれなりの紅葉でした。明日もあまり期待はしないでおきましょう。(次女)
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映画「ミケランジェロ・プロジェクト」

2015-11-24 17:22:59 | 日常
           

昨日、TOHOシネマシャンテで上映中の映画「ミケランジェロ・プロジェクト」を見てきました。

『芸術の専門家で結成された特殊部隊“モニュメンツ・メン”は、美術品を奪還するため1944年7月フランス・ノルマンディーに上陸。
ヨーロッパ各地を手分けして捜索するも、全ては奪われた後だった・・・。
そんな中敗北を悟ったヒトラーは、遂に「ネロ指令」-ドイツが敗北した際には全てを破壊すること-を発令し、一刻の猶予もなくなる。
世紀の美術品はどこに隠されているのか・・・。
あることに気づいたとき、彼らの怒涛の快進撃が始まる!』(HPストーリーより)

ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ビル・マーレイ等私でも名前を聞いたことのあるスターを始め、個性的な俳優陣が夫々に良い味を出していて、また、戦争が舞台にも関わらず、アメリカ映画らしい明るさとユーモアが漂っていて、ハラハラドキドキしながらも、後味の良いエンターテイメントとして、充分に楽しめます。

           

何より、実話に基づいたこの映画によって、レオナルド・ダヴィンチの「白豹を抱く貴婦人」、「モナリザ」、ラファエロの「若い男の肖像」、レンブラントの「自画像」、フェルメールの「占星術師」、そしてミケランジェロの「聖母子像」などなど、余りにも有名な美術品がナチスの手によって略奪され、モニュメンツ・メンと呼ばれる人々によって救い出されたことを知って、驚きと深い感動を覚えました。

こういうエピソードを知ると、お座なりの美術鑑賞はできないという気がしてきます。そして、そういう史実を知って作品への更なる興味が湧き、夫々の作品をもう一度見てみたい、できれば夫々が所蔵されている美術館に行って、、、という気持ちになりました。

ヨーロッパの絵画、美術に興味のある方、良質のアメリカ映画を見たい方に、お勧めです。(三女)
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Y子一家と木曽路で食事

2015-11-22 10:42:57 | 日常
           

3連休初日の昨日、「おいしい肉と野菜をいっぱい食べたい!」というY子の希望があり、Y子一家と私たち夫婦の5人で我が家近くの木曽路に夕食を食べに行きました。

5時開始。しゃぶしゃぶ4人前+肉4人前追加、和牛焙り焼き(Dちゃん用)、河豚の空揚と、ビール、燗酒、梅酒サワー、ジュース、ジンジャーエールなどを頼んで、まずは乾杯と記念写真。

Dちゃんの「ポン酢は美味しいけどちょっと刺激が強いんだよね~。胡麻だれはコクがあるけどザラザラしてるんだよね~。う~ん、どっちにしよう」などの尤もらしいコメントに笑ったり、アニメキャラクターか何かに使われている英語の意味を次々に聞かれるなど、Dちゃん中心の会話を楽しみながら、ガンガン食べて飲んで、7時前に食事は終了。

気が付けば、お客が次々に入店していて、ほぼ満席状態の店内は家族連れの和気藹々とした雰囲気が漂っていました。皆さん三連休のスタートを、こんな風に楽しく過ごそうということなのでしょう。幸いにも平穏な、日本の日常風景でした。(三女)
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祝!ボジョレ・ヌーヴォー解禁

2015-11-21 10:46:02 | 日常
           

ボジョレ・ヌーヴォー解禁日の11月19日に、例年どおり茗荷屋さんからお勧めの「ドメーヌ・シャサーヌ」が届きました。今年も出来が良くて、特にこの銘柄はヌーヴォーと思えないコクがあるという評価。(ヌーヴォーと思えないコクを求めるのなら、ヌーヴォーに拘らなければ良い、と思わなくもありませんが。)

           

19日は出かけてしまったので、昨日ボトルを開けることになりました。昨日も夫は出かけたのですが、仲間と飲まずに家でヌーヴォーを楽しむというので、ご期待に沿うべく、気合を入れて料理を作りました。

