ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

国会前の抗議行動

2013-11-27 10:16:43 | 日常
           

「国民の知る権利」が制限されると多くの人が懸念を抱いている「特定秘密保護法案」が、昨日昼特別委員会で強行可決され、夕方には衆議院本会議で採決される見通し、というニュースを聞いて、居たたまれない思いになって、夕方国会前に行ってみました。

5時半頃に地下鉄「国会議事堂前」から地上に出ると、衆議院議員会館前の方から拡声器に乗った抗議の声が聞こえてきます。さっそくそこへ行ってみると、若い人を中心に大勢の人がすでに集っていました。

        

座り込みの体勢でプラカードを掲げる人、ギターを奏でる人など、抗議のスタイルは様々です。

           

皆で国会に向かって「秘密保護法反対」「強行採決をするな」「私たちは怒っているぞ」などと声を上げる中、6時半過ぎの本会議審議が始まる頃になると、国会前にあたかも議員達を守るように沢山の装甲車が並び、私達のいる衆議院議員会館前の歩道ではポールで車道側を塞ぎ警官がビッシリ並んで、抗議する人々を監視するような構造が出来上がりました。

仕事帰りの人たちが次々に詰め掛けてきたので、寒さに耐えかねた私は後をお任せして、7時半過ぎにその場を離れましたが、それから間もなく採決が行われ、衆議院を通過したとのこと。国民の声は力で押え込めばいい、と言わんばかりの政府のやり方に、やり場のない怒りが募ります。政府・与党の皆さん、「奢れる者は久しからず」っていう言葉、知ってますか~?(三女)
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多摩川散歩

2013-11-24 17:43:48 | 日常
           

今日も素晴らしい秋晴れ。四女と一緒に、最近新しくできた二子玉川公園の見物方々、多摩川沿いの散歩をしました。上野毛駅から徒歩8分。新しい高層マンションの真下にある公園は、広々とした子供広場があって、幼い子供を遊ばせる若いパパ、ママが目立ちました。日本庭園も造られていますが、新しすぎて木々も今のところ小さくて心細い感じです。数年後には多分それなりに趣が出て、中高年の人たちも散歩を楽しめる空間になっていることでしょう。

           

今日もはるか彼方に富士山が見えました。空が霞んで余りはっきり写らないのですが、富士山を見るとつい写真を撮りたくなります。

           

川の土手下に下りてみました。こちらは昔と変わらない鄙びた光景で何だかホッとします。川面に野鳥が集っていました。

        

紅葉した桜の木、青いサルビアやオシロイバナなどを眺めながら、二子玉川駅に向かって土手沿いにウォーキング。

           

二子玉川駅付近も新しいショッピングセンターが出来ていて、随分様変わりしています。街はクリスマス仕様に飾られて、こちらも若い家族が集っていました。

ショッピングセンター内の中華料理屋さんで「ワンタンと焼きそばセット」と瓶ビールのランチ。美味しかったけれどかなりなボリューム。お腹いっぱいだし昼のビールはよく効いて、ぼーっとした気分で四女とお別れして、家に帰って昼寝タイムとなりました。(三女)
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昭和記念公園

2013-11-23 18:15:07 | 日常
           

数日前に昭和記念公園に(下見に?)行った次女から、「日本庭園の紅葉が素晴らしいから」とお誘いがあり、今日2人で行って来ました。

11時ちょっと過ぎ、西立川駅に着くと、小さな子供を連れた家族連れやご夫婦らしい中高年カップルが沢山下車、みんな公園に向かいます。西立川口から日本庭園に向かう途中の銀杏並木は、期待通り黄金色に輝くトンネル状態で、素晴らしい美しさだけれど、人出もすごいです。

        

日本庭園の紅葉は、紅色の紅葉が背景の緑と混ざっていたり、小川のせせらぎに落ちて寄せられていたりして、日本独特の美しさを見せています。次女は「この前と比べると少し色が落ちてきている」と言っていましたが、どうしてどうして十分に綺麗でした。

           

日本庭園の反対側の出口のもみじはなぜか黄葉していて、後ろの竹林の薄緑と重なり陽射しを受けて、自分も薄緑に染まった感じになって、何とも柔らかい美しさでした。

           

子供達は、銀杏の落ち葉を集めて空に向かって投げて遊ぶのが大好き!

