ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

一人旅:(4)京都の続き

2016-10-28 23:05:00 | 日常
            

養源院から15分の所にある京阪電車の七条駅から出町柳へ。そこから叡山電鉄鞍馬線で鞍馬駅へ。

と書くと簡単ですが、まずお坊さんが「近くですよ」と教えてくれた七条駅が分からず、近所の人に「三十三間堂と博物館の間の道を行けば良い」と教えられ、通りに出てしばらく歩いたけどそれらしき建物も見えず、丁度、天皇・皇后両陛下が博物館においでになるための警備(帰宅後夕刊でわかりました)の準備でそこここに警視庁の腕章を着けた人達がいたので、駅の場所を聞き、やっと七条駅に着きました。

階段、階段の七条駅ではホームに行くのに迷ったけど、電車はすぐ来て、乗り継ぎの出町柳での電車もさほど待たず、紅葉シーズンは満員の電車も、ゆっくり座れました。

電車は宝ヶ池から鞍馬方面と比叡山方面に分かれます。岩倉駅の辺りは昨年の秋タクシー観光の時近くを通りました。貴船口から2駅手前の市原駅辺りから木々の間を通って行きます。紅葉シーズンはこの辺りはライトアップされそれを目当てに大勢の観光客が押し寄せます。今は紅葉はまだまだですが、少し開けた窓から気持ちの良い風が入ってきます。

            

鞍馬駅から少し歩き仁王門へ。そこからほどなく右手にロープウェー乗り場、左手につづら折り登り口。私は予定通りロープウェーへ。あの長い登り道もあっという間に飛び越え多宝塔駅へ。

            

そこから新参道のだらだら坂を気持ちの良い木漏れ日を浴びながら本殿の下の階段へ。やはり階段は楽させてくれませんでした。

            

本殿前の最後の階段ではさすがに息が上がり手すりにつかまりながらやっと境内へ。木陰のベンチに座り一息ついていると、爽やかな風が吹いていて疲れを癒してくれました。

            

境内からは青空の下に比叡山の山並みが綺麗に見えました。

金堂を参拝し今回は奥の院はパス。又ロープウェーで下り仁王門へ。 始めの予定では仁王門から駅までの間にある店で昼食にしようと思っていたのですが、駅の手前であと5分で電車が出発とわかり、電車は20分に1本なので、ゆっくりお昼を食べても乗る電車はあるのに貧乏性と言うのでしょうか、そのまま電車に乗ってしまいました。

帰りの電車も空いていてゆっくり車窓の景色を楽しめました。出町柳からは、以前来た時京都駅までバスを使ったので、今回もとりあえず駅まで行くことにしました。

京都は10月22日に時代祭があり、夜は鞍馬の火祭りがありました。また28日からは国宝などの一般公開があります。私が行った24日は、たまたまその谷間で電車、バス共に空いていて快適でした。

お腹ペコペコの私はとりあえず京都駅の伊勢丹にある喫茶店に入り、ポークと九条葱のスパゲッティ(葱がたっぷりで美味しかった)と、旅の最後のお疲れ様で、ブラウニーとアイスクリームの甘くて美味しいデザートを食べました。さて時間はもう3時近く。今回は東寺はあきらめて帰ることにしました。

2泊3日の一人旅。誰に気を遣うことなく自由に時間を使い、好きな場所に行ける。道が判らなくても聞けばすむし、 いやー癖になりそうです。(次女)
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一人旅:(3)京都

2016-10-27 16:36:19 | 日常
            

朝から雲一つ無い青空!京都では東寺と養源院に行きたいと思っていたのですが、この二つは京都駅を挟んで斜め正反対にあります。どちらを主にするか悩みました。

でも、あまり気持ちの良い天気なので神護寺方面に行こうかとフロントの人に相談したところ、バスの本数が少ないし、もしも養源院に行くのでしたら まだ紅葉には早いですが、今なら人も少なく鞍馬が良いのでは・・・とのアドバイスをもらいました。

