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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「てきない」

2025-02-09 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「てきねー・てきない」  信州弁 長野県 中信 方言
 
「てきねー・てきない」は「だるい」や「つかれる」や「くたびれる」や「疲労をかんじている」の意。
 
例文1
てきなくて いけねー」=「だるくていけないです」
「はたらきすぎて てきない よ」=「働き過ぎて疲労を感じているのですよ」
てきねー ときゃー はやく ねる が いちばん だじ」=「疲れた時ははやく寝るのが一番ですよ」
どした 。 てきねー よーな かっこ して あるいて いる が」=「どうしましたか。 くたびれたようなかっこをして歩いていますが」
「のらしごと しすぎた だか なんだか てきなくて しょーねー よ」=「野良仕事をし過ぎたのかなんだかだるくて仕方がないのですよ」
てきねー ずらで そこで すこし やすんで ましょ。 のこった しごと は おらー が やっとく 」=「くたびれただろうからそこで少し休んでいてください。 残った仕事は俺がやっておくから」
 
例文2
※豊臣秀吉と徳川家康は幼馴染と言う仮定での会話
 豊臣秀吉 「いえちゃ こんやのみにいかねー かい。」 
 徳川家康 「ひでちゃ きょうはいちんちじゅうのらしごとやってた てきねーだいね
       おらーはのみにいかなんで はやくふろはいってねるわい。」
 豊臣秀吉 「ほーかいじゃーおれものみにいくのやめとくわ。」
例文2の標準語(?)訳
 豊臣秀吉 「徳川家康さん 今夜呑みに行かないですか(行きませんか)。」
 徳川家康 「豊臣秀吉さん 今日は一日中農作業をしていましたので 疲れているのですよ。
       私は呑みには行かず 早くお風呂へ入って寝ますよ。」
 豊臣秀吉 「そうですか。 それでは私も呑みに行くのをやめておきます。」
 
 
 
 

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