        

こもれびの里を通って、古い農家など眺めた後、花の丘に上がっていくと、コスモスが終った丘は人気(ひとけ)がほとんどなくて、お誂え向きに、古びたベンチがひとつ、私達を待ち受けていました。

そこで待望の次女手作りのお弁当。お握り、卵焼き、丘ひじき、カリフラワー、プチトマト、鳥唐上げ、蕪の漬物。味、色取り、栄養、どこから見ても素晴らしいバランス。ひき肉そぼろ入りお握りや甘い卵焼きは、昔母が作ってくれたお弁当によく入っていて、とても懐かしい味です。食後はなぜか炒り銀杏。どれも美味しくて、遠足の幸せ気分を満喫しました。

           

少し離れたこもれびの丘からは、はるか遠くに薄っすらと富士山が見えました。

        

原っぱ広場や花木園を通って立川口に向かいました。途中の銀杏(いちょう)の黄葉も綺麗。木に付いた銀杏(ぎんなん)の実を写したのですが、分かりますか?

暑くもなく寒くもなく、風もない素晴らしい好天気。青空に映える美しい紅葉、黄葉を眺め、手作り弁当を食べて、のんびりおしゃべりしながら散策して、、、文句なしの楽しいひと時でした。(三女)
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映画「マラヴィータ」、ボジョレ・ヌーボー

2013-11-21 17:26:30 | 日常
           

TOHOシネマズ有楽町で上映中の映画「マラヴィータ」を見てきました。

マフィアが出てくるような活劇は基本的に好きではないのですが、主役のロバート・デ・ニーロが数日前に「徹子の部屋」に出演して話しているのを見て、歳をとっても素敵なデ・ニーロに惹かれたのと、徹子さんが「とても楽しかった」と言っていたこと、それと、舞台がフランス・ノルマンディーだということにちょっと興味があったことなどから、たまには派手でスリリングな活劇の混ざった娯楽映画を見るのも悪くないかな、と思っての選択でした。

結論から言うと、派手に殴ったり銃を乱射したりという暴力シーンはフィクションと思って見ても、余り楽しくない。私には苦手な分野だと再確認しました。

一方で、アメリカ人とフランス人の間の微妙ないがみ合い、例えばフランス人はアメリカ人のピーナッツバター好きを軽蔑し、アメリカ人はフランス料理は何でもクリームかバターがいっぱいとウンザリし、という辺りが、とっても分かる感じで笑えました。

最終的に、デ・ニーロ演じる元マフィアのボス、ブレイクとその家族が、ブレイクに恨みをもつマフィア一族に居場所を突き止められ襲われて壮絶バトルが繰り広げられるのですが、そうなると、私もそれまで「何だかとんでもない連中」と思っていたブレイク一家に肩入れして、「頑張れ、生き延びろ」と応援してしまい、思わず苦笑。結局は4人とも無事で、何となく暢気な雰囲気の漂うラストシーンに、後味はそんなに悪くない、こういうのをエンターテイメントというのかな、と妙に納得してしまいました。

        

映画を見終わって外に出ると、天気が素晴らしく良かったので、日比谷公園まで散歩。公園内の紅葉が丁度見頃で、青空に映えてとても綺麗でした。

===

           

話変わって、今日はボジョレ・ヌーボーの解禁日。我が家にも例に寄ってみょうが屋さんに注文したヌーボーワインが届きました。一本は「ドメーヌ シャサーニュ」という生産者のもの、もう一本は「フランク サンカン家」のもの。説明を読むとどちらも美味しそう!

現在夫がフィリピンに出張中なので、解禁日を重視して一人で飲んでみるか、夫が帰ってから一緒に飲むか、目下熟慮中です。(三女)
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音楽劇「闇に咲く夢」

2013-11-18 11:08:28 | 日常
           

若い友人がプロデュースする「海千山千」という演劇グループの公演「闇に咲く夢」という音楽劇を見てきました。

実は、小劇団の演劇というのは、私は余り得意ではないのですが、友人の演劇に掛ける熱意を応援したいという気持ちと、日頃感じる彼女の独特な飄々とした人柄から、「面白いかもしれない」という密かな期待があって、最終日の昨日、昼間の公演を見に行くことにしました。

予約も事前の購入もせずに、「まあ、そんなに混んでないだろう」と暢気な気持ちで開演30分前に会場に行ってみたら、何と満席でキャンセル待ちとのこと。ビックリ!元々客席が80席しかないミニ・シアターですが、補助席を入れて100名は入ったようで、私も何とか補助席に座ることができました。

お話は、「惰性で芝居を続けるグダグダの劇団に、ある日、盲人の演出家がやってくる、というお話」(友人談)で、「演劇三昧の生活、歌で分かち合う楽しみ、そして私の生活の一部でもある障害者との関わり、など盛り込んでみました」(チラシより)とのこと。