鞍馬は前に夫と貴船までの道を歩いた事があり、下からつづら折りの山道を歩き本殿前のかなりの階段を上った記憶があります。でも 最近のテレビの旅番組でつづら折りの坂道はロープウェーでクリア出来ることを知ったので、青空の下樹木の爽やかな空間に会いたく、三十三間堂~養源院~鞍馬のコースにして、時間と体力が残っていたら東寺に行くことにしました。

荷物を預けまずホテルから徒歩5分位の所にあるバス停から三十三間堂方面に行くバスに乗車。(今回は岡山でも京都でもSuicaが使えたので楽でした。)東福寺を通り三十三間堂へ。まだ10時前だったせいか、お堂内は人も少なく、観音様達をゆっくり見る事ができました。

次は今回一番行きたかった養源院です。三十三間堂の前の道を歩いてすぐの所にあります。以前ここの俵屋宗逹の白象図をテレビで見て、是非本当の絵を見たかったのです。ここもまだ見学者が少なく、白象図、唐獅子図、波と麒麟図の杉戸絵、十二面の松図襖絵の宗逹の素晴らしい絵を間近にゆっくり見ることができました。

養源院は秀吉の側室淀殿が父浅井長政の追善の為建立しましたが、火災で消失した後妹の崇源院により再建され、以来徳川家の菩提所となり、浅井長政、豊臣秀頼、淀殿の位牌も安置されています。

また本堂の廊下の天井は伏見城の本丸廊下で、自刃した家康の家臣達のおびただしい血の跡が残る板をそのまま天井板として使った血天井で、宗逹の絵は彼らの鎮魂のために描かれたともいわれているそうです。(鞍馬はまた次回。)(次女)
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一人旅:(2)下関

2016-10-25 17:06:52 | 日常
            

岡山8:30発の新幹線に乗るため7:30頃チェックアウト。なぜこんなに早いかと言うと、、、。

実は昨日、岡山駅を出てビックリ。駅前に数多くのバスターミナルはあるのですが、道を渡る横断歩道の信号が無いのです。ターミナルの先に道があり、その向こうに高島屋があるのは見えているのですが、地上から行く方法がなさそうなので地下に降りて、大体の方向を目指して地下街をうろうろ。やっと高島屋を見つけそこから地上へ。前を通っている道を行けばホテルに行ける事はわかっていたので、空きっ腹をなだめながら20分位かけ、やっとホテルにたどり着きました。旅行会社からもらった案内には徒歩7分と書いてあったのですが・・・。

荷物を預ける時、フロントで駅までの行き方を聞いたら、ホテルの前のイオンモールの中を斜めに突っ切って、そこから地下街を案内板を見ながら行くと駅に着きます、との返事。確かにその方法で少し時短になりましたけれど、イオンがまた広く店内の案内板を何回か見ないと迷子になりそうでした。

昨夜は倉敷からの帰りもイオンの中を通り、途中で焼き鳥とハイボールを買ってホテルの部屋でゆっくりテレビを見ながらの食事?でした。

ということで、今朝はイオンはまだ開店していない時間だったので、再度フロントで行き方を聞き、迷子になっても大丈夫なように早くにホテルを出ました。あーくたびれた。

新幹線は順調に走り、10時ちょっと前に新下関着。改札口を出た所で、知人のご主人と大きくなった坊やが待っていてくれました。二人に会うのは20年ぶり位ですが、お互いにすぐ分かりました。ご主人運転の車で知人の家へ。

彼女は身体は不自由ですが元気そうで、会ったとたん二人で同時に「いやー全然変わっていないわね!」それからお喋りをし、今や立派なバイオリン奏者になった(かっての坊やは三才からバイオリンを始め、桐朋音大を卒業。山口県や北九州市で演奏活動をしています。)Y君の演奏「ジプシーソング」と「チャルダッシユ」を聴かせてもらいました。

