ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

初夏の食卓

2011-04-28 22:29:06 | 日常
               
              知人から送られてきた大きな筍!

知人から大きな筍が送られてきました。「農家保存米」の紙袋に入った筍は、何となくお地蔵さまを彷彿とさせる姿でした。午前中にSV家から大鍋を借りてきて、たまたま休みだったK(=息子)に穂先部分を切り落とす力仕事を頼んで、茹でることから開始。

夕方早めに料理に取り組んで、今日は穂先の柔らかいところは油揚げと昆布と一緒に薄味で煮て、SV家の庭の山椒を載せて一品。更に、根元の硬い部分は短冊に切ってスーチカー(沖縄の塩漬け豚肉)、人参、昆布と一緒に炒め煮して二品目。

この二品の筍料理とそら豆と鰹刺身(若布、新玉ねぎ、胡瓜添え)というメニューは、よく冷えたビールにピッタリ。今日は思いがけないほどの好天気で、気温も上がった一日でしたが、その締め括りに相応しい、初夏の香り一杯の夕食になりました。自然の恵みをありがとう!(三女)
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人もペットも安全・快適に

2011-04-27 21:31:32 | 日常
               
               チャイチャイ@窓辺でお昼寝中

初夏のような陽気になった今日は、我が家のニャンコたちも日差しを浴びてのんびりお昼寝。そんな、いつも通りの平和、安心、寛ぎの光景を見ながら、ついつい被災地のペットたちの行方に思いが向かいます。

今回の震災・津波・原発で、今までペットと暮らしていた人たちが避難することを余儀なくされた時に、自分達のペットをどうするのか、共に避難できるのか置き去りにしなくてはならないのか、という深刻な問題が起きています。

夫々に猫と一緒に暮らしている私たち姉妹にとって、この問題は他人事ではありません。・・・ということで、「被災地の方々がペットと一緒に暮らし続けるための住宅情報提供」の仕掛け作りに、目下四女が取り組んでいます(ほぼ完成)。せっかくの労作、上手く活用されて、被災地の飼い主さんとペットが末永く共に安心して暮らす助けとなりますように!(三女)

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映画「奇跡」

2011-04-25 20:31:44 | 日常
               
               是枝裕和監督作品「奇跡」

このところ何となく忙しく過ごしていましたが、今日はポッカリ時間が空いたので、映画「奇跡」の試写を見てきました。

『九州新幹線が全線開通の朝、博多から南下する「つばめ」と、鹿児島から北上する「さくら」、二つの新幹線の一番列車がすれ違う瞬間に、奇跡が起きて、願いが叶う-。そんな噂を耳にした小学校6年生の航一は、弟・龍之介と共に奇跡を起こし、家族4人の絆を取り戻したいと願う。・・・』(HP・「ストーリー」より)

前田航基・旺志郎(お笑いコンビ「まえだまえだ」)兄弟が主役の兄弟を演じていますが、二人の個性が上手に生かされて良い味を出しています。またオダギリジョー、大塚寧々、橋爪功、樹木希林、阿部寛、長澤まさみ、など、魅力的な俳優達が、出すぎず脇を押さえていて、この映画を落ち着いた味わい深いものにしています。

多感な子供たちが、大人の気持ちに気を使いつつ、仲間が一緒になって自分たちの希望に向って行動する様は、健気で(Stand by Meを思い出しました)感動的です。新幹線同士がすれ違う時に子供たちが大声で夫々の「願い」を叫ぶクライマックスには、心が揺さぶられて涙が出ました。

全体のトーンに感動を強要するようなドラマチックさはないけれど、普通に暮らす人たちに向けられた、是枝監督の温かい眼差しが感じられる作品でした。

この映画は6月11日から「バルト9」他で全国ロードショーが予定されています。
http://kiseki.gaga.ne.jp/(三女)
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福島の銘酒「奥の松」

2011-04-23 21:30:43 | 日常
               
           “ガツン系”料理に合う特別純米酒「奥の松」

いつも行くスーパーで震災復興支援のコーナーが設けられて、東北地方のお菓子(ゆべし、饅頭など)、卵、練り製品(さつま揚げなど)などに並んで、秋田の「高清水」と福島の「奥の松」が置いてありました。「お酒を買うことで支援になるのなら、それはもう喜んで!」とかねがね思っていたので、さっそく買うことに。「高清水」は何度か飲んでいるので、今回は初体験の「奥の松」を購入。

瓶に掛けられたタグによると、「2007年モンドセレクションで最高金賞受賞。濃厚な食味を受け入れるふところ深い芳醇な味わい」とのことです。

今晩のメニューは、豚肉・茄子・ピーマン炒め、青柳・ホタテ・平目の刺身、筍煮、キャベツの塩昆布和え、そら豆と、平凡なお惣菜で、「奥の松」を意識した料理でなかったのがちょっと残念。それでも充分満足できる美味しいお酒でした。まだ半分残っているので、明日は酒研究家の奨める“ガツン系”料理にしようかな。

それにしても、瓶詰めラインの被害を乗り越えて営業再開した奥の松酒造さん。「安達太良山の伏流水」と「福島県産米」で作った美味しいお酒を、これからも作り続けられるように、日本酒ファンとして、心から祈りたい気持ちです。(三女)
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児童公園新装オープン

2011-04-22 22:48:31 | 日常
               
              児童公園の改良工事、本日完了!

