園長です。
今日は日曜日。最近は本来の仕事も雑用もとても忙しく、おまけに自分の力だけではどうにもならないことが多く、少し落ち込み状態でした。だからゆっくり体と心を休めようと思っていたのですが、本日の「暑さ」に、妻が「どこか涼しいところに連れてって。」とい一言で、ドライブがてらの温泉へ行くことになりました。トイレの中で汗を流しながら、「東北の温泉」というガイドブックをひもとき、その中から、以前から行ってみたいと思っていた八幡平の雲海が見える露天風呂で有名な「藤七温泉 彩雲荘」に決めました。何年か前、ゴールデンウイークに雪の回廊を見ながら行った時は、「満員で入れません。」と断られたことがありました。今回はお盆も過ぎたし、大丈夫だろうと甘い期待を込めて、無料化になった八戸自動車を八幡平を目指して進みました。松尾八幡平まで八戸から350円でした。気温は30度を少し超えていましたが、風があったので比較的快適でした。でも途中で寄ったドライブインはエアコンも聞いてなく、汗を流しながらの昼食でした。12時を過ぎたあたりに八幡平のアスピーテラインに入り、頂上を目指します。途中、チャリンコ部隊の高校生達の集団にいたるところで出会いました。この暑い中をふらふらしながら自転車をこいでいる脇をブーッという感じで追い越し、心の中で「頑張れ」と応援していました。最近は辛いことやいやなことを進んで行なう若者が少なくなりましたが、この学生たちはきっと我慢強い人間に育つことだと思いました。若い時こそ苦しいことを体験してほしいと思います。下界は気温が30度もありましたが、頂上に近づくにつれ気温が低くなり、霧も出てきました。頂上付近の気温は18度。まるで冷蔵庫のドアに思いっきり顔を突っ込んだような気持ちのよさでした。ガスのために視界が約10メートルしかありません。おかげで頂上で「樹海ライン」に曲がるところを迷ってしまう羽目になりました。
やっと着いた「藤七温泉」は、素晴らしいところでした。標高1,400メートルで「東北では一番高所に位置する温泉」だということでした。硫黄で乳白色に濁っていました。受付で男女別か混浴を聞かれて、妻は「男女別の温泉」へ、私は、迷わず「混浴」を選びました。脱衣場の奥がとりあえず屋内の10畳くらいの湯船があり、ドアを開けると、外に5~6くらいの露天風呂があり、ほとんど男がおもいおもい入っていました。私はガイドブックで見た通り、その中でも一番高い位置にある露天風呂へ入りました。眼下を見下ろす高さからの露天ぶろは最高でした。底から温泉がごぼごぼ湧き出し、隣の沢から冷水が注ぎ込まれ、ちょうどよい温度になっていました。外は18度しかないので肌寒いくらいですが、少し熱めのお湯はとても体を癒してくれました。久々の本格的な温泉に入り、ここ2週間くらいの悩み事を忘れるには最高のお湯でした。この露天ぶろは樹海ラインのすぐ横にあるので、道路からは丸見えですが、誰も気にしている様子はありません。それだけ景色とお湯が素晴らしく、恥ずかしい気持ちまではいかないようです。ここには露天風呂の原点があるように思いました。それにしても地底から直接湧き出した原泉の上に板を渡しただけの湯船、そしてそこからごぼごぼと音とあぶくを吹き出す様は迫力があり、「これぞ温泉」という気持ちになりました。高速料金350円で極楽のような温泉を味わえる、これぞ秘境・・・。また行きたい温泉です。
今日は日曜日。最近は本来の仕事も雑用もとても忙しく、おまけに自分の力だけではどうにもならないことが多く、少し落ち込み状態でした。だからゆっくり体と心を休めようと思っていたのですが、本日の「暑さ」に、妻が「どこか涼しいところに連れてって。」とい一言で、ドライブがてらの温泉へ行くことになりました。トイレの中で汗を流しながら、「東北の温泉」というガイドブックをひもとき、その中から、以前から行ってみたいと思っていた八幡平の雲海が見える露天風呂で有名な「藤七温泉 彩雲荘」に決めました。何年か前、ゴールデンウイークに雪の回廊を見ながら行った時は、「満員で入れません。」と断られたことがありました。今回はお盆も過ぎたし、大丈夫だろうと甘い期待を込めて、無料化になった八戸自動車を八幡平を目指して進みました。松尾八幡平まで八戸から350円でした。気温は30度を少し超えていましたが、風があったので比較的快適でした。でも途中で寄ったドライブインはエアコンも聞いてなく、汗を流しながらの昼食でした。12時を過ぎたあたりに八幡平のアスピーテラインに入り、頂上を目指します。途中、チャリンコ部隊の高校生達の集団にいたるところで出会いました。この暑い中をふらふらしながら自転車をこいでいる脇をブーッという感じで追い越し、心の中で「頑張れ」と応援していました。最近は辛いことやいやなことを進んで行なう若者が少なくなりましたが、この学生たちはきっと我慢強い人間に育つことだと思いました。若い時こそ苦しいことを体験してほしいと思います。下界は気温が30度もありましたが、頂上に近づくにつれ気温が低くなり、霧も出てきました。頂上付近の気温は18度。まるで冷蔵庫のドアに思いっきり顔を突っ込んだような気持ちのよさでした。ガスのために視界が約10メートルしかありません。おかげで頂上で「樹海ライン」に曲がるところを迷ってしまう羽目になりました。
やっと着いた「藤七温泉」は、素晴らしいところでした。標高1,400メートルで「東北では一番高所に位置する温泉」だということでした。硫黄で乳白色に濁っていました。受付で男女別か混浴を聞かれて、妻は「男女別の温泉」へ、私は、迷わず「混浴」を選びました。脱衣場の奥がとりあえず屋内の10畳くらいの湯船があり、ドアを開けると、外に5~6くらいの露天風呂があり、ほとんど男がおもいおもい入っていました。私はガイドブックで見た通り、その中でも一番高い位置にある露天風呂へ入りました。眼下を見下ろす高さからの露天ぶろは最高でした。底から温泉がごぼごぼ湧き出し、隣の沢から冷水が注ぎ込まれ、ちょうどよい温度になっていました。外は18度しかないので肌寒いくらいですが、少し熱めのお湯はとても体を癒してくれました。久々の本格的な温泉に入り、ここ2週間くらいの悩み事を忘れるには最高のお湯でした。この露天ぶろは樹海ラインのすぐ横にあるので、道路からは丸見えですが、誰も気にしている様子はありません。それだけ景色とお湯が素晴らしく、恥ずかしい気持ちまではいかないようです。ここには露天風呂の原点があるように思いました。それにしても地底から直接湧き出した原泉の上に板を渡しただけの湯船、そしてそこからごぼごぼと音とあぶくを吹き出す様は迫力があり、「これぞ温泉」という気持ちになりました。高速料金350円で極楽のような温泉を味わえる、これぞ秘境・・・。また行きたい温泉です。