近所に住んでいる彼女のご両親も来て、私と久しぶりの再会。お互いに元気であることを喜び、ご両親はY君の演奏会はいつも聴きに行くけれど家で聴くのは初めて、と喜んで一緒に聴いていました。

Y君のバイオリンはやわらかく暖かみのある音色で、感性の豊かさを感じさせる心地良い演奏でした。

            

知人宅で一休みし、外で食事をするため、後ろに車椅子を載せるように改造した車(マツダでした)に彼女と私と運転手としてY君、もう一台にご主人で車二台で関門海峡方面に行くことになりました。

まず最初に壇之浦古戦場跡へ。関門トンネルは何回も通っていますが、海峡を見るのは初めてです。結構流れも速く、潮の流れも変わるこんな場所で、よく戦ったものですね。

それからすぐの安徳天皇を祀る赤間神社に行きました。お天気も良く早めの七五三のお参りをする可愛い着物姿の女の子や、白無垢のお嫁さんが写真を撮っていました。

ここには平氏一族の墓や、平家物語を語った耳なし芳一の像や琵琶が展示されていました。

神社をお参りした後は、お待ちかねの食事です。関門橋のすぐ近くには唐戸市場という下関近海の鮮魚が集結する大きな市場があり、あちこちの店の前に美味しそうなネタがのった握り寿司が所狭しと並べられ、お客は好きなお寿司をお皿に載せお金を払い、脇にある大きなテーブルの周りに座って美味しそうに食べています。

でもそこは落ち着かないので、隣の二階にある回転寿司に行きました。さすが市場の隣の店、ご飯の握り方が小さめでフワッとしていて、魚は新鮮!美味しかった!今はフグが時期なのか、市場ではフグのお刺身が普通にお皿に円く並べられ売られていました。もちろん私もフグのお刺身も食べました!

お腹いっぱいになった私達は、海峡の横に造られたウッドデッキで暖かい秋の陽射しを浴びながら、のんびりとお喋りを楽しみました。20年のブランクなんて会った瞬間無くなっていました。

帰りの新幹線の時間が決まっているので、一回家に帰り彼女とはそこで再会を約束してお別れ。又ご主人とY君に車で新下関まで送ってもらい、そこで別れました。相変わらずお互いを思いやる暖かい家族でした。

私はいざ京都へ。新幹線は新大阪までなので、新大阪で東京行きの新幹線に乗り換え、20番ホームから25番ホームへの移動、そして自由席ははるか彼方の1~2号車。今回はよく歩きます。

京都は一駅なので19時頃には着きました。が、又もらった地図では見当はついても道が・・・。幸いコンビニがあったので夕食用のサンドイッチとコーヒーを買いホテルの場所を教えてもらい、何とかチェックイン。シャワーを使いサンドイッチを食べながら大河ドラマを見て過ごしました。1人だと何も気にせず楽ですね。(次女)
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一人旅:(1)倉敷

2016-10-23 11:02:28 | 日常
            

昨年からの約束であった、山口県長府に住む知人に会う旅に出ています。せっかく新下関まで行くので、途中下車を楽しむ事にしました。

最初は岡山でホテルを予約し倉敷へ。残念ながら雨でしたが、そのせいか、前日地震があったせいか、土曜日にも拘らず人混みと言う事も無く、川沿いの美観地区をゆっくり歩きながら見てまわりました。一人旅は自分のペースで行動出来るのが良いですね。

写真は以前から行きたかった大原美術館です。もちろん入りました。落ち着いた館内にピカソ、ドガ、マチス、グレコ、シャガールなどの作品がゆったりとした間隔で展示されています。また棟方の作品だけの部屋もあり、ゆっくり観賞する事が出来ました。

            

舟に乗り水路から街並みを見る事もできます。雨でなければ乗りたかったです。

            

建物の名前がわからない(-.-;)。(*)