メインは鶏腿肉のブレゼ・シャラント風。今月の「毎日夫人」にたまたま載っていた料理で、鶏腿肉をコニャックをベースにしたマリネ液に1時間以上漬け込んだ後、フライパンで焼いて、その後マリネ液と共に鍋に移して水を加え、炒めたベーコン、ペコロスと、甘栗を入れて、20分ほど煮込むというもの。シャラントはフランス西部の地方の名でコニャックの産地。だからコニャックをたっぷり使うのだそうです。ちょっと普通では食べられない個性的でパンチの効いた、楽しい美味しさに仕上がりました。

後は簡単にホタテ・アスパラ・シュガートマト・スプラウトのサラダ、マスカルポーネ・レーズンのトッピング、オリーブ、鰊の海鮮漬け、そしてワインとは関係なく最近はまっている栃尾あげ(最初のビールの友として)。

美味しくて楽しくて、ワインも進み、話も弾み、結局ボトル1本を開けてしまいました。肝心のワインの味と香りは、、、メイン料理のコニャックの香りに負けて、余り印象がないままだった、、、。う~む、ちょっと失敗!(三女)
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11.19国会正門前集会

2015-11-20 14:08:01 | 日常
           

昨日は「安保関連法(戦争法)廃止、安倍内閣退陣」を求める国会前集会に夫と参加してきました。私たちとしては、「連休があってもお餅を食べても忘れないですよ~!」第四弾。結構執念深い(笑)私たちです。

6時半開始の1時間前に永田町駅着。今までと比べて人波は少なめで、国会図書館経由、憲政記念館経由で正門前までスイスイ行けたので、国会前庭の前の土手に席を確保。開始を待ちました。

         

開始時間が近付くにつれ、人はどんどん増えてきて、私たちの前にも2重3重の人垣ができました。

「戦争法は今すぐ廃止!」「安倍内閣は今すぐ退陣!」「駆け付け警護 絶対反対!」「野党は共闘!」のコールの合間に、共産党、社民党、民主党の議員や沢山のゲストがスピーチ。皆さん全然諦めていなくて、これからの闘い方を元気に語ってくれました。

主催者によれば、今後も毎月19日に国会前集会をする。来年の4月25日まで「戦争法の廃止を求める2000万人署名」をする。に加えて、今野党から求められている臨時国会の代わりに通常国会を来年1月4日に前倒しすると決めた政府に抗議して1月4日に国会前に集まる。などを計画しているとのこと。私たちもできる範囲で参加していきたいと思います。

午後8時、盛り上がりの中で集会は終了。今回の参加者は9千人だったそうで、まだまだ皆忘れてはいないようです。

           



夜の帳が下りた溜池山王の街に出ると、ビルはイルミネーションに美しく彩られていました。もうクリスマス・シーズンなんですね。

  

今回私たちは山王パークタワー地下飲食街の「四十八漁場」という居酒屋さんに入ってみました。

突き出しのきびなごと蛸足の焙り、刺身盛り合わせ、焼き海苔チップス、アラ大根、どれも新鮮でビックリするほど美味しい!そして締めに食べた牡蠣と海苔の石焼き飯は絶品でした。

お酒は八海山(冷酒)と店員さんお勧めの出雲富士(熱燗)。この燗酒が又しみじみ美味しくて、、、。良いお店を見つけて嬉しいな。難点はこの飲食街は日曜日は閉まってしまうことです。

寒くなってきたし、日が暮れるのは早いし、抗議も虚しいような気がしなくはなかったのですが、結果的には今回も「行動して良かった」の思いに満たされた夜となりました。(三女)
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昭和記念公園の黄葉、紅葉

2015-11-16 23:15:58 | 日常
           

このところぐずついていた天気がようやく回復した今日、次女と昭和記念公園に行ってきました。銀杏の黄葉が美しい季節に昭和記念公園に行くのは、ここ数年の恒例行事になっています。

  

西立川口から入園し、銀杏並木に向かう途中の水鳥の池周辺の広い空、背の高い木々、水面に映るボートハウスと黄葉した木々など、何ともいえない雰囲気があります。「誰かの絵を思い出す、誰だっけ?」と次女と言っていたのですが、もしかしてシスレーじゃないかな?

