松本市の伝統を感じる建造物等 「ハニフ1」号
「ハニフ1」号は甲武鉄道が1904年に「ハ9」号として製造した電車で、甲武鉄道は後に国に買収されましたが、「ハ9」号はそのまま使われ続けていたそうです。
その後、信濃鉄道(現在のJR大糸線)に払い下げられ、更にその後「筑摩電鉄(現在のアルピコ交通株式会社)」が買い取り「ハニフ1」として同電鉄の上高地線で1922年から1948年まで営業運行していました。
「ハニフ1」号は廃車となるはずでしたが、時の松本電鉄5代目社長滝沢知足氏が廃車中止を決定し、以降、新村駅の車庫で保管されてきました。
この「ハニフ1」号は、2007年10月14日にさいたま市に開館した鉄道博物館に寄贈され、展示されています。
鉄道博物館の収蔵品の中で5番目に古いものだということです。
≪ハニフ1号の概要≫
車体は車輪やバネなど一部を除いて木製。
4輪。
屋根の上に架線から電気を受けるポールが2本。
連結せずに1車両で動いて客を乗せた。
専用軌道を走る現存の電車では日本最古。
全長10メートル、重さ7.1トン。
車内は天窓があって明るい。
「ハニフ1」号に書かれていた文字とプレート
「ハニフ1」号の内部
「ハニフ1」号の床下
「ハニフ1」号は甲武鉄道が1904年に「ハ9」号として製造した電車で、甲武鉄道は後に国に買収されましたが、「ハ9」号はそのまま使われ続けていたそうです。
その後、信濃鉄道(現在のJR大糸線)に払い下げられ、更にその後「筑摩電鉄(現在のアルピコ交通株式会社)」が買い取り「ハニフ1」として同電鉄の上高地線で1922年から1948年まで営業運行していました。
「ハニフ1」号は廃車となるはずでしたが、時の松本電鉄5代目社長滝沢知足氏が廃車中止を決定し、以降、新村駅の車庫で保管されてきました。
この「ハニフ1」号は、2007年10月14日にさいたま市に開館した鉄道博物館に寄贈され、展示されています。
鉄道博物館の収蔵品の中で5番目に古いものだということです。
≪ハニフ1号の概要≫
車体は車輪やバネなど一部を除いて木製。
4輪。
屋根の上に架線から電気を受けるポールが2本。
連結せずに1車両で動いて客を乗せた。
専用軌道を走る現存の電車では日本最古。
全長10メートル、重さ7.1トン。
車内は天窓があって明るい。
「ハニフ1」号に書かれていた文字とプレート
「ハニフ1」号の内部
「ハニフ1」号の床下