園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

春爛漫

2010-05-09 20:31:05 | 日記
園長です。
 今年になって初めて春らしい日曜日を過ごしました。ゴールデンウイークは仙台から大型台風がやってきて忙しくもにぎやかな日を過ごしましたが、どっと疲れが溜まりました。今日はその疲れを癒すために渓流釣りに行ってきました。無芸大食、趣味多数、ひとつもものになった趣味はありませんが、唯一家計の足しになると思われるのが、この釣りと山菜採り、キノコ採りです。海はまだ早いので、思い切って早起きし、いつもの「安比川」へ行きました。高速で安代まで飛ばし、赤坂田の駅前で「釣り券」を購入しました。日釣り券は700円です。私はルールを守る人なので、ちゃんと釣り券は購入します。渓流釣りを始めたころは午前3時とか4時に起きて、まだ暗いうちから竿を振っていたので、釣り券を売る店も開いていません。ついついズルを決め込んだ時もありました。ただ、そんな時はあまり釣れないことが多いのです。心にやましいことがあると、釣果にも影響が出ます。最近は朝早く起きれないことも多く、ちゃんと店が開いてから出掛けることが多くなりました。今日は朝8時30分ころから釣り始め、なんと岩魚7匹、ヤマメ14匹、計21匹の釣果がありました。ほとんどが18~20センチくらい。一番大きいのが27センチの岩魚。久々の大量でした。買っていった「ミミズのりんたろう」は途中で落とし、現地調達の川虫で釣りました。これが大正解。「ヒラタ」という蜻蛉の幼虫が一番でした。冷たい渓流の中ではぐくまれた川虫は水の中でも勢いよく石の裏で走り回っていました。岩魚もヤマメもいつも食べている虫なので警戒感を怠ったようです。小さいものは釣っては放し、食いが浅くばらしたものも多かったのですが、それでも21匹は大したものです。自分で言うのもなんですが「プロみたい」と思ったほどでした。久しぶりだったので右腕が痛くなったので午後2時には納竿しました。気分が良かったのと疲れを癒すために安代町にある「新安比温泉」に寄りました。ここの温泉は強食塩泉で世界でも有数の「薬効」がある温泉で有名です。大浴場は石灰質の養分が溢れて、セメントのように凝固しています。鉄分が多いので赤く、濁った色をしています。ちょっとだけなめてみると「すごくしょっぱい」味がしました。これで玉子を茹でたらきっとおいしい茹で卵が出来ると思いました。入浴料金は昨年から700円になりましたが、一度は訪れて欲しい温泉のひとつだと思います。じっくり汗をかいて、山桜が満開の高速道路を帰路につきました。新緑が輝く中に鮮やかなピンクの桜、白のこぶし、紫のモクレンが咲き誇り、北国の春を満喫できました。夕食のメインは餃子でしたが、岩魚とヤマメの塩焼き、タラの芽の酢味噌和えもひっそりと控えめに食卓に並んでいました。一年ぶりの岩魚の塩焼きは春の味がしました。年長組のお泊り保育には「岩魚、ニジマスの塩焼き」を作ります。私の趣味と実益をこども達に披露できるたった一つの有意義な趣味なのです。
コメント
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