  

待望の銀杏並木は、緑が残っていたり葉が落ちていたりと、いつもの輝きとは少し趣が違いましたが、それでも木漏れ日の射す銀杏並木はやっぱり綺麗。中高年のご夫婦、親子連れ、それに可愛~いワンコちゃんなどが、思い思いに美しい黄金色の空間を楽しんでいました。

  

銀杏並木から日本庭園に向かう道は、赤い実や紅葉した蔦や紅葉が目を楽しませてくれます。

  

  

日本庭園の紅葉は終わりに近い感じでしたが、赤と黄と緑の木々と池や小川が絶妙に配置された庭園の美しさは格別。外国からのお客様たちも楽しげに記念写真を写していました。

  

こもれ日の丘から立川の街を見下ろし、富士山が見えるところにも行ってみましたが、生憎雲が掛かってそちらは見られず。その後、みんなの原っぱへ行って、お弁当。今回は立川駅で買ったおにぎり弁当でしたが、広々とした外で食べるおにぎりの美味しさ!それにしても空が高くて広い!何て気持ちが良いのでしょう。

  

みんなの原っぱで「平和って良いわね~」と言いつつ、のんびりおしゃべりを楽しんだ後、ふれあい広場経由で立川口に向かうと、もう一つの銀杏並木を先に見晴らすカナールの噴水が出ていて、写真には上手く映りませんでしたが、噴水の下方に虹が見えていました。

高い空、美しい木々、広々とした空間。あ~楽しかった!秋の昭和記念公園の素晴らしさを今年も堪能できて、納得・満足の一日でした。(三女)
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伊豆の秋:修善寺

2015-11-14 14:46:15 | 日常
           

一昨日~昨日、伊豆に行ってきました。曇り空でイマイチの天気だけれど、雨も風もなく、まあ穏やかな秋の風情です。

  

我が家の庭も、紅葉した木、柚子の実、金柑の実、、、

  

山茶花、ツワブキ、南天の実など、秋の彩りが主(あるじ)の到来を待っていてくれました。せっかくなので柚子を10個ほど収穫しました。

         

夕方は「かんぽの湯」で温泉を楽しんだ後、「あきしろ」へ。ハタハタ一夜干し、がっこチーズ、なた漬け、ねばねば三昧、比内地鶏の塩炒めを摘みに、「本日の吟醸酒」6種(秋かわせみ、一白水成、夏田冬蔵、雪の茅舎、喜一郎の酒、春霞)をいつものように制覇。

初めてお目見えの「秋かわせみ」は刈穂の秋バージョンだそうですが、ラベルが可愛い。同じくお初の「夏田冬蔵」は杜氏さんの名前(芸名?)だそうで、ちょっと笑えました。そして、どれも夫々にこくと旨みがあって、とても美味しくいただけました。締めは勿論きりたんぽ鍋!

  

昨日(13日)は、修善寺に行ってみることにしました。このところ修善寺近くまで来ても虹の郷にそれてしまうので、修善寺の町歩きは本当に久し振りです。

まずは、修善寺のお寺を参拝。9月下旬から11月9日まで菊花まつりが行われた名残なのか、お寺の階段には見事な菊の花鉢が並び、境内に入ると美しく紅葉したもみじが、参拝客を迎えてくれました。

  

お寺の参拝の後は、桂川沿いを散歩。川沿いに並ぶ昔ながらの温泉宿と紅葉、竹林、赤蛙公園入り口の十月桜など、懐かしい光景です。以前によく行っていた公営の温泉施設は完全に撤去されていました。湯質が良くて私たちのお気に入りだったのだけれど、地味過ぎたのかな?残念。勿体無い。

         

鄙びた畑の畦道の先に「源範頼」のお墓があります。弟義経と同様、鎌倉時代の悲運の武将とされていますが、お墓は朽ちて見る影もない状態。それが一層哀れをさそいます。

           

30分ほどの散歩を終えて、お蕎麦屋さん「朴念仁」へ。こちらも一頃はよく行ったのですが、前回行ったのは3年前、フランスのJさんとアメリカのMさんをお連れして以来で、本当に久し振り。相変わらず賑わっていて、相変わらず美味しかったですが、10割の細打ち蕎麦、こんなに細かったっけ?ちょっとイメージと違いました。

ということで、久し振りがいっぱいの伊豆・修善寺の旅を終えて、空いている高速をスイスイ走って、無事東京の我が家に帰宅。束の間の旅でしたが、それでも良い気分転換になりました。猫の心配がなければ、もっとゆっくり、せめて2泊はしたいところなのですが、、、。(三女)
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月命日の集い@白州(2)韮崎大村美術館

