昨日は、地域自治会主催の「新春地域交流音楽会:《うた》のコンサート」に、夫と一緒に参加しました。
会場は東工大デジタルホールという280名が入れるホールで、少し春めいた東工大のキャンパスに、開場の2時半前から地元の人たちが続々と集まり始めていました。
出演者は「うたの贈り物」という声楽アンサンブルで、2013年に大田文化振興協会主催「アプリコみんなの音楽祭」のために結成された4人の若手グループ、伴奏は圓谷俊貴さんという若手のチェンバリスト/ピアニストです。
プログラムは、まず、
・ヴィヴァルディ 四季より「春」~日本叙情歌「花」
の合唱から始まって、
・バッハ アヴェマリア (ソプラノ)
・ヘンデル オンブラ・マイ・フ (メゾソプラノ)
・さくらさくら (テノール)
・千の風になって (バリトン)
と各パートの特徴の紹介を兼ねたソロの歌。
次に「楽器紹介」でチェンバロの詳しい紹介とピアノとの比較を説明後、音色の違いが分かるように、
・バッハ イタリア協奏曲第一楽章(チェンバロ)
・ショパン エオリアン・ハープ(ピアノ)
で弾き比べてくれました。
チェンバロはこれまでにもバロック系の歌の伴奏として何回か聴く機会がありましたが、こうやって比べて聴くとチェンバロにも様々な表情があることが分かり、また、チェンバロ、ピアノ夫々の魅力が一層際立って感じられました。
その後、・ヘンデルのハレルヤの合唱で10分間の休憩。
後半は、
・J.シュトラウス 美しく青きドナウの合唱の後、
「皆で歌いましょう!」ということで、地域の大人と子供の合唱団も前に出て、
・ふるさと
・手のひらを太陽に
を合唱。客席にも参加を求めたので、私も思い切り声を出して歌いました。
再び声楽アンサンブルの4人に戻って
・上を向いて歩こう
・愛燦々
・遠い日の歌
・大地賛歌
の合唱。
そしてアンコールは再び舞台と会場が一体になって、「花は咲く」を大合唱して幕となりました。
和気藹々とした雰囲気の中、皆のよく知っている沢山の名曲を美しい歌と演奏で聞かせてもらい、時に声を合わせて自分達も歌って、スッキリ爽やか。温かく豊かな気持ちに包まれて会場を後にしました。
この会の実現に尽力して下さった世話役さんたちに感謝です。来年も是非やってくださいね~!(三女)