ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

朝焼け

2020-11-21 16:19:55 | 日常
             

昨日(11月20日)午前6時25分の写真。(東京と山梨の日の出の時間差は約5分です。)

          

ブログをチェックしたら、ほぼ同じ時刻に朝焼けを見て、写真を撮っていることが分かりました。

東京と山梨で奇しくも同じものに感動していたんですね(^^)。(四女)




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ランチ@自由が丘「天一」とボジョレヌーボー・ディナー@我が家

2020-11-20 17:29:40 | 日常
           

昨日は、『20日朝から東京で会議があるので、会場に近い三女宅(我が家)に来て一泊する』とY子から連絡があり、昼に自由が丘「天一」で待ち合わせすることになって、夫と一緒に秋の景色を見ながら、いつもの散歩コースを歩いて現地に向かいました。

春のようなポカポカ陽気で半そででも暑いぐらい!

           

11時半、開店と同時に入店。今回は時節柄カウンターは止めて2階のテーブル席にしました。

生ビールで乾杯!歩いた後の生ビール、美味しい!

  

お料理は季節の天ぷらランチ定食にしました。お新香、サラダ、小鉢付きで、天ぷらは海老、ワカサギ、茄子、舞茸、締めにかき揚げ丼(シジミ汁付き)か、かき揚げ茶漬けというコースです。久々にお店で食べる天ぷら、やっぱり美味しい。

入店時間が早かったこともあって、2階席に他のお客はいなくて、気兼ねなくおしゃべりしながら、ゆっくり食べ、飲むことができました。

「お腹いっぱ~い!」と言いながら、Y子と私は、雲丹の磯部巻き、銀杏、しし唐の天ぷらも追加。コースの天ぷらも勿論美味しかったけれど、追加分は更に美味しくて、大満足でした。

           

夜は我が家で、この日が解禁日のボジョレヌーボーを飲みながらのディナー。

例年通り茗荷屋さんから届いた「ドメーニュ・シャサーニュ」は、「丁寧に育てた葡萄の素朴で自然な果実味を生かすため、清澄や濾過は行っていません。果実味豊か、酸とのバランスもよく、繊細で落ち着きのある上品なボージョレ ビラージュ ヌーヴォーです」とラベルにあるように、美しい色合いと共に、新鮮さと豊かな香り、程よい酸味が楽しめる、とても美味しいワインでした。

           

用意した料理は、ハンバーグ+ほうれん草のソテー、レタス・アボカド・トマトのサラダ、赤海老と蛸足の刺身、フランスチーズ(ジュラ―ル)、具沢山スープ、フランスパン。

ランチに天ぷらを食べたにしては、しっかりボリュームのあるメニューとなりましたが、期待通りワインとよく合って、「どれも美味しかった!」とY子も喜んでくれたので、頑張った甲斐がありました。

と、そこまでは良かったのですが、夕方Y子の仕事先から電話で、『コロナ感染者数が急増したため、会場に集まっての会議が急きょ中止となり、オンライン会議に変更』という連絡がありました。え~~???

         
        (今朝6時10分ごろの朝焼け)

今日、Y子は朝9時ごろ、「何のために実家に泊まることにしたんだろう?!」と腑に落ちない様子で自宅に帰っていきました。

でも、昨日は思いがけず、一緒に美味しいものを沢山食べ、飲み、ゆっくりおしゃべりし、笑い、のんびり楽しい時間が持てたんだから、結果オーライ、お互いにラッキーだったんじゃないかな?(三女)
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お池散歩と小淵沢有機野菜

2020-11-13 16:36:27 | 日常
           

暑くもなく寒くもない、気持ちの良い天候に誘われて、今日の午後、洗足池周辺を久々に散歩してきました。

  

お池周辺の木々も、赤や黄色に色づいてすっかり秋景色。

  

カルガモがのんびり寛ぐお池も、青い空と秋色の木々を水面に写して、美しい光景が広がっていました。

グランドではシニア世代の人たちがパークゴルフを楽しみ、子ども広場では子供たちが走り回り、池周辺のベンチには、静かに座って池を眺める人がいて、なんとも長閑な雰囲気でした。

           

ちなみに、我が家の庭は今、山茶花が満開!洗濯を干しにベランダにでる度に豪華な花の様子を楽しんでいます。季節は着実に巡っていますね。

***
         

話は変わりますが、最近最寄り駅の近くに、小淵沢直送の有機野菜を販売するお店「ランブリング・キッチン」がオープンしました。

野菜は毎週火曜日と金曜日に入荷、水曜日と金曜日限定で日替わり弁当も売るというチラシが入ってきたので、お池散歩の帰りに立ち寄って、新鮮野菜と本日のお弁当「たこ飯」を買ってみました。野菜は元気いっぱいでいかにも美味しそう!たこ飯と共に、今夜食べるのが楽しみです♪(三女)
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能、狂言と踊躍念仏