(*倉敷市公式観光サイトを見ると、「倉敷館(観光案内所)」のようです。『1917(大正6)年に倉敷町役場として建てられた洋風木造建築。現在は観光案内所として観光ガイドや観光施設などの紹介を行うほか、無料休憩所として自動販売機やコインロッカー、トイレを備えています。・・・ 建物は、国登録有形文化財に指定されています。』とのこと。(三女))

23日は新下関で知人と再会。保育園児だった子がどのように変わったか、会うのが楽しみです。(次女)


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秋の神代植物公園

2016-10-22 22:10:07 | 日常
            

曇り空だけれど暑くもなく寒くもない、秋のお散歩日和の今日、久し振りに神代植物公園に行ってきました。

  

園内はしっとりと落ち着いた秋の風景です。

  

繊細な色合いの草花を眺めながら歩いていると、穏やかで優しい気持ちになってきます。

  

派手な赤ではありませんが、花水木など何本かの木が、渋い、良い感じで紅葉していました。

  

今は「秋のバラ・フェスタ」の真っ最中。ちょっと時期が遅いかと思ったのですが、まだまだ綺麗な花を見ることができました。

  

アメリカ産、フランス産、イギリス産、ドイツ産、日本産のバラが、夫々に個性豊かな花を咲かせていました。

  

良い香りを楽しみながら、姿の良いバラを撮っているとワクワクして、時が経つのを忘れてしまいます。秋の清楚な草花にも心惹かれますけれど、バラは本当にフォトジェニック、最高の被写体ですね。(三女)
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誕生日プレゼントはデジカメ

2016-10-16 21:24:17 | 日常
            

昨日の誕生パーティに参加できなかったKが、夕方、皆からのプレゼントを持って来てくれました。

プレゼントは私の希望でデジカメ。今まで使っていたのと同系統のソニーのサイバーショットですが、今までのが3倍ズームだったのに対し、今回は20倍ズーム。解像度も大幅アップしています。色もおしゃれに白。

デジカメを希望したのは、最近レンズの中に埃が入ってしまい、画面に黒い点が写りこむようになったからでしたが、やはり新しいものは機能も一段と良くなっているんですね。写真を撮るのがますます楽しみになってきました。

            

まずは、Kが持ってきてくれたチリ産ワインを写してみました。ピントもバッチリです。

          

次にちゃいちゃいもパチリ。ちゃいちゃいらしさが良く出た映像がとれました。これからは今までより良い写真をブログにも載せられそうです???

みなさ~ん、ありがとう!

+++

          

誕生日プレゼントではありませんが、昨日誕生パーティで会ったときに、Dちゃんが修学旅行土産をくれました。日光に行ったそうで、お土産は「わさびゆば」。とても美味しかったです。でも渋い選択ですよね。(こちらは古いカメラで写したせいか、少々ピンボケで、黒い点も写っています。)(三女)
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誕生パーティ@叙々苑 駒沢公園店

2016-10-15 22:15:12 | 日常
            

今日は、Y子一家と一緒に駒沢通りにある「叙々苑」で私の誕生祝いをしました。まずはビールとジンジャーエールとオレンジジュースで乾杯!

          

叙々苑サラダ、ナムル、キムチ、エゴマと、、、

          

カルビ、ネギタン塩、すだれ肩ロース、ミノ、イベリコ豚を注文。どれもと~っても美味しいけれど、特にすだれ肩ロースが美味しい上に、焼けたら自分達でカットするというパフォーマンスが楽しい♪

            

DちゃんとDちゃんパパはご飯と一緒に、Y子と夫と私は、夫からのプレゼントのキャンティ・ダニエロを飲みながら、肉も野菜もパクパク平らげました。やっぱり叙々苑の焼肉は美味しい!HPに「食べる幸せを感じていただきたい」と書いてあるけれど、みんな充分に感じました。

            

最後はアイスクリームで締め。

            