お芝居はさすがにプロと思わせるしっかりしたレベル。歌と踊りはとても上手い人と、そこそこの人が居ましたが、モンティの「チャルダッシュ」、ベートーベンの「運命」、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」、ジャック・オッフェンバックの「天国と地獄」などを、上手くアレンジして取り入れて、賑やかで楽しいステージを作り上げていました。

ストーリーも、癖のある人たちの集りだけれど、そんなに悪い人や意地悪な人は出てこなくて、無難な展開。小劇団にありがちな?客に考えを押し付けるような要素はなく、ひたすら楽しんでもらいたいという姿勢に好感が持てました。何より、友人であるプロデューサー本人が、「裏方 訛り子」というモッサリした役を嬉々として演じているのが、とても愉快、かつ微笑ましかったです。

KEさん、公演のご成功おめでとうございます。こんな感じなら、また見に行ってもいいかな。(三女)
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横山大観展と横浜中華街

2013-11-17 10:21:15 | 日常
           

昨日は、横浜美術館で開催中の「横山大観展」を夫と一緒に見てきました。

副題に「良き師、良き友」とあるように、横山大観が師である岡倉天心や、今村紫紅、小杉未醒(放菴)、小川芋銭、冨田溪仙という友との出会いによって、才能を開花させ、発展させていった様子が見て取れます。

昭和5年にローマで開催された「日本美術展」に出品した「夜桜」のように、ヨーロッパの目を意識して「装飾的」であることをひとつのテーマにした円熟期の作品は、明るく、華やかで美しく、見るものを楽しませてくれます。

        

富士山を好んで描いたと言われていますが、出品されていた二つの富士山は、夫々に別の味わいがありながら、やはり大観の富士山。日本人が愛してやまない富士山の魅力を余すことなく伝えています。

           

天心の勧めもあって海外へも度々出かけていった大観。中国の山水画の影響を受けた作品も描いていますが、その伸び伸びとした筆致は、やはり大観そのものです。

お酒を楽しみ、友との交流を楽しみ、天賦の才能を花開かせた大観。大正という古き良き時代に相応しい、幸せな人生であることを感じさせる作品展でした。

           

大観展を見た後は、久々に横浜中華街に行ってみました。好天気に誘われたように、中華街は人出がいっぱい。小籠包や肉まんを売っているお店には、若い人たちが列をなしています。

        

若くない私達は、よく行く「同發別館」に入って、ランチメニューの「叉焼麺定食」と「炒飯定食」(麺や炒飯に夫々餃子と焼売が一個、杏仁豆腐付き)をとって、分け食べしました。う~ん、やっぱり中華街のランチは一味違う!とても美味しくて満足。

「同發」関連の販売店で、焼売や肉まんや叉焼の塊を買って、ホクホク気分で帰宅。芸術と食欲の秋に相応しい、有意義な昼のひと時でした。(三女)
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大人の居酒屋「旬炉 あわい」

2013-11-15 10:41:38 | 日常
           

昨日は高校時代の友人3人と4ヶ月振りの飲み会をしました。場所は自由が丘の「旬炉 あわい」という‘大人の居酒屋’さんです。これまでも「あわい」は同じメンバーで何度か行きましたが、9月に駅近くの集合ビルから線路の向こう側の静かな場所に移転、リニューアル・オープンしていました。広さは変わらずこじんまりしていますが、入り口も店内もスッキリお洒落に変身しています。

           

ここのお料理は食材も厳選され、作りも丁寧で、グルメな友人の「近場で一押し」の店です。人気もあるみたいで、早めに予約しないと中々席を確保できません。今回は当日予約で椅子席は既にいっぱい。4人がカウンターに並ぶことになってしまいました。う~ん、話が遠い。でも座れただけでラッキーという感じです。

炒り銀杏、子持ち鮎の有馬煮(とても美味しい!)、牡蠣のしんじょ・岩のり掛け(これも美味しい!)、万願寺唐辛子と鶏葱間の炉端焼き、有機野菜のサラダ(ドレッシングが美味しい)、イカ刺し等を楽しんで、最後にウニと岩のりの炊き込みご飯で締めました。どれも珍しい料理だったり自分で作ることは難しそうな料理だったりで、外で食べる楽しさが満喫できます。お酒も美味しかったし、大~満足。他の友人や姉妹達も是非ご案内したいな。

お料理の美味しさには十分に満足しましたが、4人がそろって話す環境ではなかったので、その後喫茶店に入ってコーヒー&ケーキ・セットで2時間位粘っておしゃべりをしました。「体調がイマイチで何かをする気力が湧かない」と嘆く人がいる一方で、「リオに長期滞在してカーニバルで踊りたい」という人もいて、何だか話が極端。けれど、高校時代の揺れ動く乙女心に一時戻っているといった感もあり、結局は大笑いして、ま、身体に気をつけて、楽しく行きましょう!という所に落ち着きました。Yさん、YSさん、Cさん、来年もよろしく~!(三女)
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椎の実