2020-11-08 13:48:13 | 日常
           

11月6日、国立能楽堂で行われた「能、狂言」と「踊躍念仏」というちょっと変わった趣向の公演を、夫と観てきました。

「番組」は、金春流能楽師・山井綱雄さんによる公演の説明、狂言「名取川」、時宗「踊躍念仏」、能「誓願寺」という構成。

山井さんは、始めの公演内容の説明の中で、特に、今回時宗の僧侶たちが舞台で「踊躍念仏」を演じることの特別な重みと、それに能「誓願寺」を繋げる意義を強調していました。

狂言「名取川」は、プログラムによると、『比叡山で受戒して法名を得た僧が、故郷への帰り道に川を渡ろうとしたところ川中で転び両袖に書きつけた法名も消えてしまい・・・』という分かり易いドタバタ劇。シテとアドの掛け合いも面白く、私でも十分に楽しめました。

時宗僧侶による「踊躍念仏」。今回の公演に行く気になったのは、最近家籠りの暇に飽かして読んだ司馬遼太郎の「箱根の坂」の中で、時代背景として時々出てくる「踊り念仏」がどんなものなのか、一度味わってみたいと思ったのが切っ掛けでした。

チラシには、『時宗開祖・一遍上人が鎌倉時代に流布。「踊り念仏」とお札を配る賦算で全国を遊行し民衆を極楽浄土へと導いた。踊り念仏は南無阿弥陀仏を称え、カネや太鼓を叩きながら踊ることによって、全ての人が阿弥陀仏に救われ、その喜びのあまり自然に体が踊りだしたことに由来』とあり、私は、動乱の時代に民衆を巻き込んでいった『躍動感溢れる踊り』をイメージしていました。

けれど、舞台上の「踊躍念仏」は、踊りというほどの動きはなく、現在時宗で行われている様式そのままに、導師と調声(リードボーカル)を含めた6名(今回は8名)の式衆、計7名(今回は9名)が、20分間ひたすら鉦を打ち鳴らし念仏を称える、カンカンという鉦の音が直接骨の髄に響く、なかなかハードなものでした(ヘトヘト)。

能「誓願寺」は、『一遍上人が「南無阿弥陀仏決定往生六十万人」の札を人々に配る。上人は「南阿弥陀仏と唱えればあまねく一切往生できる」と説く。すると芳香ただよい花が降り、歌舞の菩薩となった和泉式部が現れ、誓願寺の縁起を語る。そして、念仏の功徳と一遍上人をたたえる舞を舞い、現れた阿弥陀如来と二十五菩薩と共に一遍自筆の額に合掌礼拝するのであった』(プログラムより)というもの。

山井さんの説明時の『約2時間続く舞台で眠くなるかもしれませんが、時に居眠りしながら見てリラックスしていただくのも「能」の効用です』という言葉に従って、私自身、一遍上人と和泉式部の長い掛け合いの時間帯は、半分くらいウトウトして「踊躍念仏」で疲れた神経を休ませていました。

総じて、すっきりシンプルな作りの舞台、役者の美しい所作、笛、小鼓、大鼓、太鼓の澄み渡った音色、朗々と響く地謡と、伝統芸術の粋を堪能したひと時でしたが、最終的に、「中々得難い、面白い体験でしたね」「でも又来たいか、といえば、もうしばらくは良いかな、というところですね」というのが、夫と私の一致した感想でした。(三女)
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オフ会ランチ@永田町「アンカーポイント」

2020-11-07 20:41:42 | 日常
           

10数年来の友人で、時々SNSで会話している仲間の一人、Pさんから、「そろそろ会いませんか?」というお誘いがあり、永田町の「アンカーポイント」というレストランでオフ会ランチをすることになりました。

集まったのは、Pさん、TMさんと私の3人。

         

まずは再会を祝して、ワイン(私はピノノワールのグラスワイン)とカシスオレンジで乾杯!「お久し振り~!」

ここは炭火グリルステーキが売りのようなので、料理はブランチメニューの中から、「米国産プライムビーフステーキ150g」を選択しました。米国産のビーフ、肉質は少々固いけれど、ステーキらしい噛み応えで、生姜、大根おろし、醤油ベースのソースともよくマッチして、とても美味しくいただきました。

