大室山の十月桜が可憐な花をつけていました。
朝目覚めた時から変にはっきりした様子で、「早く起こしてちょうだい」「これに着替えれば良いの?」などと急き立て気味。こちらの気持ちの平和を何とか保ちつつ着替え、朝食、トイレ(◎の幸ウン)を終えて、天気が良かったので、洗濯を干し終わったところで駅近くに買い物に。
駅前のパン屋さんで、母が選んだ栗蒸しパンとチョコドーナツを昼食用に買い、いつもの花屋さんで、これまた母が選んだモカ・コスモスを買って、爽やか気分で帰宅。花を生けたりしながらのんびり過ごすうちにヘルパーさんが来る時間に。
ヘルパーさんには「あら、いらっしゃい」とにこやかにご挨拶したものの、娘が家を空けることに対しては少々不満表明がありました。でも1時間半後に戻ってみると、いつもどおりにこやかにお話中。昼食も完食。上出来でした。
午後もちっとも眠くなさそうで、百人一首を一回して母の圧勝。お三時のお茶とお菓子で一休みした後は、母の希望で卓球を少々。右手でラケットを持ってけっこう球に当てるのでビックリしました。その後夕食までは新聞を眺めて過ごしていました。
夕食は三女の夫に歓迎の言葉をかけつつ楽しげにほぼ完食。後片付けやベッドメイキング中も、少しも眠くないことを示すように、何やら色々とおしゃべり。着替え、アイスクリーム、歯磨きを終えた後、ますます覚醒してきて「アイスクリームはもう無いのかしら」とアイスクリームのお代わりをしたり、テレビに対し何だかんだ批評したり疑問を述べたりと、眠くないオーラを発散しながらおしゃべり。
9時になってキリがなさそうと強引気味にベッドに誘導すると、罵ったり呪ったりが始まり、「どうしてそういうことを言うの?!」「親に向かってその言い方は何?!」「一生懸命手伝っている娘にその言い方は何?!」と久し振りの言い合いをしばし繰り広げました。
そうこうしながら、とにかくベッドに横になっていただいて、「お休みなさい」と握手をして応接間に。その後もず~っと神さまへのお願いや娘の名前の連呼などが続き、途中咳をするのでのど飴をあげに戻ってしばらくつきあって、また応接間に退避して、また神さまへのお願いが始まって、、、10時過ぎ、ようやく静かになって本格的に眠ってくれました。ふ~。