素晴らしい秋晴れの一日だった今日。5時前に沈もうとする夕日を眺めながらお店に入り、月が光る7時ごろにお店を後にしました。ふ~、お腹いっぱい。大満足!(三女)
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なでしこ会(マイ・バースデイ)@自由が丘「えん」

2016-10-14 10:58:14 | 日常
            

昨日は、高校時代の友人の集い「なでしこ会」を、自由が丘「えん」でやりました。

参加は、TYさん、KYさん、TCさんと私のフルメンバー。たまたま皆の都合があったので決めた日取りですが、10月13日は私の誕生日なので、皆さんに祝ってもらったともいえます。

          

今月のメニューのテーマ「秋祭り」の中から、秋刀魚の柚子胡椒和え、塩炒り銀杏、海老芋の鯖味噌田楽。常設メニューの新鮮野菜のかぶりつき、牛スジ大根などを注文。ビールと日本酒を飲みながら、秋の味覚を楽しみました。

話題は、まずは健康問題から。食事制限だとか、記憶力の衰えだとか、五十肩だとか、、、「この年になると誕生日といっても余り目出度くないわね~」というありがちな結論となりました。

でもこうして美味しいものを食べながらおしゃべりを楽しめるのだから、この年齢もそう悪くないと、正直私は思っているのですが。

あとは旅行の話や趣味の話や孫自慢など。中でも、それぞれが最近みつけた美味しいお店の話が一番盛り上がりました。

            

締めの鯛の土鍋ご飯を食べて、みんな満足。原則二ヶ月に一度会おうということになっているのですが、来月も、ちょっと別な(KYさん紹介の)お店で会うのもいいかな、と言いながらの散会となりました。

なんだかんだ言いながら、今のところ、結構みんな元気です。(三女)
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ねこねこさんとの逢瀬・第三弾@「土風炉 銀座コリドー街店」

2016-10-13 14:20:16 | 日常
            

昨日は銀座コリドー街の「土風炉」で、ねこねこさんと共通の友人SAさんと3人で、おしゃべり会をしました。ねこねこさんは15日に日本を発つので、これが今回の滞在での最後の逢瀬です。

ねこねこさんは居住をアメリカに一本化することに決めて、滞在期間中は賃貸契約していた東京のマンションの解約や区への届け出、部屋の片付け等で大忙しの日々でしたが、昨日までに全て片付いたようです。お疲れさまでした~!

            

仕事の忙しいSAさんを待つ間、牡蠣の蒸し焼き、じゃがバター醤油、もちもち豆腐、その他を食べ、ウィスキーソーダを飲みながら、二人でおしゃべり。

2時間ほどしてSAさんが到着して、3人のおしゃべりは、SAさんの親御さんの介護の問題からスタートしました。お母様が日に日に弱っていくのを不安な気持ちで見守るSAさん。数年前に夫々に母を見送ったねこねこさんと私は、当時のことを思い出して、辛さ、大変さを分かち合いました。

他には、再びアメリカ大統領選の話、日本の都知事選や自公政権の話、夫々の仕事や近況、家族の話などなど。思えば3人の付き合いも10数年。3人の会話も、夫々の社会的立場を離れた、大人の友人同志の、飾り気のない親しみのこもったものとなっていました。

こうして、ねこねこさんとの密度の濃い逢瀬は終了。次回の来日は来年4月予定とのことです。お互いに健康に気をつけて、半年後に再び元気でお会いしましょう!(三女)
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月命日の集い@白州、白駒池ハイキング

2016-10-12 12:39:12 | 日常
            

一昨日~昨日、恒例月命日の集いで四女の住む白州に行ってきました。今回の参加者は、久し振りの長女夫婦と、次女、私たち夫婦、四女の6名です。

今回は昼頃四女宅に集合して、「白州手打ち蕎麦 くぼ田」という店にランチを食べに行きました。金精軒や七賢のすぐ傍にあるのに今まで気付かなかったお店ですが、人気店なのか、客席が少ないせいか、結構混んでいて、席に着くまで30分ほど待ちました。