話題は、この間どう過ごしていたかから始まり、親の話、孫の話、子供の話、共通の友人たちの近況、最近読んだ本、見た映画、旅行、、、。久し振りの再会で、話が尽きません。

高齢者施設で暮らす親御さんに会いに行ったり、孫の世話をしたりと夫々に家族を支え、社会ともかかわりをもち、用心しつつ自分自身も楽しむ時間を持つように工夫しているのはさすがです。

           

デザート(私はタルトタタン&バニラアイス、PさんとTMさんはクレームブリュレ&苺アイス)とコーヒー(エスプレッソ)も頼んで、スタッフの行き届いたサービスの下、ゆったりとした時間を過ごしました。

  

スタッフさんの「またどうぞ」の声に送られて店を出た後、せっかくなので3人で国会周辺を散歩してみました。

このところ国会周辺は日本学術会議の問題などを巡って連日抗議に訪れる人たちがいるとSNS上に流れていましたが、週末の今日は官邸の手前で座り込みをする人が一人、その傍で本を読みながら居続ける人が一人、あとは警備の警官は大勢いるけれど、総じて穏やかな雰囲気。

私たちも、イチョウや桜の木が色づく美しい秋の景色を眺めながら、のんびり気分で食後の散歩を楽しみました。(三女)
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干し柿

2020-11-07 09:19:54 | 日常
           
         (写真はwikipediaから拝借)

山梨特産の干し柿の正式名称は「甲州百目」。一般に枯露柿(ころがき)と呼ばれ、1つ300~400グラもある大きな百目柿を使って作られます。

この時期、近隣の人々が集まっての枯露柿作りは恒例のニュースとなり、軒先に簾のように吊るされた干し柿は甲州地方の風物詩となっています。

           

我が家でも1昨年、昨年と、近所の方から頂いた普通?の渋柿で干し柿を作り、自分好みの固さで食べられる干し柿のおいしさに目覚めてから、干し柿作りは晩秋の楽しみになりました。

ただ、今年は隣家の方が自粛で来県できず手入れを怠ったためか実の付きが悪く、干し柿作りを諦めかけていたところ、昨日、知人のIさんが自宅で生った沢山の百目柿を甲府から持ってきてくれました。

その柿の見事なこと。1つ300グラム以上ありつやつや輝いています。(百目柿という名前は百匁=375グラムであることからついたとのこと。)

           

暖かい日差しが差し込むベランダに座りこんで、ひたすら皮をむくこと1時間。
皮を剥いた柿を2つ一組にして紐の両端に結びつけ、殺菌のため熱湯にさっと潜らせてから軒先に吊るします。

         

全部で20個の柿が軒下に並びました。簾には遠く及ばないけど、美しい!^^ 

この後は途中で数回もんで柔らかく形を整えつつ、好みの固さになるまで干すと完成です。

大きな百目柿で作る干し柿、どのような干し柿に仕上がるか楽しみです。(四女)
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南三陸のホタテとホヤ

2020-11-02 10:52:49 | 日常
           

昨日の昼過ぎに、ご近所のYさんから「沢山届いたものがあるので、手伝ってくれる?」と電話があり、いつも海の幸、山の幸をおすそ分けしてくれるYさんのお申し出なので、期待と共に快諾したところ、南三陸産の殻付き活きホタテと、ホヤの刺身と蒸しホヤを持って来てくれました。

         

うわ~、美味しそう!ホタテもホヤも大好き!でも蒸しホヤっていうのは初めてです。興味深々。

           

夕方早めにホタテの殻剝きに取り掛かりました。我が家には、なぜか殻剝き用のナイフがあるんですよね、いつ買ったんだろう?で、「殻に挟まれないように気を付けて」というYさんの心配をよそに、チャチャッと剥いて、貝柱とヒモと肝に仕分けしました。最近家に居る時間が多いので、こういう作業がとっても楽しい♪

           

こうして出来上がった夕飯のメニューは、ホタテ(貝柱とヒモ)の刺身、蒸しホヤ(珍味・美味しい!)、玉ねぎ・若布の酢の物、ホタテ肝・豆腐・モズクのスープ、豚コマ・大根・里芋・こんにゃくの煮物、ニラと舞茸の卵とじ、胡瓜と大根のぬか漬け、大根葉ご飯。

           

飲み物は、刈穂の純米吟醸「六舟」。

Yさんのお陰で、飲兵衛好みの、極上の秋の夕餉となりました。ご馳走さま~!(三女)
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GoTo上田(紅葉と松茸尽くしの旅)

