ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

福島の旅

2023-04-21 17:07:15 | 日常
      

年初に夫と「今年は会津旅行をしたいね」と言っていたのですが、3月に「三春滝桜と花見山公園2日間」というパックツアーを見つけて申し込み、4月19日~20日に夫と参加してきました。

<行程>
一日目:
7:44東京駅発==新幹線「やまびこ205号」==>9:10新白河駅===>バスで只見駅へ
13:15只見駅==★只見線★==>15:44会津若松駅へ==>バスで「ホテル リステル猪苗代」へ
二日目:
8:00ホテル出発==バスで喜多方駅近くの★日中線のしだれ桜★へ
10:00「しだれ桜」出発==バスで★鶴ヶ城公園★へ
12:20鶴ヶ城公園出発==バスで★花見山公園★へ
15:00花見山公園出発==バスで★三春滝桜★へ
16:30三春滝桜出発==バスで郡山駅へ
18:06郡山駅発==新幹線「やまびこ152号」==>19:20東京駅着・解散
(★★=目玉・見どころ)

4月19日:
朝6時過ぎに我が家を出て、途中京浜東北線の遅れがあって、急遽田町で山手線に乗り換え、何とか無事に集合時間に東京駅集合場所に到着。総勢31名の団体客の一員となりました。

新幹線が到着した新白河駅からは只見駅までバスで移動。途中「道の駅きらら」で昼食休憩。添乗員さんが事前に「食べるところが狭いのでお弁当を持って行った方が良いかも」と言うので東京駅で駅弁を買ったのですが、道の駅自体が狭くて建物の外に座るところもなく、建物下の放置された空き地のようなところを見つけて、古いベンチに座って食べ、冷たい風に晒されて、震えながらのタフな時間となりました(^^;

バスは予定通り1時間後に道の駅を出発、只見駅へ。

   

只見駅から会津若松駅までは貸し切りで、150分ほどの「只見線」から見た車窓風景が、この日の目玉です。只見川河畔には沢山の桜科の花々が咲き、長閑な光景が楽しめます。

  

また只見川にかかる陸橋やダムなど、ダイナミックで雄大な風景も眼下に現れます。

会津若松駅に近づくと、田畑が広がり、そこで働く人たちが電車に向かって手を振る和やかな光景もありました。

  

会津若松駅に着くと、駅員さんたちが歓迎の旗と横断幕を持って出迎えてくれて、ビックリ!駅舎には新しいデザインの赤べこが置かれ、駅の外には白虎隊の銅像があって、会津に着いたことを実感させてくれました。

      

駅からバスで1時間ほどのホテル「リステル猪苗代」は、スキー場へのリフトが隣接し、広い敷地には桜の木々が花を咲かせて私たちを出迎えてくれました。

  

部屋で一休みした後、まずは温泉へ。広々とした浴室で湯質も良く、露天風呂から見える景色も抜群。久々にのんびり、ゆったりと温泉を楽しめました。

夕食は和・洋・中バイキング。小さな取り分け区分がついたお皿に、こごみや筍や菜の花などとサワラや鰊などを取り合わせた和風料理や、会津えごま豚の酢豚、新じゃが・ベーコン・マカロニ・ブロッコリー和え、焼き帆立、等々、私好みの料理を適量選択。生ビールと福島の地酒「花春」の冷酒ともよく合って大満足。食後のデザートを含め、しみじみおいしく味わい、一日の疲れがとれるようでした。

      

4月20日:
朝食バイキングは6時45分開始で、出発は8時という、少々慌ただしい中ながら、普段の朝食とほぼ変わらないメニューを選んで、体調を整えました。
 
   

8時にホテルを出て、バスで喜多方駅近くの「日中線のしだれ桜」公園へ。長い遊歩道にそって枝垂れ桜が延々と咲いていて、何とも美しい景色です。目玉のSL電車と桜の取り合わせも、中々趣がありました。

  

SLと反対方向に続く桜のトンネルの前で、私たちも記念写真をパチリ。

  

再びバスに乗って、会津若松駅そばの鶴ヶ城公園へ。SV家の姉妹たちと私の夫は、昔から父方の曾祖父の弟が、戊辰の役で白虎隊寄合い隊の一員として16歳の若さで戦死したという話を聞いていて、鶴ヶ城や飯森山には特別な思い入れがあります。

鶴ヶ城天守閣はリニューアル中で、今は4階展示場と5階展望台にしか入れませが、お城の美しい姿と共に、戊辰の役に関する資料をじっくり見ることができて感慨深いものがありました。

      

フリーの昼食は、鶴ヶ城公園の道を挟んだ向かい側にある「日本そば・かやの」に入店。夫は天ぷら蕎麦、私は冷やし山菜蕎麦を頼みましたが、お蕎麦もそばつゆもとても美味しくて満足しました。

  