味はまあまあかな。お勧めのぶっかけにしたので、せっかくの新蕎麦の香りがよく分からなかったのが残念です。また来ることがあれば、次回は盛り蕎麦系にしようと思います。

  

四女宅に戻ってしばし庭の散策。数日前から東京も秋の気配を感じるようになっていますが、トンボが手に止まったり、アケビが実をつけていたり、コスモスが咲いていたり、こちらはすっかり秋の空気です。

            

庭の片隅にあるナナちゃんのお墓参り。7月末にがんの手術をしたナナちゃんは、術後も外を自由に歩き回り、最後の夏を十分楽しんで、9月末に突然逝ってしまいました。そんなナナちゃんは、こうして大好きな白州の自然に還ることになりました。

          

庭の散策の後は畑に行って芋ほり。綺麗なお芋が大小合わせて8本ほど採れました。とても美味しいお芋です。

          

そのお芋も含め、ベランダでバーベキュー。今回のハイライトは何と言っても秋刀魚。炭火で焼いた秋刀魚は最高です。他に四女が作っておいたローストビーフやねこねこさんのお土産のサラミやチーズ、はんだまと菊のポン酢和え、次女の十津川土産の「ゆうべし」など、例によってご馳走がズラリ。

美味しく楽しく飲んだり食べたりしていましたが、冷たい風が身に沁みてきたので、途中から部屋に入って四女が用意していた美味しい茸汁で身体を温めることになりました。

+++

            

翌11日。朝6時起床。(他の皆さんはもっと早かった模様。)猫に起こされずにグッスリ眠れて快調です。

朝食は、セロリとリンゴと胡桃のサラダ(マヨネーズ和え)、バーベキューの残りの玉ねぎ・ピーマン・パプリカ・椎茸と四女手作りソーセージの炒め物(ケチャップ・とんかつソース味)、ハム、パン2種。

  

朝食後、家まで4~5時間のドライブが待っている長女夫婦は帰宅。残る私たちは、白駒池にでかけました。

白駒池は、この時期に八ヶ岳周辺で手ごろに秋を楽しめる場所として有名らしく、連休が終ったこの日も団体客を含め、沢山の人が訪れていました。

白駒池を一周するルートは、地面が苔で覆われた林の中に、板の歩道が続く気持ちの良い空間です。

  

よく観察すると、苔の花が咲いていたり、色々な茸が出ていたりして、普段目にすることのないミクロな自然の姿も楽しめます。

  

ちょっと時期が遅かったようですが、池周辺では期待通り今年初の紅葉が見られました。

景色も空気も最高でしたが、途中、板でできた狭い歩道で、行き交う大勢の人と道を譲ったり譲られたり。景色を楽しみつつ、転んで骨折したり足をひねったりしないように気をつけて歩くのは中々大変。それでも、何とか全員無事に一周することができました。

          

その後人が余り居ない静かな場所にも寄って、緑と岩の織り成す壮大な景色を眺めながら一休み。久々の本格的ハイキングは実に気分良く、充実感がありました。

  

白駒池を後にした帰路、山に掛かっていた雲が晴れてきたので、南八ヶ岳や南アルプス・北岳、中央アルプスが見える小さな展望台に寄ってみました。紅葉越しに見る山々の綺麗なこと!感動的です。

  

さらに、滞在中ずっと気になっていた道路周辺の田んぼの景色も、車を止めてじっくり味わいました。黄色く実った稲穂の何て美しいこと!収穫が終った稲が束ねて掛けられている景色も風情があります。これぞ日本の秋の原点ともいえる風景ですね。

            

目でも口でも秋を味わい、気持ちよく身体を動かし、ゆっくりおしゃべりを楽しみ、大満足のうちに白州を後にし、東京に向かいました。途中の高速では、富士山が美しい姿を現し、快適な走りを楽しみながら、4時前に無事我が家に到着しました。(三女)
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