園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

やませ

2010-05-23 21:13:53 | 日記
園長です。
 土曜日は「親子バス遠足」でした。おいらせ町の「下田公園」まで行ってきました。この公園は秋になるとハクチョウやガンが北から渡って来て、越冬することで有名です。昨年は鳥インフルエンザの予防で、「餌付け」が禁止になり、ハクチョウの数も大激減したということです。保育園から40分くらいで行けるのですが、保護者からの話によると、あまり知らなかったようです。近いところにもいい場所がたくさんあるのいです。初めてきたという保護者は「初めて来たのですが、とてもいいところですね。」という言葉をいただきました。この日は天気は良かったものの、着いてすぐに「やませ」(東風)が吹き荒れ、お日様が出ている割には、冷蔵庫の吹き出し口の近くにいるような寒さでした。太平洋からの「やませ」はこの時期の八戸には当たり前のように吹き荒れますが、せっかくの遠足が寒さのために楽しさが半減してしまいます。それでもこども達は、親と一緒に遊べる事で大喜びでした。職員も普段あまり話が出来ない保護者とじっくり話が出来る時間があるので、お互い良い時間になったようでした。帰るころには「やませ」も収まり、暖かい気温になりましたが、外で震えるほどの気温は体力の消耗が激しく、午後はとても眠い時間帯になってしまいました。
 今日は、根城地区の小学校のほとんどが「運動会」を行いました。天気は曇りでしたが、「やませ」が強く、こども達も震えながらの競技が続きました。私は2か所の小学校を回りましたが、せっかく「お茶」や「コーヒー」をいただいても、直ぐに冷めて、トイレが近くなってしまいました。来賓の方々も口々に「寒い」を連発していました。そんな中でも小学生たちは裸足と短パンで競技を頑張っていました。午前中の最後には「組み体操」は披露され、寒さのために肩をすくませ、震えながらの「ピラミッド」の完成は保護者からも来賓からも大きな拍手が沸き起こりました。せめて16度くらいの気温で「やませ」でなければ最高の運動会になったことでしょう。今年新1年制になった卒園児たちも一生懸命競技に参加し楽しんでいたようです。大きな声で「頑張れ」というと、はにかんだような笑顔を返してくれ、小学校でも成長を感じさてくれました。長坂の職員も6名ほど応援に駆けつけてくれ、こども達や保護者と情報交換をしていました。幼保小連携はお互いの理解を深めることから始まります。我が保育園は準備が整っているようです。この調子で連携を次の段階につなげたいと思います。それにしても寒い2日間でした。明日からは雨が続くようです。それに比べたらまだ「やませ」のほうがましかな・・。昨日、野辺地から参加してくれた園児のお爺さんいわく「この気候だと、畑作りが心配だなあ。」・・。大丈夫保育園の畑は、少しくらいの「やませ」では、びくともしません。だって熱い心のこども達がたくさんいるんですから・・・。職員の心はもっと熱いかも。だから心配ありません。時々様子を見に来てください。それだけで十分です。愛情という肥しがたっぷりかかっていますから。
コメント
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