2015-11-06 15:22:05 | 日常
           

11月5日。皆さんは夜中に喉が渇いて咳が出たとか、1時にあるいは3時に目が覚めて眠れなくなったなど、若干問題があったようですが、私自身は猫に邪魔されずに久々にグッスリ眠って、朝6時に爽快な目覚めとなりました。

              

この日も快晴。ベランダから甲斐駒ケ岳、玄関先から富士山が美しく見えます。

           

朝ごはんは、生野菜サラダ、南瓜サラダ、ハム、麦芽パン、田舎パン、コーヒー。食後にリンゴ。生き生きと元気の良い野菜や果物を食べられて、身体に力が湧いてきます。日頃東京で買っている野菜たちの元気の無さ、量の少なさ、値段の高さを思って、少し悲しくなりました。

                

長女夫婦は朝食が終ると直ぐに帰宅の途に。私たちは、せっかく近いのだからと、ノーベル賞を受賞した大村智さんが作ったことで今話題の「韮崎大村美術館」に行ってみることにしました。

実は、韮崎は終戦間際にSV家が疎開した所で、母にとっては辛い思い出の場所のようでしたが、話を聴くだけだった私にとっては、なんとなく第二の故郷のような、懐かしい感覚があります。

左に色とりどりに紅葉した七里岩を、正面に富士山を見ながらの国道20号のドライブは快適でしたが、橋を渡った辺りから細い道を回りこんで行くようなルートになって、運転手さんたちは少々苦労したようです。

           

美術館前の駐車場は車がいっぱい!訪れた人たちは、思い思いに大村さんの写真の前で記念撮影をしていました。

1階展示場には、主に女流美術作家の作品を、2階展示室には鈴木信太郎氏のコレクションを展示しています。「山葡萄と少年」「猫とここちゃん」など女性らしい繊細で可愛らしい絵や、フランス絵画の影響を受けたと思われる絵など、好きな作品、興味深い作品が4、5点ありましたが、残念ながら絵葉書も売っていないし、自分の記憶に止めるしかないようです。

           

ついでに隣接する白山温泉の正面まで行ってみました。こちらもこじんまりと落ち着いた良い感じの建物ですが、今は大村さんの写真がデカデカと飾られています。いつか時間に余裕が有る時に、入ってみたいと思いましたが、今回入浴はパス。

  

美術館や温泉の周辺には、柿畑があったり、遠くに甲斐駒ケ岳や富士山が見えたり、野の花が咲いていたりと、長閑な光景が広がっています。立派な仕事をして、文化や寛ぎの場所を故郷に提供するなんて、何と素敵で、幸せな人生なんでしょう!適うものならあやかりたい、、、あ、勿論、無理ですが(汗)。

           

ここで次女と四女とお別れ。私たちは、韮崎インターから高速に乗って、またまた富士山を眺めながら快適な走りを続け、昼過ぎに無事東京に戻りました。(三女)
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月命日の集い@白州(1)紅葉・黄葉と富士山

2015-11-05 21:05:17 | 日常
           

紅葉の美しい11月の月命日の集いは白州で決まり!ということで、昨日長女夫婦、次女、三女夫婦、四女といつもの6人が白州に集合しました。抜けるような青空、済んだ空気、美しい山々と綺麗な紅葉。何て気持ちの良い季節、そして素晴らしい環境!

  

いつも待ち合わせる「そば処・藤亭」は定休日=祝日の翌日ということで生憎臨時休業だったため、「藤亭」近くにあるもう一軒のお蕎麦屋さんでそそくさとお昼を済ませた後、赤や黄に染まった並木に囲まれた八ヶ岳高原ラインを走って清里の赤い橋(東沢大橋)へ。

今回も少し時期が遅かったようで、向かいの山の紅葉はほぼ終っていましたが、はるか彼方に八ヶ岳を望む見晴台の紅葉(もみじ)の木はバッチリ紅葉(こうよう)。団体客が添乗員さんに各々記念写真を撮ってもらっていたのに便乗して、私たちもその添乗員さんにお願いして6人揃って紅葉と山をバックに記念撮影。

  