昼食後は再びバスで延々と移動し、福島駅近くの花見山公園へ。入り口までは可愛い茶店があったり、菜の花の群生があったりと、のんびりムードでしたが、山入り口からは結構な急登となります。

  

色とりどりの花を楽しみつつも、息も上がり、時間の関係もあって、30分コースで下山。急な下り坂を足元を見つめながら用心して下って、麓の個人宅にはためく鯉幟を見た時にはホッとしました。

この頃には気温がグングン上昇し、外気温は30度越えとか。皆汗だくになってバスに乗り込みました。

  

この旅行の一番の目玉だった三春滝桜へ。残念ながら今年は桜の開花が早くて、今は完全な葉桜ということで、最寄りの駐車場も私たち以外誰もいなく、お店も引き払ってガランとしています。

駐車場から5分ほどの長閑な道を歩いて、滝桜の前に出ると、一面の菜の花の後ろに、堂々とした枝ぶりの、葉桜となった滝桜の姿がありました。う~ん、これはこれで素晴らしい!一見の価値は十分にありました。

これでツアー全行程は終了し、郡山駅で新幹線に乗車。車内でおにぎりと芋焼酎水割り缶を楽しみながら東京に向かいました。

移動が多くて結構疲れたし、寒かったり暑かったりと身体に堪える気温差もありましたが、基本天気は良好で、添乗員さんも、バスの運転手さんも、参加メンバーも友好的で、楽しい旅となりました。皆さん、有難うございました!

夜8時半過ぎに我が家に帰ると、猫たちは無事、比較的元気な様子で待っていてくれていました。面倒を見てくれたKにも感謝。(三女)

※追記:ブログを見返すと、長女は2012年に、次女は2017年に、三春滝桜を見にいっているんですね。二人とも満開の桜が見られたみたい!
https://blog.goo.ne.jp/mominstrawvalley/e/616078c2b223b7e455b059b626658d33
https://blog.goo.ne.jp/mominstrawvalley/e/5dda0bd558f9677ee0e9117b81b5b18f
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新しいメニュー

2023-04-15 09:29:41 | 日常
     

3月下旬に20年以上振りに再会した友人に、釜揚げシラスのアヒージョとリエットを教えてもらいました。

彼女は40年近く前にニューヨークで遊んでいた仲間の一人で、最近コネチカットから帰国して旧交を温めたものです。

彼女とお互いの家を訪問しあった時に、如何にも国際派の彼女らしいこれらの料理を教わり、先日の義兄妹夫妻との会食の際に白ワインと共に供しました。

     

釜揚げシラスのアヒージョ
材料はブロッコリー、舞茸、ニンニク、釜揚げシラス、オリーブオイル。(唐辛子や醤油などを加えても)
オリーブオイルの中でニンニクを香りが出るまで熱し、ブロッコリー(軽く茹でておく)と舞茸を刻んで火を通してからシラスを加え、塩で味を調えるという簡単なもの。スライスして軽く焼いたバケットに載せて食べます。

シラスを入れる前の段階まで予め(前日も可)用意しておいて、食事の直前にシラスを加えて味を調えればいいので、来客用にぴったり。材料を熱していると堪らなくいい匂いがしてきます。

     

ポークアスピック
実は下記のリエットを作った際に塩加減がきつすぎたし、また白ワインでなく残っていた赤ワインで作ったので、狙いとは違う味になってしまいました。それで、新宿ベルグで評判のポークアスピック風に急遽変更することに。

追加の材料は生クリームとゼラチン。泡立てた生クリームに溶かしたゼラチンを加えて混ぜてから、下記リエットと合わせて混ぜるだけ。ベルグ風かはともかく、結構おいしくできました。クラッカーやパンに載せて。

リエット
材料は豚バラ肉の塊と玉葱、ニンニク、香辛料(タイム、ローリエ)、白ワイン。
適当な厚さに切って塩コショウし、焼き色をつけた豚肉と玉葱、ニンニク、香辛料をワインの中で2時間以上煮る。(最後は煮汁が無くなり、油で煮る感じ) 
豚肉を取り出したあとの汁を冷やして、白く固まった脂(ラード)の下に溜まった煮汁と、豚肉を合わせてプロセッサーでほぐす。(ラードは、リエットを保存する時に溶かしてリエットの上に流しておく)

高齢化の進む我が家の客人達に好まれるかどうかはともかく(^^)私の好きなタイプの料理。初めての好きなタイプの料理を作るのは楽しく、マンネリ化した生活(料理)にいい刺激になりました。(四女)
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富士見の枝垂桜

2023-04-14 09:11:47 | 日常
     

このところ数件の来客や所用で忙しく過ごしている内に桜前線が白州を通過。
我が家の桜や神宮川、蔦木宿など近隣の多くの桜が満開になるのを通りすがりに愛でるだけで物足りなさを感じていたところ、「古木しだれ桜めぐり」を目的に10日から12日まで夫の妹、弟の両夫婦の来訪がありました。