2020-11-01 21:06:53 | 日常
           

友人のMさんが26日夜から29日まで我が家(白州)に来訪。毎年3,4回来てくれていたけれど今年は自粛していたので約1年振りの来訪です。

去年の小布施への日帰り旅行に続き、今年はGoToトラベルを使って上田に1泊旅行をしよう、「見所は・・」と電話で相談していたところ、「この時期に上田に行くなら松茸料理よね」となって、目的が観光から松茸を食べることに完全にシフトしました。

<27日> 白州→あぜみち山荘(松茸小屋)→別所温泉(前山寺、北向観音堂、安楽寺、大湯)→上田市

我が家から松茸料理を予約したあぜみち山荘までは高速を一部使うと2時間強、一般道だけだと2時間半くらいかかるというのがナビ情報。私は時間に余裕が無くなると焦りまくる質なので、12時の予約に絶対間に合うように、Mさんの当初予定を前倒しして26日夜に来てもらい、27日朝8時過ぎに我が家を出発しました。

ナビに“あぜみち山荘”と“一般道”と指示しただけで行き方をナビに任せたところ、予想に反してナビは山越えの無い佐久街道ではなく、大門街道経由を選択したので一瞬焦りかけましたが、白樺湖畔を抜けての山越えは、真っ盛りの紅葉と、10頭以上の鹿が目の前を横切るハプニングもあり、楽しいドライブになりました。

10時半には早くも塩田平に到着。余裕であぜみち山荘を目指したのですが、ナビに導かれた場所は畑の中の一般住宅。高台にあるはずなのに・・・!?

ぐるぐる周辺を回ってもそれらしい建物は見当たらず途方に暮れていたところ、近くの家から女性が出てきて『何処に行かれるのですか?』「あぜみち山荘を探しているのですが」『やっぱりあぜみち山荘ですね。最近ナビに従って我が家にくる方が多いんですよ』(゚Д゚)!!

         

正しい道順を教えてもらって、無事あぜみち山荘に予約より1時間早い11時に到着。10時開店の店は未だ比較的すいていたので待たずに席に案内してもらうことができました。

ナビの誤誘導は勿論問題ですが、どうも道路工事で迂回させられたのが元凶で、迂回しなければ本来通れたはずの道路脇に店の看板が沢山出てくるので間違いようがなかったらしいです。

         

あぜみち山荘のメニューは4種類のコース料理と幾つかの一品料理からなります。一番安い「松」コースは松茸鍋、土瓶蒸し、茶わん蒸し、松茸ご飯、松茸汁、香の物、きのこうどんの7品で、その上の3コースは「松」に一品料理が足されていく形。一番高い「松茸姿焼き」コースには姿焼き、天ぷら、銀蒸しがつくというので、二人で熟慮の上(^^♪「松」コースと「姿焼き」コースを1人分ずつ頼んでそれらを2人で分け合うことにしました。

それが正解。姿焼き用の立派な松茸は眼福で^^、銀焼きも天ぷらも美味しく、期待通りの豪華なランチになりました。

尚、松茸ご飯は食べきれないことを前提にパック詰めされているので、何時何処で食べたらいいのだろうと思いつつも持ち帰ることになったのは言うまでもありません。

  

昼食後は別所温泉まで足を延ばして、数あるお寺の中からガイドブックのお薦めに従って前山寺、北向観音堂、安楽寺を拝観しました。

前山寺は三重塔と独特の形の銀杏の木、本堂の重厚な茅葺屋根が印象的。庫裏では塩田平の町を庭越しに見下ろせる広い座敷で“くるみおはぎ”をゆっくりと味わうことができました。

北向観音堂(写真無し)は善光寺と向かい合う厄除け観音で、「愛染かつら」の元となる桂の古木でも有名。

安楽寺は信州最古の禅寺で、鎌倉時代末に造られた国宝の八角三重塔が境内の奥に静かに鎮座しています。

           

別所温泉には温泉旅館とは別に3つの外湯があり、入浴料はどこも150円。折角なので露天風呂がついている「大湯」に入ってきました。入り口でコロナ対策のために住所・電話番号を記入し、入浴時間は40分以内に抑えるようにとのことでしたが、相客は1~2人で、お湯の質も良くてゆったり楽しめました。

           

宿は次の日の予定を考えて上田駅前のホテルルートインを2週間前に予約しました。GoToトラベルと長野県の「ふっこう割」を併用した上に(楽天)ポイントも使ったので1人1部屋朝食付きで1泊3000円強。地域共通クーポン1000円分とホテル内の居酒屋「美蔵」で使えるビール券までもらったので、夕食は美蔵でとることに即決。