2013-11-12 17:27:37 | 日常
           

日曜日に新宿御苑に行った時に、友人が椎の実を20粒ほど拾って「美味しいわよ、食べてみて」と私にくれました。どんぐりは食べられないけれど椎の実は食べられると、知識としては知っていましたが、今まで食べたことがありません。友人がどんぐりとの見分け方を教えてくれて、更に「間違えてどんぐりを食べても、すごく苦いだけで身体に障るということはない」と励まして(?)くれたので、昨日の夕食時に思い切って椎の実も炒って出してみました。

美味しい!味や食感は松の実とかひまわりの種とかに近いかな。私の好きなタイプの食べ物です。何よりスーパーとかで買うことのできない自然の恵みであることが、美味しさを倍加させます。食べる毎に新宿御苑の木立を思い出したり、我が家近くのお池の周辺でも拾えそうと思いが広がったりして、楽しくて仕方ありません。

「美味しいわね~」感激して夫に声を掛けたら、「固過ぎる」と喜びに水を差すひと言が返ってきました。え~~、確かに初めての挑戦で少し炒り過ぎた感は否めませんが、その返事はないんじゃない~?全く分かってないんだから!ブツクサブツクサ。ま、とにかく又拾う機会があったら、今度は炒り過ぎに気をつけて程よい食感を楽しむことにしたいと思います。

           

話は変わって、昨夜木枯らしが吹いて、今朝は12月の寒さとなりました。青く澄んだ晩秋の空に真っ白な雲がふわふわ浮かんでいます。

           

我が家の庭の山茶花が可憐な花をつけ始めました。(三女)
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お茶会@新宿御苑

2013-11-10 21:10:55 | 日常
           

友人から「長男がお茶を習っていて、11月10日に新宿御苑でお茶会があるからよかったらつきあって」というお誘いが、2週間ほど前にありました。私は茶道とは縁遠い暮らしをしていて、全く心得がありませんが、秋色に染まった新宿御苑を散策したり、そこで日本の伝統文化を体験するのも楽しそう、と無謀にもお誘いに乗ってしまいました。

こうして迎えた今日。生憎の曇り空でしたが雨は降らず、とりあえずホッ。さっそくお茶室の楽羽亭に直行。

        

まずは薄茶席へ。こちらは「立礼式」=「椅子席」なので、比較的気楽に過ごせます。床の掛け軸や花と花入れの説明を、自分の席で聞きながら、拝見。その後干菓子をいただき、薄茶をいただきます。皆さんがリラックスしたムードの中で、私も日本の美術やお茶の味わいを楽しむことができました。

        

これなら何とかなりそうと濃茶席にも挑戦。こちらはさすがに心得の有る方が殆どで、少々敷居が高い感じです。お茶の先生が出てこられて、お客を寛がせるようなお話しをされますが、「足を崩してください」と言われても本当に崩すわけにはいかないですよね。次第に足が痺れてきて、焦りました。また、お菓子もお茶も美味しかったし、お作法も興味深かったですが、茶器等の拝見となると、正直ちょっと付いていけない世界でした。

        

「おしのぎ」のお弁当を休憩所で頂いているうちに、空が晴れてきて、散策日和になりました。秋バラも菊もとても綺麗です。

        

芝生広場では家族連れや若い仲間が三々五々寛いでいました。空が広い!黄葉したプラタナス並木の間を、落ち葉を踏んで歩くのも趣がありました。

秋のひと時、思いがけず楽しく貴重な経験をすることができました。TMさん、今日はありがとう!長男さんによろしくね。(三女)
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月命日とお炊き上げ@秋の白州

2013-11-09 22:35:17 | 日常
           

秋、紅葉の季節です。昨日から今日、四姉妹と長女夫、三女夫が白州の四女宅で、母の月命日とお炊き上げの集いをしました。

11月8日。いつものようにお昼に小淵沢の「そば処 藤亭」に集合し、天麩羅盛り合わせ、もつ煮、もり蕎麦(きのこ蕎麦が一名)を食べながら再開のご挨拶。周辺は期待に違わず、木々が美しく紅葉していて、ワクワクしてきます。昼食後さっそく紅葉見物をすることにしました。

まずは棒の道の散策。落葉松やカエデなど色とりどりの葉が本当にきれい。落ち葉を踏んで歩くのも快適です。馬に乗って散策している人たちもいました。

           

