朝陽を浴びながら風にそよぐ麦です。
芒が輝いていました。
麦が黄金色に輝く季節になりました。
まだ少し青いものもありますが、間もなく刈り取り作業になりそうです。
幼少の頃は、この麦の刈り取りが終わってから、田植えをした記憶があります。
今は稲の転作作物としての麦ですが、昔は稲の裏作作物としての地位がありました。
私の単純な頭の発想ですと、麦畑には「ヒバリ」という事になります。
昔はこの麦畑にヒバリが巣を作り、子育てをしていたのですが、今の麦畑でヒバリの鳴き声を聞く事はありません。
ヒバリにとっては住みにくい松本市になってしまったようです。
長野県のデータを見てみますと、昭和40年には46000トン、平成21年には9700トンの麦の生産があったようです。
大幅に収穫量が減っていますが、稲の裏作作物として栽培されなくなった事が原因なのかもしれません。