Mさんが松茸ご飯の持込許可をもらい(!)、料理を6種類も注文して私はビール、Mさんはジンジャエールで乾杯。よく運転し、よく歩き、温泉にまで浸かってきたので酔いが気持ちよく回り、久しぶりのMさんとのおしゃべりも楽しく気分は上々。夕飯後ちょっと外を散歩して酔いを醒ましてからホテル内の温泉大浴場に入り、長い1日を終えました。

<28日> 上田城址→みすゞ飴本舗→刀屋(蕎麦)→新田醸造→海野宿→布引観音→懐古園→白州

           

マスク、手袋をはめてのバイキング形式の朝食の後、ホテルから歩いて10分の上田城址に。真田家の資料を収納する博物館も、宿場町の雰囲気を残す近くの柳町通りも水曜定休だったので、城址公園内をしばし散策。観光地は火曜、水曜定休のところが多いんですよね。

      

ホテル近くのみすゞ飴本舗に寄って買い物をしてからホテルで車をピックアップし、蕎麦の人気店「刀屋」に。

上田名物のくるみみそ蕎麦は甘めのくるみ味噌をだし汁で割ってつけて食べるもの。海苔やお蕎麦の切り方や盛り方がちょっと雑に思えたけれど、初めて食べるくるみ味噌のつけ汁は固めで太い田舎蕎麦に相まってそれなりに美味しかったです。池波正太郎が通ったことで評判になり、盛り付けの量が多いことでも有名。写真は大・中・普通・小の小。

           

信州みその醸造所の無料見学券をホテルでみつけたので、予定に無かったけれど「新田醸造」を訪れました。お味噌が6トンも入る大正時代から使い続けているという大きな味噌樽は迫力満点。愛情のこもった味噌づくりの説明を聞いた後はやっぱりお味噌や味噌漬けなどを買いたくなるもの。Mさんの帰京する時の荷物がどんどん重くなる^^

  

その後、「海野宿」や、「布引観音」、「懐古園」を回りました。(当初の目的)

北國街道の宿場町だった「海野宿」は、うだつの立派な家などを含め、古い家並みが素晴らしく綺麗に整備されています。ただ、生活臭が全く無く、観光客が少ないためか静かすぎて、“歴史的町並み保存地域”感が強いのはちょっと寂しい気もします。土産物屋の賑わいも興醒めなので頃合いって難しい。

  

布引観音は「牛にひかれて善光寺参り」の逸話で有名なお寺で、断崖絶壁に張り付くように建つ観音堂は美しく、この様なところにお堂を建ててしまう信仰の力に驚嘆します。

駐車場から観音堂まで歩いて20分とのことで気楽にバッグを肩に歩き始めたら、その20分間は急な階段を登りづめ。苦労の末に辿り着く喜びもあるけれど、後でよくよく調べると車で近くまで登れる道もあるようなので、そちらで良かったような気もします。

懐古園に着くころには日が傾いてきたので、園内を軽く散策してから一路白州に向かって佐久街道をひた走りました。

佐久街道は片側1車線。車の通行が多く、暗くなった中での走行は対向車のヘッドライトに照らされ続け、また交通量が減った場所でも完全に対向車が途切れるということが無いのでハイビームにできず、心身ともに消耗しました。

           
          (写真はネットから拝借)

夕飯は帰宅してから食べるつもりだったけれど、面倒になり家の近くの「ドライブイン国界」で済ますことに。県外でも有名な店のようで、いつも駐車場がいっぱいで入れないのですが、運良く1台分空いていたので、有名なチャーシュー麵を食べて帰宅しました。

<29日>
           
          (写真はネットから拝借)

ゆっくり起きて朝食を食べ、家の周りをぶらぶらしてから原村の蕎麦店「香草庵」に。上田のくるみ味噌蕎麦も悪くなかったけれど、やっぱり普通のお蕎麦を食べたくなって。ただ期待の新蕎麦は今週土曜(10/31)からということで、ちょっと残念でした。

昼食後八ヶ岳山麓の八巻道路を経由してMさんをバス停に送り届けて、3日間の松茸料理付きのちょっとハードなツアーが終了。晴天の穏やかな天気に恵まれ、久しぶりの気の置けない友人との旅行は本当に楽しく充実していました。

観光施設やお店はどこも消毒用アルコールなどコロナ対策が万全。出会う人々はマスクはしていても屈託無く、今を楽しんでいるようです。政府の後押しを受け、「旅行そのものは悪くない」を信じて。(四女)
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