次に、清里のレストハウス「赤い橋」に行ってみました。レストハウスから見る向かいの山を覆う落葉松が見事ということでしたが、残念ながらここの落葉松はもう終っていました。でもレストハウスの周囲を囲っているドウダンツツジの紅葉が真っ盛りで、遠くに見える八ヶ岳の山並みと青い空とマッチして素晴らしい光景でした。期待の紅葉を堪能して納得したところで四女宅に。

           

今回白州に集った第一の目的は、SV家の片付けの間に出てきた両親の古い写真や日記等のお炊き上げをすることでした。四女が買っておいてくれた新しい大きな焼却炉で、SV家分の大きな紙袋3個分や、ついでに私達世代の不要になった住所録などをボンボン焼却。火の勢いに調子づいて、皆でどんどん放り込んだら、途中燃え残りが溜まって、その処理に時間を取られましたが、とにかく無事終了。古い記録は煙となって、(多分)天国の両親の元に帰っていきました。

           

最大の懸案事項が片付いたところで、道の駅にある「蔦の湯」温泉へ。女湯の露天風呂は庭木の紅葉も綺麗だし、山も見えて最高です。少し温めのお湯にのんびり浸かって、すっかりリラックスしました。

        

温泉を楽しんだ後は、久々に月命日の大宴会です。持ち寄りのクラッカー、ブルーチーズ、オリーブ新漬け、飛騨牛角、鶏手羽燻製、鰹たたき、四女が用意してくれたおでん、蕪のサラダ、南瓜サラダ、焼きおにぎり、等々、豪華絢爛のご馳走がズラリと並びました。飲み物はビール、白ワイン、大辛口のお酒(鬼殺し)。美味しかった!お腹いっぱ~い。それにすっかり気分良く出来上がりました。

        

11月9日。長女夫がでかける用事があるので、長女夫婦は早朝5時半位に引き上げるというので、全員5時に起床。しっかり朝食を食べ、長女達を見送ることになりました。起きた時には暗かった外も、次第に明るみ始めて、長女たちが出発する頃には山々に朝日が射して、神々しいほどに美しい姿となりました。なんとも感動的!

           

早く起きたので、片付けも早い時間に終わり、NHKの朝ドラ「ごちそうさん」を見たところで、遊びに行くことにしました。まずは清里高原道路の途中にある「黄色い橋」へ。残念ながら少し雲が掛かってきてしまいましたが、深い谷から山に続く紅葉、遠くに見える八ヶ岳と素晴らしい眺望です。三姉妹で記念写真をパチリ。

           

「黄色い橋」から車で20分ほど進むと、「吐竜の滝」の駐車場に出ます。そこから滝までの片道15分ほどの遊歩道は、紅葉した木々と柔らかな落ち葉、川の流れ、ちょっとしたアップダウンを楽しめる、とても楽しいショート・ハイキング・コースです。久々にこういう道を歩いてウキウキ気分になりました。

吐竜の滝は、10メートルほどの高さから何本もの小さな水流が岩肌の苔の間を縫って流れ落ち、中々風情のある光景でした。

        

これだけ遊んでも時間は未だ10時半。せっかくなので、サントリー白州蒸溜所に立ち寄ることにしました。ここは前を何度も通っていますが、入るのは私は初めてです。入り口まで行ってビックリ。手入れの行き届いた木々がいっぱいの美しい敷地が広がっています。紅葉もとても綺麗です。

工場見学の申し込みをした後、待ち時間の間に「バードサンクチュアリ」という名の庭園を20分ほど掛けて散歩。11時20分から工場見学。ウィスキーの貯蔵庫の一歩足を踏み入れると、えも言えぬ芳醇な香りに包まれました。サントリーは貯蔵樽も自社で作っているということです。

その後、天然水工場に移動して、工場の様子(今日は運転停止でした)をガラス窓越しに覗いたり、水質への拘りを説明するビデオなどを見たりして、見学コースの締めはBARでの試飲。(待ってました~!)ウィスキー「白州」を南アルプス天然水の炭酸水で割ったハイボールや水割りを楽しみました。久々のウィスキー、美味しい。運転する四女と夫は飲めないので申し訳ないみたい。

最後は敷地内のレストランでランチ。牛肉の朴葉味噌焼き・さつま芋ご飯のセット、中々美味しかったです。

そんなこんなで、白州を2時頃出発、5時前に我が家に無事帰り着きました。お炊き上げも終ったし、紅葉も十分に楽しんだし、色々な新しい体験もできたし、素晴らしく充実した2日間でした。四女さん、皆さん、楽しい時間を有難う。(三女)
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