SV家の前の児童公園の改良工事が終了。お昼過ぎに工事のフェンスがとれて、きれいになった公園が姿を現しました。今迄あったブランコ、砂場、ターザンロープに加えて、小さな滑り台が設置され、子供たちの楽しみがもうひとつ増えました。

本当は3月中に完成予定だったのですが、地震で作業が中断された上、作業再開後も部品が入らないということで、遅れ遅れになっていました。現場監督さんも「桜が咲いているうちに遊ばせてあげたかったんだけど」と残念そうでしたが、桜は終わっても子供たちが遊ぶ分には問題ないでしょう。

今日さっそく一組の親子連れが来て、滑り台で遊んでいました。来週からは保育園の子供たちが遊ぶ賑やかな声が聞こえそう、楽しみです。(三女)
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Dちゃんの小学校生活

2011-04-21 16:39:09 | 日常
               
            SV家の庭のつつじが咲き始めました。

火曜日に授業参観があって、パパも仕事が休みだったので二人で行ってきました。なんとかやっているみたいです。

本人の中で、「小学生は幼稚園とは違う自立した世界」と思っているようで、気負ってる様子があるので、「最初なんだから頑張り過ぎないで、ゆっくりでいいんだよ」と言っています。

一年生の中には、泣いて登校したり、体調不良で休んだり、「行きたくない」と言い出している子もいるみたいですが、今のところその気配はありません。「早く宿題をしたい」というのが今の願いのようです。(Y子ママ)


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フランス語再開

2011-04-19 21:00:45 | 日常
               
             フランス語クラスで使っているテキスト

3月11日の大震災で講師がフランスに一時帰国したためストップしていたフランス語のクラスが今日再開しました。唐突に休講となったので何人の受講生が残るかと思っていたのですが皆さん継続で、久々に元気な顔で全員集合となりました。

講師の先生は少しやつれた表情で登場。「自分一人だったら日本に残っていたと思うけれど、息子のリセが閉校してしまい、バカロレアが直前だということもあって、フランスに行くことを決意した」「東京からの便は帰国者でいっぱいだったので、大阪に行って2日間スタンバイ。結局大阪-ソウルは軍用機、ソウル-パリはフランス政府のチャーター機で帰った」「フランスでは日本から帰国した人のための行政サポートがしっかり機能していて、息子のリセへの一時転入その他、スムーズで助かった」「フランスでは両親の家に滞在したが、休暇気分にはなれず重苦しい気持ちが続いた。ただいつもは夏しか帰省しないので、春のフランスの花の美しさを味わえたことは良かった」「日本に戻ってからも地震が続いていて恐くてパニックになりそう」など「あれから」について報告。

その後私たち受講生たちが「あの日何をしていたか」について夫々報告して本日の授業は終了。報告の間に「フランスから多大な支援していただき感謝している」と言う人もいて、(さっとフランスに帰ってしまったことに若干の気まずさを感じていたと思われる)先生も、気持ちが楽になったのではないでしょうか。最後に「こうやって普段の生活をするのがパニックから回復する最良の方法ですね」と、やや元気を取り戻したようでした。(三女)

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大掃除再開

2011-04-18 21:29:06 | 日常
               
          青空に映える満開の「紅八重枝重」@桜の里

写真は昨日の思い出の一枚ですが、、、。

昨日・一昨日の小休止を挟んで、三女・四女でSV家の大掃除を再開しました。まずは流し向いの棚に床材を貼ることから開始。一昨昨日に大規模床張りを経験したせいか、意外なほど順調に作業は進み、ほとんどズレもなく綺麗な仕上がりとなりました。

午後は長年の調理で煤けたキッチンの漆喰壁のクリーニングに挑戦。重曹を溶いた水にティッシュペーパーを浸し壁に貼り、2~3時間置くと綺麗になるということなのですが、濡らしたティッシュペーパーをグチャグチャにしないで貼ること自体がとても難しい!