次に牧場公園の清里寄りの駐車場→見晴台へ。ここは牧場の先に素晴らしい富士山が見える、四女お勧めの穴場(?)です。青空の下、棚引く雲の上から顔を出している富士山の姿の良さ、美しさは、感動ものでした。

  

続いては、落葉松の黄葉を求めて棒の道へ。こちらも少し時期が過ぎていたようで、大分葉が落ちてしまっていましたが、木漏れ日の射す落葉松林は秋の静けさに満ちていて、束の間の散歩は爽快でした。(落葉松並木の向こう、某の道の隣のゴルフ場では数人の人たちがプレーしていて、それはそれで楽しそうでした。)

  

美しい景色を堪能した後、一旦四女宅に立ち寄って、長女持参のお菓子を食べながら小休止。その後、スパティオ小淵沢「延命の湯」へ。少々古くなった温泉はシャワー等に不具合があるなどの問題はありましたが、高濃度のミネラル成分を含むというお湯の質は上々。HPの効能書きどおり心身がリフレッシュしたような気がしました。

温泉の後は、四女宅でいつものように大宴会。まずはビールで乾杯。オリーブの新漬け、栃尾あげ、マッシュルームとポルチーニ茸のディップと蕪とクラッカーとチーズ、秋鮭の南蛮漬けをつまみに、ビール、ワイン((ヌヴェロ)ワイン「ヴィーノ ノヴェッロ」)、日本酒を次々に堪能。

その後はこの日のメインの鴨鍋。私が持参した鴨肉と、四女が育てた長ネギをいっぱい入れて、他に立派なごぼうと椎茸と春菊と豆腐も入れた鴨鍋、鴨肉が良い出汁となって、どの野菜も素晴らしく美味しい!何といっても葱を1人1本の割合で食べるなんて、普通できませんよね!あ~美味しかった!全てに満足。言うことなし!の一日でした。(続く・・・)(三女)
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ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団演奏会@東京オペラシティコンサートホール

2015-11-02 11:07:45 | 日常
           

昨日、東京オペラシティコンサートホールで行われた「チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団」のコンサートを聴きに行ってきました。

プログラムは、
スメタナの 『連作交響詩「わが祖国」より“モルダウ”』
チャイコフスキーの 『ピアノ協奏曲第一番 変ロ短調 作品23』
ドヴォルザークの 『交響曲第九番 ホ短調 作品95「新世界より」』
の構成です。

どれも有名で私にも馴染みのある作品ですが、今回は6月に行ったチェコへの思い入れで、スメタナとドヴォルザークとの再会に大いなる期待がありました。

           

会場は1632席の大ホール。天井が高く鋭角のドームのような形になっていて抜群の音響です。そこで80人以上のメンバーで構成されるオーケストラが奏でる演奏は、迫力は満点だけれど驚くほど柔らかく穏やかな音色となり、満席の会場を幸せな熱気で包む力がありました。

私はといえば、“モルダウ”の曲が流れてきた途端にプラハの町をウロウロしていた日々を思い出して、曲に心地よく身を任せつつ、カレル橋の喧騒、スメタナ博物館を見つけるのに苦労したこと、ホテル近くの公園墓地でスメタナのお墓を見つけたことなどに思いを回らせて、胸がいっぱいになりました。

若いピアニストイーヴォ・カハーネクさんのピアノ協奏曲の演奏も、情熱的、個性的でとても聴き応えがありました。が、何と言っても、その細身で知的な佇まいが素敵でした。

           

ここで一旦休憩。観客は皆さんキチンとドレスアップしていて、非日常を楽しむ姿が良い感じです。私も今後のコンサートのために?、もう少し個性的でおしゃれなワンピースなど買おうかな、と心が動きました。

第二幕のドヴォルザーク「新世界」。ドヴォルザーク博物館のこじんまりした部屋でCDを聞かせて貰ったことを思い出しましたが、やはり生演奏の迫力は違う!本当に聴きにきて良かったとしみじみ思いました。

万来の拍手に応えてアンコールは「ラデツキー行進曲」。指揮者のレオシュ・スワロフスキーさんの軽やかでどことなくユーモラスな指揮で、会場も大いに盛り上がりました。(残念ながら会場に手拍子での参加は求めませんでしたが。)

           

あ~楽しかった!上質のクラシック演奏を存分に満喫して、温かく豊かな気分になりながら、未来都市のような造りのオペラシティを後にしました。(三女)
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