     

「古木しだれ桜めぐり」は富士見町が推す散歩コースの1つ。このコースは全長8キロ、歩いて一巡すると3時間かかるようですが、最近歩くのに杖が必要な義弟が一緒なので、MAPに沿って車で移動しました。




今回の一番の目当ては「高森観音堂」の枝垂桜。茅葺屋根の観音堂の前に咲く枝垂桜の樹齢は約300年と推定され、富士見町の天然記念物に指定されています。

訪れた11日はまさに満開(写真左上)。案内をしていて落ち着いて写真を撮る暇が無かったので、今日(13日)再度写真を撮りに行ったところ、昨日の雨のせいか、既に散り始めていました。(残り5枚。左下の写真の木の向こうには甲斐駒が(^^)v)

観音堂の近くに井伏鱒二が使っていた別荘があると聞いていたので、畑仕事をしている女性に場所を尋ねたところ、既に取り壊されてしまったけれど、何と、その方のお祖父様が井伏鱒二にその建物を貸していらしたのだとか。また、その方によると、観音堂付近で咲いている沢山の枝垂桜のすべてが観音堂の桜の実生だということでした。



MAPは歩いて廻るためのものなので、畦道などの記載もあり、義妹にナビをしっかりしてもらったにも関わらず目当ての桜には半分くらいしか行きつかなかったのですが、目当ての桜以外にもそこここにちょうど満開の桜が咲き誇り、風が殆ど無い暖かい日差しの中、楽しい桜巡りとなりました。桜前線は標高1000メートル以上を通過中です。(四女)
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義弟SYさん納骨式

2023-04-03 13:37:02 | 日常
       

昨日は、1月10日に亡くなった義弟SYさんの納骨式に、夫と二人で参加してきました。

納骨式は、井野共同墓地「樹木苑」で11時に開始ということで、9時4分東京駅発の新幹線「あさま605号」に乗車、高崎で両毛線に乗り換えて10時12分井野駅到着。

同じ電車に乗っていたET子さん夫婦共々、駅まで迎えに来てくれていたTM子ちゃんに駅前のローソン駐車場まで案内してもらい、車で来ていたKN子さんともそこで合流。しばらくおしゃべりした後、隣接する墓地に行きました。

        

SYさんの突然の死で急遽購入したという墓地は、樹木葬の形式になっていて、お墓ひとつひとつはコンパクトながら全体が明るく開けていて中々良い感じです。

お骨を納め、お花をあげた墓前で、お坊さんが読経。途中私たちも渡されたコピーを見ながら般若心経を唱和するという初体験もしました。

夫々にお線香を上げて、お坊さんの読経が終わる頃には、冷たかった曇り空が青空に変わり、暖かい日差しも出て、「皆さんの気持ちが伝わって仏さまが喜んでいる証です」というお坊さんの言葉にも説得力がありました。

       

納骨式を終えた後は、KN子さんの車とタクシー一台に分乗して、「木曽路・高崎店」へ。お店の二階入り口に飾られた桜が美しい!


夫の献杯の掛け声で会食開始。

        

        

お料理は、先付、前菜、お造り、煮物、焼物、茶碗蒸し、揚物、留鉢、御飯、汁物、香の物、デザートのコース。どれも美味しくボリュームがあって、他の皆さんがソフトドリンクしか飲まない中、夫と私はお酒も美味しく飲ませていただきました(^^;。

1月の葬儀、3月のアメリカから来たTS子さん家族の歓迎会に続く今回の集まりで、今まで以上に親しみが増し、四十九日を無事に終えたKN子さん家族の安ど感も伝わって、暖かく楽しい雰囲気の中、SYさんの若いころの思い出話や、私たち自身や夫々の家族の近況、健康状態等など、おおいに話が弾みました。

会食を終えて、ET子さん夫婦と一緒にタクシーで高崎駅に向かう途中は、ET子さんから「ここは昔何々があったところ、、、」などの説明を聞いて、そういえば夫の実家に行く時何度も見たな~と当時の光景が蘇り、懐かしさがこみ上げました。

高崎駅でET子さん夫婦と別れて、私たちは14時16分発の「あさま618号」で東京へ。新幹線は立っている人がでるほどの超満員でしたが、私たちはバラバラながら何とか座ることができました。

高崎駅では、券売機で特急券を買うつもりだったのに間違えて乗車券付き特急券を買ってしまうなど、若干トラブルもありましたが、それも東京駅の新幹線出口の精算所で無事返金してもらえて何とか解決。無事?我が家にたどり着きました。

KN子さん、ET子さん、皆さん、昨日はお疲れ様でした。有難うございました。
これからもお互い健康に気を付けて、また元気にお会いしましょう。(三女)
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