園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

新幼保連携型認定こども園5

2014-06-05 14:07:20 | 日記

園長です。

 悩ましい判断が迫られています・・・と書いたら、本当に悩みが深くなりました。まして、今日の朝のニュースで、「3歳以上児の保育料無料化」「5歳児からの義務教育化」など私たちの生活の基盤を揺るがすような大胆な提言がなされました。これから少子化が続くと小学校へ入学する子ども達が減り、先生方が過剰になる。一方、女性の就労が増えれば子ども園や保育園利用の子どもが多くなり、保育士が不足になる。そこで5歳児の義務教育化・・・・。そのための露払いとして「幼保連携型の認定こども園」奨励・・・。うがった見方かもしれませんが、全くの的外れではないような気がします。

 何度も言いますが、私たち保育園関係者は、「教育」もしっかりしているんです。法律で規定されていなくてもしているんです。国の役人は「言葉遊び」みたいに保育と教育の定義を言いますが、もっと現実を見て欲しいと思います。そして、学校教育とは違う「幼児教育」にも目を向けて欲しいと思います。子どもたちが人間として生きていく意欲や態度は教室の机の中からは生まれません。環境を整え、いろんな体験の中から、子どもは人間として成長する術を学んでいきます。学校教育はそれからでも遅くないと思います。ドイツでは「入学の落第」(小学校へ入学する時期を1年遅らせる。)制度があるそうです。幼児期に必要なことをしっかり身につけさせてから小学校にいれると言うことだそうです。日本では、なんでも早期教育、早熟を目指しますが、誰のための教育なのでしょうか。子ども時代には、もっとおおらかに遊びをさせてあげる方が良いと思います。幼稚園の教育要領にも「環境を整え遊びを中心とした保育を行う」と書かれています。子どもたちが少なくなると大事に大事に育てられる子ども達ですが、もう少し距離をおいた子育ても必要なのではないでしょうか。

 難しいことを考えたら、頭がいたくなりました。今朝のニュースは「少子化の中の教育の行方」を占う意味で、考えさせられる問題提起でした。それに女性の合計特殊出生率が2年連続で上昇したというニュースもついでにありましたが、1.46じゃ、全く話になりません。それでも少しだけでも解消されたことに、日本人としての危機感をあることがわかりました。この際、2040年の推計が全く間違いでしたと、いわれるくらい子どもが生まれれば面白いですね。まあ、希望を捨てないように一縷の望みにかけて診たいと思います。私たちがもう少し若かったら・・・なんてね。

コメント
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