何とか二人で励ましあいながら?張り終えて、2~3時間待つ間に四女は冷蔵庫の整理&掃除、三女は洗面所・トイレ・風呂場の掃除に取り組みました。夫々に黙々と仕事を進めること2時間、さて壁のクリーニングの成果は?と、ティッシュを剥がして上拭をした結果、「新品同様」とは言えませんが、随分清潔な感じになりました。4時過ぎには、キッチン、洗面所周りなど、ほとんどの水周りがこざっぱりして、清々しい気分のうちに、本日の業務は終了。

東電が「原発収束に6~9ヶ月」と発表、原発周辺の方たちが避難を強いられる期間の目安が示されました。この地域の皆さんの苦悩はいかばかりでしょうか。SV家を一時提供することで、皆さんの生活再建と故郷再生に少しでもお役に立てれば、本当に嬉しいのですが、、、。(そのために、掃除をもうひと頑張り、です。)(三女)
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伊豆の春

2011-04-17 21:38:41 | 日常
               
              満開の三つ葉つつじ@富戸の家

あの大震災で何となく気乗りがしなくて、足が遠のいていた伊豆に、この土日に久々にでかけました。地震で物が落ちたり倒れたりしていないか心配でしたが、全く問題なし。東京より揺れが少なかったみたいです。

期待していた庭の桜は完全に散っていましたが、三つ葉つつじがとても綺麗に咲いていました。今までこの花が満開になるタイミングに出会わなかったので、得した気分。それだけで思い切って来て良かったと思いました。

昨日は(例によって)家でのんびり過ごした後、かんぽの宿の温泉&マッサージ⇒お寿司屋さんのコース。温泉は思いの外混んでいて、そろそろ自粛ムードが溶けてきたのかな?中国人が軒並み帰国したという話もあるのでどうかな、と思っていた(中国式)マッサージも、いつもどおり営業していました。

お寿司屋さんは「地震の影響で伊豆も全然ダメ」「海を汚染されちゃったらホントどうしようもないよね」と散々ぼやいていましたが、とりあえず昨日は金目、鯵、赤貝、ウニ、コハダなど美味しい魚と、自分の畑で取れたきゅうりやぜんまい、筍など、旬の野菜を沢山出してくれました。
          
               
               桜の里の枝垂れ桜と大室山

今日は大室山の下に広がる桜の里に行って見ました。染井吉野は終わっていましたが、大島桜や思川という桜、それに枝垂桜や八重桜などが咲き乱れ、春爛漫の景色でした。温かい日差しの下、家族連れや夫婦連れに混じって、デイサービスのお年寄りたちが花見を楽しんでいました。一年前は母もデイサービスでお花見に連れて行っていただいたんだなあ。ちょっと寒そうな顔で写真に写っていた母を思い出して、グッと来てしまいました。

その後カインズホームで猫缶などの買い物をした後、大田水産でひもの定食の昼食をし、帰宅の途へ。道も余り混んでなく順調な走りで、3時前に我が家に到着。ニャンコたちの盛大な出迎えで日常生活の再開を実感しました。(三女)
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DIYは楽しい

2011-04-15 19:52:33 | 日常
               
           年越しのシクラメンが今ようやく咲き始めました。

SV家の玄関前に置いている年越しのシクラメンが、花屋さんの「2月ごろから咲き始めますよ」の予想から遅れること2ヶ月にして、ようやく咲き始めました。ちょっと季節外れかもしれないけれど、一生懸命世話した甲斐があったと、可愛いピンクの花を見て思わずニッコリ。

さて、SV家の「ビフォア・アフタ」もいよいよ最終段階に入っています。今日は念願のキッチンの床張り。まずは四女の設計図に合わせて床材を大まかにカット。キッチンの床に敷いてみて、細部を調整後、いよいよ糊付け。

大きな缶から糊をボタボタ落とし、それを専用のヘラで床半分に伸ばした後、床材を広げます。平にならして空気を抜いた後、端々を専用の用具を使ってカット。少し斜めになって隙間ができてしまうのはご愛敬。半分張り終わると、もう半分も同じ手順で貼り付けます。

作りつけの食器棚や上がり框などデコボコがあって、結構苦労しましたが、1時間半ほどで床張りは概ね完了。昼食後、三女の夫と息子に助っ人に来てもらい、冷蔵庫や洗濯機や収納箱を元の位置に納めて、キッチンは見違えるように綺麗になりました。

午後は流しの向いの窓辺を整理&掃除。百円ショップに出かけてお盆のようなものを買って調味料置きコーナーと洗剤コーナーの目安を決定したところで、本日の作業は終了。

初めて経験するダイナミックなDIY。すご~く面白くて楽しかったけれど、さすがに疲れました。部屋提供を利用される方もすぐには現れそうもないので、明日・明後日は休憩です。(三女)
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