園長です。
ここ2~3日は、寒波と暖気が交互にやってきています。今日は寒波の日でした。私が住んでいるところは、八戸市内でも山側のほうです。市街地よりは少しだけ雪が多く降ります。気温も少し低めなようです。この辺りは、水曜日は「資源ごみ」の日になっているので、缶ビールの空きかんとか空になった一升瓶とかビニール袋に入れてゴミ収集場所に持っていくのですが、今まで見たことのない風景を見てしまいました。我が家の前の道路から渋滞になっていたのです。寒さのために少し降った雪が路上で凍り、スリップする車があちこちでトラブルを起こしていたのです。我が家から保育園までいつもなら3分もかからない距離なのですが今日は15分もかかってしまいました。登りの自動車がスリップで止まり、下りの車がブレーキで横滑りし、塀にぶつかり、あちこちでトラブルが発生していたのです。止まった車の中では自暴自棄になったドライバーが窓を開けて煙草を吸って気分を落ちつけていました。アイスバーンの道路は怖いのです。
さて、そんな寒い日でしたが、保育園では保育雑誌の取材班・・・と言っても2人ですが、長坂保育園の元気な子どもたちを取材していきました。多分東京から朝一番の「はやぶさ」で来たのでしょう、午前9時前には保育園に着きました。玄関で長坂保育園の「あいさつ運動」の様子を取材したのをはじめ、午後1時まで子どもたちの保育の様子、給食の様子、異年齢での生活の様子をカメラに収めていきました。途中、散歩に同行した二人でしたが、八戸の雪は「空からではなく地面から湧き上がってくる。」と驚いていました。今日は風が強く「地吹雪」の体験模したようです。氷点下6度の中で取材したとのことで、帰ってから熱いお茶を両手で握りしめて暖をとっていました。北国の冬の厳しさを身を持って感じていただいたようです。それにしてもライターの方は、我が園のホームページをしっかり確認してきたようで、私より我が園のことを良く知っていました。恐るべし取材班。少し語りすぎたかなあ、と反省もしていますが、久しぶりに「保育」を語ったような気がします。これから制度がいくら変わろうが、私たちの取り組んでいる「異年齢児保育」は、絶対必要なのだと再確認できた取材でした。今度はもう少し暖かくなり、サッカーボールを蹴っている子どもたちの取材もしてほしいと思います。ありがとうございました。
八戸は、今、一年で一番寒い時期を迎えています。例年は近くを流れる「馬淵川」も凍るのですが今年はいったん凍ったこののすぐ解けてしまいました。一日交替で寒波が襲ってくるので川が凍るまでには至らないようです。明日の予報は最高気温8度まで上がるようで、今日の真冬日だけでは凍らなかったようです。今度は2月1日に寒波が来るようですが、これからは「三寒四温」の季節。何回も繰り返しながら徐々に春に近づいていきます。春とともに仕事の山も押し寄せてきそうです。優先順位を決めて段取り良く片づけていきたいと思います。その前に卒園のしおりと連合会の機関誌に載せる原稿を書かなくては・・・・。私の心の春はいつ巡ってくるのでしょう。こんなブログを書く暇があったらそちらを優先しろって・・・ごもっともなご意見だと思います。わかっちゃいるけど・・・止められない・・・・のです。